横浜で活動するアーティストやクリエイターを支援。2021年度アーツコミッション・ヨコハマの助成募集
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団は、文化芸術のもつ創造性を生かしたまちづくり「文化芸術創造都市・横浜」の推進のため、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)事業を実施しています。この度、アーティスト、クリエイターを支援する目的で2つの助成募集を開始します。あわせて助成説明会を3月17日(水)、3月24日(水)にオンラインにて実施いたします。
- 横浜から世界へ羽ばたく、次世代アーティストを支援
■内容:横浜から世界に芸術文化を発信する39歳以下の美術、舞台芸術分野のアーティストにおけるキャリア形成を目的に年間の活動を支援。
■申請期間:2021年3月1日(月)~ 4月19日(月)必着
■交付金額:上限100万円
- 芸術と社会の関係から生まれる創作活動を支援
■内容:アーティスト、クリエイター等が持つ社会包摂の視点を有しながら、芸術と社会の関係を問い、社会の変化を意識しながら表現を追求する活動を支援。
■申請期間:2021年3月1日(月)~ 4月19日(月)必着
■交付金額:上限200万円(継続申請の場合、総予算の1/2以内)
*助成募集、助成説明会の詳細は、ウェブサイトをご確認ください。
https://acy.yafjp.org/grants/
- (参考)【U39アーティスト・フェローシップ】2020年度 採択者(50音順)
荒木 悠 (アラキ ユウ)(新規) 交付金額 1,000,000円 <プロフィール> 美術家・映像作家。1985年生まれ。異文化間のはざまに着目し、それらを取り巻く事象を再現・再演・再話といった手法で編み直す映像インスタレーションを展開している。これまでの主な個展に「RUSH HOUR」(CAI02、2019年)、「ニッポンノミヤゲ」(資生堂ギャラリー、2019年)、「双殻綱:第一幕」(無人島プロダクション、2017年)、「複製神殿」(横浜美術館アートギャラリー1、2016年)など。展覧会の形式にとどまらず、近年では映画祭でも作品が上映されている。 市原 佐都子(イチハラ サトコ)(新規) 交付金額 800,000円 <プロフィール> 劇作家・演出家・小説家。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回AAF戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローⅠアーティスト。 高山 玲子(タカヤマ レイコ)(継続) 交付金額 800,000円 <プロフィール> アーティスト・俳優・体メンテナンス体操主催。俳優として多くの舞台、映像、パフォーマンス作品に出演する。同時に映像作品、各種メディアを用いたパフォーミングアーツ作品の制作を行う。2019年アート・コレクティブ few phew pur(フュー ヒュー ピュー)を結成。近作は『ゴーストライター』(2018)、『ハイツ高山』(2019)、『祈りの素描』(2020)などを発表。主に境界線(演者/観客・あなた/わたし・あの世/この世)、これらの見えないラインを、可視化・表象することで起こりうる認識のズレなど、人の数だけ答えが違うことをみんなで面白がれることを軸とした制作活動を行う。 中村 大地 (ナカムラ ダイチ)(新規) 交付金額 800,000円 <プロフィール> 作家、演出家。1991年東京都生まれ。東北大学文学部卒。在学中に劇団「屋根裏ハイツ」を旗揚げし、8年間仙台を拠点に活動。2018年より東京に在住。人が生き抜くために必要な「役立つ演劇」を志向する。近作『ここは出口ではない』で第2回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞。「利賀演劇人コンクール2019」ではチェーホフ『桜の園』を上演し、観客賞受賞、優秀演出家賞一席となる。その他、シアターコモンズ2020にてリーディングパフォーマンス『正面に気をつけろ』(作:松原俊太郎)の演出など、劇団外での演出作品も多数。一般社団法人NOOKのメンバーとしても活動。 ハラサオリ (ハラサオリ)(新規) 交付金額 800,000円 <プロフィール> ダンサー、美術家。自身の身体を用いたパフォーマンス作品の制作を軸に、サイトスペシフィックな空間/時間における即物的身体の在り方を探求している。近年ではダンサーであった実父との生別と死別を扱ったセルフドキュメンタリー作品「Da Dad Dada」を日独の二カ国で上演。また翌年の2019年にはDance New Airにて「no room」を発表。東京芸術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。2015年度吉野石膏美術振興財団在外研修員、2017年度ポーラ美術振興財団派遣海外研修員。 本間 メイ(ホンマ メイ)(継続) 交付金額 800,000円 <プロフィール> アーティスト、Back and Forth Collectiveメンバー。1985年東京都生まれ。2011年チェルシー芸術大学大学院ファインアーツ科修了。インドネシアと日本の歴史的関係のリサーチを基点に、社会・政治的な問題や多国間における関係性を考察する映像作品やインスタレーションを発表。近年は公に語られない女性に関する歴史を主に扱う。主な個展に2020年「Bodies in Overlooked Pain -見過ごされた痛みにある体-」黄金町エリアマネジメントセンター、主なグループ展に2019年「Instrumenta #2 MACHINE/MAGIC」National Gallery of Indonesiaなど。 |
- (参考)【クリエイティブ・インクルージョン活動助成】2020年度 採択者(50音順)
同じ月を見た日(アイムヒア プロジェクト)(継続)/主催:渡辺 篤 交付金額 1,000,000円 <事業内容> 現代美術家の渡辺氏が孤立感を感じるひきこもり当事者と新たに孤立の境遇に立った全ての人を対象とし、遠隔で同じ月の観察をきっかけとするオンライン交流や展覧会を行い、コロナ禍及びアフターコロナに対してのアートプロジェクトを行う。自主隔離を終えた未来、これまでもこれからも孤立せざるを得ない人々に対し、社会の側が他人事の意識を越えてまなざしを向ける機会を創出し、社会に発信していく。 高齢者パーソナルプログラム「おうち劇場」 (新規)/主催:加藤 道行 交付金額 400,000円 <事業内容> 舞踏家の加藤氏が、アートに触れる機会が少なくなった横浜市内の高齢者のお宅で、認知症等当事者を対象に、アーティストが訪問し、歌や踊りを行うプログラムを実施する。その体験を通してこころ休まる場をつくるとともに、認知症等があってもアートを通じて豊かに生きることができる在宅での生活の新しいあり方を提案するプロジェクト。 寿町で子どもたちと山車まつりをしたいっ2020 (継続)/主催:竹本 真紀 交付金額 700,000円 <事業内容> 美術家の竹本氏が、寿町で子どもや地域の人々と一緒に山車まつりにあわせてお囃子をつくり、寿町内を練り歩くアートプロジェクト。寿町内やその周辺の地域で活動する団体との関わりを新たに生み出す。準備からまつりまでプロセスを記録し発信するアートプロジェクト。 病児者・障がい児者・ご家族・関係者へのオンライン・パフォーマンスデリバリー (新規)/主催:特定非営利活動法人 心魂プロジェクト (申請代表:寺田真実) 交付金額 700,000円 <事業内容> NPO法人心魂プロジェクトは舞台に触れられない人に向けてオリジナルミュージカル等様々なパフォーマンスをデリバリーする活動を行っている団体。新型コロナウィルス感染症の流行により今後1年以上病室や家から出られない病児者・障がい児者やそのご家族と関係者に向け、オンラインでパフォーマンスをデリバリーする活動を実施する。コミュニケーションを絶やさないことで各家庭が孤独化せず、パフォーマンスを通して心に活力を送り続けて行くプロジェクト。 双方向性コミュニケーションアートで多文化の心をつなぐ「やさしさの花」アートリレー (新規)/主催:LITTLE ARTISTS LEAGUE (申請代表:望月実音子) 交付金額 700,000円 <事業内容> 次世代を担う子どもたちがアートを通じてより多様な表現力とグローバル思考を育むことをミッションとして活動しているアート団体のLITTLE ARTISTS LEAGUEが、新型コロナウィルス感染症の影響で社会から孤立している在留外国人や子ども達を対象に、オンラインを使用し、双方向性コミュニケーションアートで人と人を繋げ、子ども達の心をつないでいくアートプロジェクト。 |
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