【発売即重版】近藤康太郎著『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』特設サイトをオープン
朝日新聞の名文記者が35年間、書き続けてこられた秘密は「その読書法」にあった。
◎『百冊で耕す』『三行で撃つ』特設サイト
https://cccmhbooks.wixsite.com/book02
目次や試し読みを公開しています。
■「書く」プロは、「読む」プロだ:プロの読み方を11のテーマで解説する『百冊で耕す』
巷に存在する、あまたの読書法。そのロジックを理解すれば、より深く読める――
◎速読/遅読 ◎批判する/憑依される ◎偏食選書/健康選書 ◎かんたん書物/難解書物 ◎抜き書き/暗唱 他
読書なんて人それぞれ。が、どうせ読むなら本を血肉にし、明日の糧にし、善く生きたい。そうした読者の一助となるノウハウを伝える。
目指すのは百冊読書家だ。ただし注意が必要なのは、「本は百冊読めばいい」ではない、ということだ。自分にとってのカノン(正典)百冊を、自力で選び、深く読み、そして最終的にはその百冊さえも必要なくなるほど、己の一部にする。『百冊で耕す』は、そのための方法論を11のテーマで解説していく。
各テーマは「速読/遅読」など、対立する二律背反で構成されている。速読か、遅読か? ではない。速読も、遅読も。そうした多様な読み方ができれば、本と共に生きていける。そのためのコツ、ロジックを一緒に考えていく。
■読書とは人を愛するレッスンだ
また、同時に、本書は「読むという行為について考え抜くことで、新しい己を知る」思想書でもある。読書のご利益とは、結局、何なのか? なぜ、わたしたちは読むのか? 勉強とは? 孤独とは? 愛とは? 幸せとは? 生きるとは? 読むほどに、自分が鍛えられ、豊かになる。その果てに、他者を、世界を愛し、変わった自分を発見する。
わたしにしか、見えない問いが、世界を変える——
読書とは、問いを獲得するための冒険だ。
終着駅ではない。始発駅に立つために、本は読む。
■著者:近藤康太郎(こんどう・こうたろう)
朝日新聞編集委員・天草支局長/作家 1963年、東京・渋谷生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、1987年、朝日新聞社入社。川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局を経て、2021年から現職。新聞紙面では、コラム「多事奏論」「アロハで猟師してみました」を担当する。
著書に、『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)、『アロハで田植え、はじめました』『アロハで猟師、はじめました』(共に河出書房新社。前著は『おいしい資本主義』を文庫化 ※近日刊行)、『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』(講談社)他、多数。
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