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【国立科学博物館】企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」開催のお知らせ

文化庁

国立科学博物館(館長:篠田 謙一)は、2024(令和6)年3月12日(火)から6月16日(日)までの期間、下記のとおり、企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」を開催いたします。
【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2024/03marineinvertebrates/

企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」ポスター企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」ポスター


 海には”背骨を持たない”動物(無脊椎動物)の多様な世界が広がっています。しかし、これまでこれらの動物は、一般的な認知度が低く、中心的に紹介されることもありませんでした。そこで本展では、興味深い形態や生態、そして、人の暮らしとの関わり合いなどの紹介を通して、これら海生無脊椎動物の多様な世界の魅力に迫ります。

  • 開催概要

企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」

【開催場所】国立科学博物館(東京・上野公園) 日本館1階企画展示室および中央ホール
【開催期間】2024(令和6)年3月12日(火)~6月16日(日)
【開館時間】9時~17時 ※入館は閉館時刻の30分前まで
【休 館 日】月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※ただし3月25日(月)、4月1日(月)・30日(火)、6月10日(月)は開館
※休館日等は変更となることがあります
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)、高校生以下および65歳以上:無料
※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます
※団体は20名以上
※入館方法の詳細等については、当館ホームページをご覧ください
https://www.kahaku.go.jp/
【主  催】国立科学博物館
【特別賛助協力】船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」
【特別協力】公益財団法人水産無脊椎動物研究所
【協  力】東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所、長崎大学薬学部、

      ミュージアムパーク茨城県自然博物館


  • 展示紹介

第1章 多様な動物の世界

現世の動物(後生動物)は34の門に分類されています。このなかには、身近な動物に加えて、微小なのに非常に複雑な形態をした動物や、臓器が何も無い動物、さらには「動かない動物」など私たちの想像を超える不思議な動物がたくさんいます。そんな動物の不思議で多様な世界を、進化の道筋(=系統樹)とともに紹介します。

節足動物門タカアシガニ(所蔵:国立科学博物館)節足動物門タカアシガニ(所蔵:国立科学博物館)

珍無腸形動物門ニッポンチンウズムシ(写真:国立科学博物館)珍無腸形動物門ニッポンチンウズムシ(写真:国立科学博物館)

第2章 不思議な海生無脊椎動物の形や生態

無脊椎動物とされる動物33門のうち、海にすむ種がいるのは31門になります。その中の18門は、属する種がすべて海で生活しています。つまり、生命誕生の場でもある海は、多様な動物門が出現することのできた環境なのでしょう。ここでは、陸上では見ることができない海にすむ多様な無脊椎動物の興味深い世界をのぞいてみることにします。

刺胞動物門ベニウミトサカ(写真:今原幸光)刺胞動物門ベニウミトサカ(写真:今原幸光)

軟体動物門アオウミウシ(写真:国立科学博物館)軟体動物門アオウミウシ(写真:国立科学博物館)

胴甲動物門シワコウラムシ科の1種(写真:藤本心太)胴甲動物門シワコウラムシ科の1種(写真:藤本心太)

有櫛動物門シンカイウリクラゲ(写真:小松真弓)有櫛動物門シンカイウリクラゲ(写真:小松真弓)

第3章 人とのかかわり

一般的にはあまり認識されていませんが、人の暮らしにも多くの海生無脊椎動物が関わっています。あるものは食料として、あるものは宝石として、あるものは日用品として、人に利用されています。一方で、寄生虫や食材の汚損生物、侵略的な外来生物として、人の暮らしに悪影響を与えるものも知られています。

腕足動物門ミドリシャミセンガイ(写真:国立科学博物館)腕足動物門ミドリシャミセンガイ(写真:国立科学博物館)

軟体動物門ムラサキイガイ(所蔵:国立科学博物館)軟体動物門ムラサキイガイ(所蔵:国立科学博物館)

第4章 海生無脊椎動物を理解する意義

本展では、海には”背骨を持たない”動物(無脊椎動物)の多様な世界が広がっていることをいくつかの窓を通してのぞいてみました。その締めくくりとして、海生無脊椎動物にも絶滅に瀕している種がいること、博物館の標本の存在意義、そして研究の現状について紹介します。                                 


  • 本展監修者

動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ 研究主幹

並河 洋(なみかわ ひろし) 

専門はヒドロ虫類の生物学。一見動物らしからぬ姿かたちの群体動物の不思議さに興味を持ち、特に刺胞動物のヒドロ虫類を対象に分類や発生、生態について研究しています。群体動物の世界はなかなか奥が深いです。この企画展をとおして群体動物にすこしでも興味を持って頂ければありがたいと思っています。









動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ 研究主幹

小松 浩典(こまつ ひろのり) 

専門分野は甲殻類(主にカニ類)の分類学。海の無脊椎動物はどこにどのような生物がいて、どのような生活を送っているのか、まだまだ謎だらけです。たくさん新種記載をしたいという野望をお持ちの方は、ぜひ無脊椎動物学の門を叩いてみて下さい。大歓迎します!まずは手始めに磯観察から始めましょう。きっとお気に入りの動物が見つかるはずです。






動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

中江 雅典(なかえ まさのり) 

専門分野は魚類の形態学。「魚類はあらゆる水域に適応している多様な動物だ」と講演などで話をしていますが、やはり動物界は広いですね。本展示にて海の無脊椎動物の圧倒的多様性の一端に触れていただけたのでしたら幸いです。食材コーナーでは、何種の動物を食べた経験がありましたか?私はユムシ以外経験アリです。

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業種
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本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月
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