【阿南高専】開発中の小型フェムト秒レーザー加工機を機械要素技術展に出展

独立行政法人国立高等専門学校機構

小型フェムト秒レーザー加工機(マイクロ生産セルコンセプトモデル)

 阿南工業高等専門学校(徳島県阿南市 校長:大和田 恭子 以下「阿南高専」)は、フェムト秒レーザー加工機の小型化を目指した研究開発を進めており、機械要素技術展(令和8年7月1日(水)~3日(金)、東京ビッグサイト)において、開発中の小型フェムト秒レーザー加工機を展示するとともに、マイクロ生産セルの構想を紹介しました。

実施概要

 阿南高専では、新規光関連技術により徳島県内における光関連産業の生産額や雇用者数の増加を目指す、内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業展開枠」(次世代“光”創出・応用による産業振興・若者雇用創出計画)において、「微細レーザー加工システム開発」に取り組んでいます。微細レーザー加工は、フェムト秒の超短パルスレーザーを用いることで、加工対象への熱影響を最小限に抑えながら、ナノからマイクロメートルオーダーの超微細加工を実現できる最先端の加工技術であり、半導体、医療機器、電子部品、航空宇宙分野などにおける高精度・高品質な微細加工に広く活用されています。一方、現在のフェムト秒レーザー加工機は大型で高価な装置が多く、設置スペースや導入コストが課題となっています。

 そこで阿南高専では、「導入しやすさ」と「使いやすさ」を重視し、小型フェムト秒レーザー加工機を複数配置した次世代生産システム「マイクロ生産セル」の実現を目指して、その要素技術となる小型フェムト秒レーザー加工機の開発を進めています。装置の小型化により、省スペース化や可搬性の向上を図るとともに、高精度な微細加工性能を維持し、教育・研究機関だけでなく地域企業にも導入しやすい加工システムの実現を目指しています。

 令和8年7月1日(水)から7月3日(金)まで東京ビッグサイトで開催された機械要素技術展では、開発中の小型フェムト秒レーザー加工機を中心に、阿南高専で設計・開発・組立を行ったフェムト秒レーザー汎用微細加工機、各種加工サンプルに加え、マイクロ生産セルのコンセプトイメージを展示し、阿南高専の研究成果と内閣府事業の取組を広く紹介しました(担当教職員:長谷川竜生教授、尾﨑貴弥技術専門職員)。会期中は、製造業を中心とした多くの来場者がブースを訪れ、開発中の小型フェムト秒レーザー加工機やマイクロ生産セル構想に高い関心が寄せられました。特に、「フェムト秒レーザー加工機は大型というイメージがあった」「ここまでコンパクトな装置は珍しい」といった声が多く聞かれたほか、加工技術や装置開発に関する技術相談、共同研究、装置活用に関する相談も多数寄せられました。

 今後は、小型フェムト秒レーザー加工機の研究開発をさらに進めるとともに、マイクロ生産セルの実現に向けたシステム開発を推進し、先端ものづくり技術の社会実装や新製品開発を積極的に支援していきます。

マイクロ生産セルコンセプトイメージと加工サンプル
フェムト秒レーザー汎用微細加工機

阿南工業高等専門学校について

 阿南工業高等専門学校は、昭和38年に徳島県や地域産業界からの強い要望に応え、実践的技術者を育成する国立の高等教育機関として設立されました。8,000名余りの卒業生は、産業界を中心として地方公共団体や教育機関など幅広い方面で活躍しています。

 平成26年4月からは、機械工学科・電気電子工学科・制御情報工学科及び建設システム工学科の4学科を創造技術工学科1学科に集約し、これまでの学科を引き継ぐ機械、電気、情報、建設の4コースに、新たに化学を加えた1学科5コースの体制で、複合・融合型技術者を育成しています。

阿南高専外観

【学校概要】

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 阿南工業高等専門学校

所在地:徳島県阿南市見能林町青木265

校長:大和田 恭子

設立:昭和38(1963)年4月

URL:https://www.anan-nct.ac.jp/

事業内容:高等専門学校・高等教育機関

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会社概要

URL
https://www.kosen-k.go.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都八王子市東浅川町 701-2
電話番号
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代表者名
中島 英治
上場
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資本金
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設立
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