【すみだ水族館】アオウミガメの赤ちゃんを9月13日(日)から一般公開 小笠原村との提携保全活動で、今年も小笠原の海からやってくる!
~昨年の赤ちゃんの年間成長記録も「メモリーボード」でご紹介~
すみだ水族館(所在地:東京都墨田区、館長:中村 雄介)は、2020年9月13日(日)より、今年7月24日(祝・金)に小笠原で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2匹を、「サンゴ礁」エリアの特設水槽で一般公開しますのでお知らせします。
2012年の開業時より小笠原村と提携し、アオウミガメの保全活動の一環として、小笠原で生まれたアオウミガメの赤ちゃんをお預かりし、約1年間飼育した上で、小笠原の海へ放流する活動を行っています。昨年の2匹のアオウミガメは、1年間で甲羅が約6.5cmから約27cmに成長し、本年9月9日(水)に飼育スタッフの手で小笠原の海に還しました。
特設水槽では、アオウミガメの赤ちゃんが、水中を泳いで潜ったり、水面に浮かんで休んだりするようすや、ゴハンを食べるようすを間近で観察することができます。水槽の壁面には、赤ちゃんの毎日の甲長・体重などの測定データ、成長グラフ、飼育スタッフの手描きの観察メモなどをパネルで掲示します。赤ちゃんの成長過程とともに、その姿をご覧いただけます。
また、5階アクアアカデミー内にある壁面には、今年小笠原の海に還した2匹のアオウミガメの赤ちゃんが、海に還るまでの約1年間の成長の記録を写真とともにご紹介する「メモリーボード」を設置します。実際の成長の過程を学んでいただけます。
水族館を訪れるたびに少しずつ大きくなる、アオウミガメの赤ちゃんの成長を見守ることができる特別展示をお楽しみください。
■「アオウミガメの赤ちゃん」一般公開 展示概要
1.展示について
展示日程:2020年9月13日(日)~2021年9月上旬予定
展示場所:6階「サンゴ礁」エリア
展示内容:今年の7月24日(金)に小笠原で生まれた甲羅約9.0㎝のアオウミガメの赤ちゃん2匹を迎え、小笠原の海に還すまでの約1年間「サンゴ礁」エリアで公開します。水槽では赤ちゃんがゴハンを食べるようすや、体長などの定期計測のようすを間近で見ることができます。
また、壁面のパネルに記録された毎日の甲長・体重などの測定データや、成長グラフ、飼育スタッフの飼育メモなどと見比べながら、赤ちゃんの1年間の成長を見守ることができます。※いきものの体調などにより展示内容は予告なく変更する場合があります。
※いきものの体調などにより展示内容は予告なく変更する場合があります。
2.「ウミガメ メモリーボード」の設置
展示日程:2020年9月12日(土)~2020年10月上旬予定
展示場所:5階 アクアアカデミー
展示内容:2019年9月20日(金)から2020年9月6日(日)までの約1年間、すみだ水族館にて展示していたアオウミガメ2匹が成長し、小笠原の海に還るまでの成長過程を写真とともに紹介します。今年迎えた赤ちゃん2匹が昨年の赤ちゃんと同様に健やかに成長することを願うとともに、アオウミガメがどのように成長するかを紹介します。
■常設展示 「小笠原大水槽」
展示内容:東京都唯一の世界遺産である小笠原の海を再現した大水槽「小笠原大水槽」では、小笠原からやってきた約50種450点のいきものたちをご覧いただけます。国内の水族館で唯一※、小笠原で生まれたシロワニをご覧いただける他、小笠原独特の濃く、深く、どこまでも青く透き通った海の色「ボニンブルー」を再現する照明演出を行っています。※日本動物園水族館協会登録より
<小笠原諸島とすみだ水族館>
2011年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、国内最大のアオウミガメの産卵地の一つであり、現地での保全・放流活動が行われています。『すみだ水族館』は小笠原の活動に賛同し、お客さまにアオウミガメの赤ちゃんのかわいらしい姿や希少性をお伝えるため、小笠原で生まれたアオウミガメの赤ちゃんをお預かりし、約一年間育て小笠原の海へ放流する活動を行っています。
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