住み替えをもっと自由に選択してほしいという思いを込め、ミエタと共同開発　探究学習プログラム『住まいのアップデート』の最終発表会を実施

～栄東中学校・高等学校のキャリア教育へ協賛～

野村不動産ホールディングス株式会社

2025年3月12日 11時00分

本プレスリリースのポイント
１．住み替えを選択肢とする風土醸成、既存住宅の有効活用を促進する視点から教育現場への取組を実施２．ミエタと共同開発した探究学習プログラム※1 「住まいのアップデート」※2 の最終発表会を開催３．最終発表会は学校法人佐藤栄学園栄東中学校・高等学校よりご提案いただき当社が協賛し実現

本プレスリリースのポイント

１．住み替えを選択肢とする風土醸成、既存住宅の有効活用を促進する視点から教育現場への取組を実施

２．ミエタと共同開発した探究学習プログラム※1 「住まいのアップデート」※2 の最終発表会を開催

３．最終発表会は学校法人佐藤栄学園栄東中学校・高等学校よりご提案いただき当社が協賛し実現

　野村不動産ソリューションズ株式会社（東京都新宿区／代表取締役社長：前田研一、以下「当社」）は、株式会社ミエタ（東京都中央区／代表取締役社長：村松知明、以下「ミエタ」）と共同開発した、VR コンテンツを取り入れた探究学習プログラム「理想の暮らしを創る”住まいのアップデート”」（以下、「本プログラム」）を受講した、学校法人佐藤栄学園栄東中学校・高等学校の生徒を対象に、最終発表会を開催したことをお知らせいたします。

　本取り組みは、住み替えをライフスタイル実現の選択肢とする風土醸成および既存住宅の有効活用を促進する視点から、ミエタと共同開発した探究学習プログラム「住まいのアップデート」の最終発表会を、当社オフィスにて実施したものです。学校の場を超えた学習の機会として栄東中学校・高等学校よりご提案いただき、当社が協賛し、実現しました。本プログラムに参加した生徒から選抜された3 グループ12 名が参加しました。

　各グループ自作の模型と資料をもとにプレゼンテーションを行い、当社役員・社員からフィードバックを実施するとともに、キャリア教育の一環として当社社員との座談会も設け、「仕事のやりがい」、「学生時代にやっておくべきこと」など生徒からの質問に当社若手・中堅社員がお応えいたしました。

※1 文部科学省：総合的な学習（探究）の時間

URL：https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm

※2 プレスリリース（2024 年9 月3 日発表）不動産流通業の知見を活用し教育現場へ住まいをテーマにした探求学習プログラムを提供

URL：https://www.nomura-solutions.co.jp/news/pdf/20240903.pdf

１．本プログラムの開発経緯と目的

　本プログラムは、自分の理想の暮らし方・生き方を考え、自分の理想とする「住まい」を固定概念にとらわれず自由な発想で考える探究学習プログラムです。野村不動産グループのサステナビリティポリシーに基づき、不動産流通業として、住み替えをライフスタイル実現の選択肢としていただく風土醸成、既存住宅を有効活用する視点を育みたいという思いから取り組むものです。

　テーマである「住まいのアップデート」には、当社の事業領域である不動産流通業のノウハウと想いを込めています。また、当社の強みである「デジタル戦略」をサステナビリティの取り組みに採り入れた新たなチャレンジであり、未来を担う子ども世代を対象としております。ライフスタイルに応じた「住まいのアップデート」を、プログラムを通して学ぶことで、人生をより豊かなものにし、既存住宅を有効活用する概念を広めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えております。

【ご参考】

野村不動産グループサステナビリティポリシー

URL：https://www.nomura-re-hd.co.jp/sustainability/

野村不動産ソリューションズサステナビリティの取組み

URL：https://www.nomura -solutions.co.jp/company/sustainability.html

２．最終発表会の開催目的

　本プログラムは小学校から高校までさまざまな学校にて採用いただいております。最終発表会は以下の目的で栄東中学校・高等学校から当社へご提案いただき、希望制により集まった中学1 年生から高校1 年生のうち、最終選考に残った3 チームを対象に開催しました。

①会社という教室とは違った環境で社会人に対しプレゼンすることで、学校の枠を超えた成長の機会としたい

②発表内容に対し、プロフェッショナルな視点から具体的で実践的なアドバイスやフィードバックを得ることで、異なる視点や意見を受け入れ、自分の考えを広げ、より深く考えるきっかけを作ってほしい

③社会人の前で自分の考えを発表する準備の過程で、自分のアイデアや発表内容に自信と責任感を持てるようになってほしい

④本プログラムの学びと最終発表会を通じて、自身の将来の暮らし方・働き方を考えるきっかけとしてほしい

　栄東中学校・高等学校では最終発表会に至るまで、建築家の講師による講義やオリエンテーション、個人ワークやグループワーク、自分の住まいに対する考えの可視化、リサーチによる世の中の事例収集などの取り組みを通じて、住まいに対する理解を深め、自分たちの理想の暮らしを実現する住まいのアイデアを探究してきました。当社としてもその想いに賛同し、実現する運びとなりました。