【Z世代のコロナ禍就活】2022年卒の約6割は、選考参加社数「10社以下」。コロナ禍で、増加すると予想されていた「選考参加社数」が実際には絞り込まれる傾向に。
「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」で「選考参加」に関するアンケートを実施しました。
株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「選考参加」に関して調査しました。選考参加社数「10社以下」の学生が58.1%となっており、選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著になっています。「プレエントリー」は、半数以上の学生が、「21社以上」実施していることから、プレエントリー後に選考に参加する企業を絞る学生が多いと推察されます。また、「内々定」を獲得している学生の約6割は、「特に入社を希望する企業」には「広報解禁前」から出会っていたと回答しており、早期から接点を持っていたことも明らかになりました。また、「内々定」を獲得している学生の約2割は、「特に入社を希望する企業」とは、「6回以上」接点を持っています。「志望度の高い企業は、より企業のことを理解できるように、案内のあったものは全て参加した」といった声が寄せられており、接点を多く持つことで企業理解を深めたいという意向が伺えます。
【TOPICS】
(1) プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生が、「21社以上」にプレエントリーを実施
(2) 選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割。選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著に
(3) 内々定を獲得している学生の約6割は、「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」
(4) 内々定を獲得している学生の約2割は、「特に入社を希望する企業」と「6回以上」接点を持っている。
「4回以上」接点を持つ学生は6割に達し、志望度の高い企業とは、複数回接点を持つ傾向
(1) プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生が、「21社以上」にプレエントリーを実施
(2) 選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割。選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著に
(3) 内々定を獲得している学生の約6割は、「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」
(4) 内々定を獲得している学生の約2割は、「特に入社を希望する企業」と「6回以上」接点を持っている
「4回以上」接点を持つ学生は6割に達し、志望度の高い企業とは、複数回接点を持つ傾向
◇志望度の高い企業と「4回以上」接点を持った学生の声
・面接で具体的に志望理由を話せるように、より詳しく企業のことを知りたいと思った
・説明会はオンラインだったため、社風や仕事内容をより知りたいと思った。
より詳しく知ることができるように、オンライン座談会など、案内のあったコンテンツには全て参加した
・入社後にギャップがないように、オンラインでのOB・OG訪問を積極的に行った
・大学2年生のときから、インターンシップや説明会に参加していた。
選考で有利になるように、人事の方に顔を覚えてもらいたいと思い、何度も参加した
・夏のインターンシップに参加後、座談会やセミナーにも参加し、面接を含めると10回以上接点を持った。
志望度が高かったので、より企業のことを理解できるように、案内のあったものは全て参加した
・オンラインでインターンシップに参加し、興味を持った企業はリアルのセミナーや座談会にも参加した
【コメント:株式会社学情 営業部門担当執行役員 歌津智義】
2022年卒学生は、「売り手市場」から情勢が変化しているものの、「選考に参加する企業」を絞り込んでいます。半数以上の学生が、「プレエントリー」は「21社以上」実施しています。一方、「選考参加」については「10社以下」の学生が約6割を占め、例年以上に、「プレエントリー」後に、「選考に参加するかどうか」を絞り込んでいる傾向です。
企業の新卒採用意欲はコロナ禍でも底堅く、リーマンショック時のような落ち込みはありませんが、採用を縮小・凍結する企業もあり、これまでのような「売り手市場」からは情勢が変化しています。これまで、学生に不利な「買い手市場」と言われる局面では、「プレエントリー社数」や「選考参加社数」を増やす傾向でした。リーマンショック時などは、「100社以上」の企業にプレエントリーし、選考参加社数が「30社以上」に達する学生も少なくありませんでした。
今年は「就職環境が厳しくなる」と予想されるなか、当初「選考参加社数」は増えると想定していました。しかし、実際には、「選考参加社数」が「10社以下」の学生が約6割に上り、「プレエントリー」後に、選考に参加する企業を絞りこんでいる傾向です。
その分2022年卒の学生は、選考に参加する企業の企業理解・企業研究を、丁寧に取り組んでいます。「特に入社を希望する企業」において、57.7%の学生は「4回以上」接点を持っており、「6回以上」接点を持った学生も17.5%に達します。「入社後にギャップがないように、企業のことを深く理解したい」という意向が強く、入社後の活躍を見据えて、1社1社丁寧に就職活動に取り組んでいると考えられます。企業側も、「企業理解を深めたい」という学生の思いを尊重し、オンライン・リアル問わず「コミュニケーション」を図る機会を複数設けることが必要になっています。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年6月4日~2021年6月18日
・有効回答数:981名
■「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」とは
会員数40万名の、ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1の新卒採用サイト。朝日新聞社とともにコンテンツを提供し、「あさがくナビ2022 グランドサイト」は、2021年4月時点で約14,000件を掲載しています。新卒学生の3割が3年以内に離職するともいわれるなか、「あさがくナビ」は「スカウト」と「職種別掲載」で企業にマッチする優秀人材の採用を促進するサイトとして構成しています。テレワークの普及・定着で注目が高まる“ジョブ型採用”を可能にする、職種別掲載機能を実装するなど、マッチング精度のさらなる向上に取り組んでいます。また、朝日新聞のその日の記事から社会や業界に関してのトピックスを就活目線でわかりやすく解説した「今日の朝刊」など、就活ノウハウだけでなく、社会や世の中を知るためのコンテンツを提供しています。
https://service.gakujo.ne.jp/newgraduate/navi
■株式会社学情とは
東証一部上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。18年前から、「20代通年採用」を提唱。会員数40万名の、ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1の「就職情報サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」や、会員数180万名の「20代専門転職サイトNo.1の〈Re就活〉」を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手総合就職・転職情報会社です。2021年11月に創業45周年を迎えます。
また1984年に日本で初めて「合同企業セミナー〈就職博〉」を開催して以降、合同企業セミナーのトップランナーとして、年間延べ来場学生20万名以上の日本最大級の「合同企業セミナー〈就職博〉」や、20代動員数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会/日本就職情報出版懇話会 代表幹事会社]
https://company.gakujo.ne.jp
(1) プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生が、「21社以上」にプレエントリーを実施
(2) 選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割。選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著に
(3) 内々定を獲得している学生の約6割は、「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」
(4) 内々定を獲得している学生の約2割は、「特に入社を希望する企業」と「6回以上」接点を持っている。
「4回以上」接点を持つ学生は6割に達し、志望度の高い企業とは、複数回接点を持つ傾向
(1) プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生が、「21社以上」にプレエントリーを実施
プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生は、「21社以上」の企業にプレエントリーしています。「内々定」を獲得している学生は、「21社以上」プレエントリーを実施している割合が62.9%に達しました。一方、「内々定」を獲得していない学生では、「21社以上」プレエントリーを実施している割合は41.1%に留まりました。
(2) 選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割。選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著に
約6割の学生は、選考参加社数が「10社以下」となっています。現在までの選考参加社数について、「5社以下」と回答した学生が36.1%、「10社以下」と回答した学生が58.1%となっており、選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著になっています。「内々定」を獲得している学生では、「10社以下」の回答は46.7%でしたが、「内々定」を獲得していない学生では、「10社以下」が71.3%に上りました。「内々定」の有無にかかわらず、選考参加企業を絞りこんでいることが分かります。
(3) 内々定を獲得している学生の約6割は、「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」
「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「広報解禁」より前に出会っている学生が、約6割に上ることが明らかになりました。特に入社を希望する企業と、「3年生の2020年4月~2021年2月まで」に出会ったと回答した学生が49.5%に達し、「1・2年生」と回答した学生も、6.9%いました。「広報解禁以降(3年生の3月以降)」の回答は、43.6%でした。
(4) 内々定を獲得している学生の約2割は、「特に入社を希望する企業」と「6回以上」接点を持っている
「4回以上」接点を持つ学生は6割に達し、志望度の高い企業とは、複数回接点を持つ傾向
「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「4回以上」接点を持ったと回答した学生が57.7%に上りました。接点を持った回数で、最も多かったのは「4・5回」で40.2%でした。「6~9回」13.9%、「10回以上」3.9%となっており、志望度の高い企業とは複数回接点を持っていることが分かります。「面接で具体的に志望理由を話せるように、より詳しく企業のことを知りたいと思った」「入社後にギャップがないように、オンラインでのOB・OG訪問を積極的に行った」などの声が寄せられており、接点を増やすことで、企業理解を深めたいという意向が伺えます。前述のとおり、約6割の学生は「広報解禁前」に志望度の高い企業と出会っていることから、志望度の高い企業は「3年生のインターンシップ期間」から接点を持ち、「何度も」接点を持っていることが分かります。
◇志望度の高い企業と「4回以上」接点を持った学生の声
・面接で具体的に志望理由を話せるように、より詳しく企業のことを知りたいと思った
・説明会はオンラインだったため、社風や仕事内容をより知りたいと思った。
より詳しく知ることができるように、オンライン座談会など、案内のあったコンテンツには全て参加した
・入社後にギャップがないように、オンラインでのOB・OG訪問を積極的に行った
・大学2年生のときから、インターンシップや説明会に参加していた。
選考で有利になるように、人事の方に顔を覚えてもらいたいと思い、何度も参加した
・夏のインターンシップに参加後、座談会やセミナーにも参加し、面接を含めると10回以上接点を持った。
志望度が高かったので、より企業のことを理解できるように、案内のあったものは全て参加した
・オンラインでインターンシップに参加し、興味を持った企業はリアルのセミナーや座談会にも参加した
【コメント:株式会社学情 営業部門担当執行役員 歌津智義】
2022年卒学生は、「売り手市場」から情勢が変化しているものの、「選考に参加する企業」を絞り込んでいます。半数以上の学生が、「プレエントリー」は「21社以上」実施しています。一方、「選考参加」については「10社以下」の学生が約6割を占め、例年以上に、「プレエントリー」後に、「選考に参加するかどうか」を絞り込んでいる傾向です。
企業の新卒採用意欲はコロナ禍でも底堅く、リーマンショック時のような落ち込みはありませんが、採用を縮小・凍結する企業もあり、これまでのような「売り手市場」からは情勢が変化しています。これまで、学生に不利な「買い手市場」と言われる局面では、「プレエントリー社数」や「選考参加社数」を増やす傾向でした。リーマンショック時などは、「100社以上」の企業にプレエントリーし、選考参加社数が「30社以上」に達する学生も少なくありませんでした。
今年は「就職環境が厳しくなる」と予想されるなか、当初「選考参加社数」は増えると想定していました。しかし、実際には、「選考参加社数」が「10社以下」の学生が約6割に上り、「プレエントリー」後に、選考に参加する企業を絞りこんでいる傾向です。
その分2022年卒の学生は、選考に参加する企業の企業理解・企業研究を、丁寧に取り組んでいます。「特に入社を希望する企業」において、57.7%の学生は「4回以上」接点を持っており、「6回以上」接点を持った学生も17.5%に達します。「入社後にギャップがないように、企業のことを深く理解したい」という意向が強く、入社後の活躍を見据えて、1社1社丁寧に就職活動に取り組んでいると考えられます。企業側も、「企業理解を深めたい」という学生の思いを尊重し、オンライン・リアル問わず「コミュニケーション」を図る機会を複数設けることが必要になっています。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年6月4日~2021年6月18日
・有効回答数:981名
■「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」とは
会員数40万名の、ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1の新卒採用サイト。朝日新聞社とともにコンテンツを提供し、「あさがくナビ2022 グランドサイト」は、2021年4月時点で約14,000件を掲載しています。新卒学生の3割が3年以内に離職するともいわれるなか、「あさがくナビ」は「スカウト」と「職種別掲載」で企業にマッチする優秀人材の採用を促進するサイトとして構成しています。テレワークの普及・定着で注目が高まる“ジョブ型採用”を可能にする、職種別掲載機能を実装するなど、マッチング精度のさらなる向上に取り組んでいます。また、朝日新聞のその日の記事から社会や業界に関してのトピックスを就活目線でわかりやすく解説した「今日の朝刊」など、就活ノウハウだけでなく、社会や世の中を知るためのコンテンツを提供しています。
https://service.gakujo.ne.jp/newgraduate/navi
■株式会社学情とは
東証一部上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。18年前から、「20代通年採用」を提唱。会員数40万名の、ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1の「就職情報サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」や、会員数180万名の「20代専門転職サイトNo.1の〈Re就活〉」を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手総合就職・転職情報会社です。2021年11月に創業45周年を迎えます。
また1984年に日本で初めて「合同企業セミナー〈就職博〉」を開催して以降、合同企業セミナーのトップランナーとして、年間延べ来場学生20万名以上の日本最大級の「合同企業セミナー〈就職博〉」や、20代動員数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会/日本就職情報出版懇話会 代表幹事会社]
https://company.gakujo.ne.jp
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