総合交通アプリ「Pass Case」に観光施設等の認証機能を追加
~1枚のカードで“交通機関の乗車と観光施設等の入場”が可能に~
三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 CEO:大西 幸彦、以下:「三井住友カード」)は、2025年7月23日(水)より、総合交通アプリ「Pass Case(パスケース)」に観光施設等の認証機能を追加します。

「Pass Case」では現在、交通事業者が提供する、特定の運送条件(エリア、列車、経路等)を基にお得かつ便利に移動できる企画券を取り扱っております。企画券を購入したお客さまは、「Pass Case」に登録したタッチ決済対応のカードを改札等の専用端末へかざすだけでそのまま乗車いただくことが可能です。
今回新たに追加する観光施設等の認証機能では、対象の観光施設等に設置された専用端末にタッチ決済対応のカードをかざすことで、カードを入場券として認証することができます。これにより、1枚のカードで「交通機関の乗車」と「観光施設等の入場」が可能となる新たな企画券の販売を実現します。
従来、お客さまは乗車券と施設の入場券をそれぞれ購入し、紙・スマートフォン等のチケットを利用する必要がありましたが、本機能を活用した企画券をご利用いただくと、1枚のカードで移動から観光までをよりシームレスにお楽しみいただけます。また、施設側にとっても、券売機・窓口でのチケット販売や、入場時のチケット確認が不要となり、業務効率が向上します。

■総合交通アプリ「Pass Case」について

■『北九州周遊パス~タッチKyushu~』販売開始について
一般社団法人九州観光機構は、交通機関と観光施設がセットになった定額の『北九州周遊パス~タッチKyushu~』の販売を始めます。「Pass Case」では、同日より本企画券の取り扱いを開始します。
観光施設等の認証機能を活用した企画券の第1弾であり、カード1枚で九州旅客鉄道(JR九州)の鹿児島本線の八幡駅から門司港駅間の交通乗車(普通・快速列車のみ乗車可)、及び小倉城等北九州市内の13の対象施設へ何度でも入場いただけます。


▲観光施設例:小倉城

▲施設専用認証端末イメージ画像
■タッチ決済について
タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用いただける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進む等、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するかサインによる本人確認が必要となります。

■stera transit について
決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」等、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。

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