物だけでなく知恵も貸す――江戸のレンタルショップを舞台に痛快ほろりの謎捌き!『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』発売(5/10)。

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』(平谷 美樹:著)を2025年5月10日に発売いたします。
読み心地満点の書き下ろし時代小説 第6弾!
物だけでなく知恵も貸す江戸のレンタルショップには、口は悪いが情に厚い娘店主を頼って
今日も訳ありのお客がやってくる──
「試してみな。駄目だったら相談に乗るぜ」
江戸庶民の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、口は悪いが気性は真っ直ぐで、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。
そんな湊屋の暖簾を、今日も事情を抱えたお客がくぐる──。
軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは?
深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は?
絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は?
庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は?
お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説。

目次
十六文の貸し物
風鈴を三十
絵草紙と隠金
名残雪の別れ
著者略歴
平谷美樹(ひらや・よしき)
一九六〇年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。二〇〇〇年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。二〇一四年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」、「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ
崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『大一揆』(角川文庫)、『賢治と妖精琥珀』(集英社文庫)等、多数がある。
書籍概要
書名 :貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金
著者 :平谷 美樹
発売日:2025年5月10日
判型 :文庫判
頁数 :248ページ
定価 :924円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp
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