三菱重工サーマルシステムズ、2025年度「グッドデザイン賞」を受賞 国内向けビル用マルチエアコン「Hyper Multi LXZシリーズ」
◆ 多様な設置環境に調和し、都市空間に溶け込む洗練されたデザインが高評価
◆ 青色のオーナメントをデザインの特徴とした、R32冷媒採用の環境負荷低減に貢献するビル用マルチエアコン

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:伊藤 喜啓、本社:東京都千代田区、以下、三菱重工サーマルシステムズ)は、同社が開発した国内向けビル用マルチエアコン「Hyper Multi LXZシリーズ」※1で、2025年度「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承しており、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動に関する賞です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
Hyper Multi LXZシリーズは、特徴的な青色オーナメントとフラットなスタッコホワイトパネルの新デザインを採用。連続設置時の整然とした統一感、美しさを演出し、多様な設置環境に調和する、都市空間に溶け込むデザインとしています。また、地球温暖化係数(Global Warming Potential:GWP)※2が従来機の「R410A」冷媒の約3分の1である「R32」冷媒を採用し、環境負荷低減に貢献。新型コンプレッサや送風路の一新により、省エネ化を実現しました。さらに、1ファン構造、熱交換器の高密度化により、設置面積を当社従来機対比約28%削減しました。(10馬力)
新機能としては、省エネ性と快適性を両立する「Variable Temperature Capacity Control+」や、従来のデフロスト運転※3による室温低下を抑える「ホットガスバイパスデフロスト運転」を搭載。加えて、安全規制に対応する専用装置を用意しており、その一つである遮断弁は複数の室内機に接続可能なため、導入コストの削減に寄与します。
三菱重工サーマルシステムズは、今回の受賞を通じて、今後もお客様一人ひとりに寄り添った技術開発を進め、多様なニーズに応える冷暖房ソリューションの提供を目指します。
※1 Hyper Multi LXZシリーズについて、詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mhi.com/jp/news/240930.html
※2 GWPはGlobal Warming Potentialの略です。CO2を1とした係数で、値が小さいほど環境性に優れます。
※3 暖房運転中に室外機の熱交換器に付着した霜を取り除く運転です。運転中は室内機の送風が停止するため、建物の条件によっては一時的に室内温度が低下します。
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