サウジアラビア王国・投資省投資開発担当副大臣及び産業鉱物資源省鉱業開発担当副大臣を招聘し、ラウンドテーブルを開催
~同国の鉱業に係る情報提供・意見交換を通じて、投資機運を醸成~
サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)は、「サウジビジョン2030」において鉱業部門を産業の第3の柱に位置づけ、今後需要の増加が見込まれる銅やレアアースを始めとした様々な金属鉱物資源の探査・開発に力を入れています。また、今年1月にサウジアラビアで開催された「Future Minerals Forum 2023」では、国家ファンドであるPublic Investment Fund (PIF)が、最大11.95bリヤル(3.2bUS$)の鉱業分野への出資を行うことが発表され、注目を集めました。
本会合にはサウジアラビアからファハド・アルナイーム投資省投資開発担当副大臣及びトルキー・アルバブテイン産業鉱物資源省鉱業開発担当副大臣を筆頭に18名が参加し、日本からは鉱業に関連する企業及び政府機関など30名程度が参加しました。冒頭、JOGMEC和久田副理事長より開会挨拶が行われ、サウジアラビアからはファハド・アルナイーム投資省投資開発担当副大臣による基調講演、トルキー・アルバブテイン産業鉱物資源省鉱業開発担当副大臣から同国の鉱業政策をご紹介いただきました。また、担当者から鉱物資源ポテンシャルや投資環境についての情報提供が行われ、その後の質疑応答及び意見交換を通して、将来の鉱業投資に向けた機運醸成が図られました。最後に、経済産業省有馬鉱物資源課長が閉会の挨拶を述べました。
JOGMECは今後とも我が国へのエネルギー及び金属鉱物資源の安定供給に向けて、サウジアラビアをはじめとした資源国との関係強化に取り組んでまいります。
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