27卒学生の就職活動はさらなる早期化へ　～27卒学生の11月後半時点の就職意識調査～

キャリタス就活 学生モニター2027調査（2025年12月発行）

株式会社キャリタス（本社：東京都文京区、代表取締役社長：新留正朗）は、2027年3月卒業予定の大学3年生（理系は大学院修士課程1年生含む）を対象に、11月後半時点での就職意識やインターンシップ等への参加状況について調査しました。（調査期間：2025年11月14日～21日、回答数：1,010人）

              
＜＜　主な内容　＞＞

１．就職戦線の見方

　　○早期化の進行を警戒する学生が目立つ。採用規模の縮小を懸念する声も

２．11月後半時点の志望業界　　・・・図表１

　　○1位「インターネットサービス」、2位「銀行」、3位「情報処理・ソフトウエア」

３．業界研究で役に立っていると感じるツールや情報源

　　○「業界研究イベント」が最多（42.2％）。「就職情報サイトの業界特集」「SNS」が僅差で続く

 

４．企業選びのこだわり度合い　　・・・図表２

　　○「社風・人」「仕事内容」「給与・待遇」にこだわる学生が9 割を超える

５．就職活動の中心におく企業の規模　　・・・図表３

　　○「業界トップの企業」19.2％、「大手企業」44.3％。大手志向の学生は今年も6割を超える

６．就職活動の開始時期

　　○「3年生の4月」の集中度合いが高まった（36.4％）。活動開始の早期化が見て取れる

７．インターンシップ等（※）の参加状況　　・・・図表４

　　○「1日以内のプログラム」平均7社参加。「5日間」は1.6社、「2週間以上」は1.1社

８．今後のインターンシップ等への参加予定

　　○全体の7割強（74.8％）が参加の意向を示す。参加したい時期は「12月」「1月」の順に多い

９．11月後半時点の本選考受験状況と内定状況　　・・・図表５

　　○「本選考を受けた」49.4％で、平均3.2社受験。「内定を得た」学生は全体の15.9％

10．年内の活動（準備）の進め方・方針

　　○「早期選考を受けたい」70.9％、「インターンシップ等にたくさん参加したい」53.5％の順

詳細レポート：

https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/202512_gakuseichosa_kakuho.pdf

 

【調査概要】※「インターンシップ」に限定せず、オープン・カンパニー等も含めて尋ねた。「内定」には、内々定を含む

　調査対象 ： 2027年3月に卒業予定の大学3年生（理系は大学院修士課程1年生含む）

　回答者数 ： 1,010人（文系男子203人、文系女子481人、理系男子193人、理系女子133人）

　調査方法 ： インターネット調査法

　調査期間 ： 2025年11月14日～21日

　サンプリング ： キャリタス就活 学生モニター2027

　調査実施 ： 株式会社キャリタス／キャリタスリサーチ

図表１. 11月後半時点の志望業界

図表２. 企業選びのこだわり度合い

図表３. 就職活動の中心におく企業の規模

図表４. インターンシップ等の参加状況

図表５. 11月後半時点の本選考受験状況と内定状況