全国初の連携協定を締結した雅楽協会との連携事業など含む高槻市の補正予算案が可決
一般会計で13億7,733万5千円を計上
令和7年9月24日(水曜日)、高槻市の市議会定例会で、全国で初めて一般社団法人雅楽協会と締結した包括連携協定に基づき実施される連携事業や小中学校給食の食材価格高騰への対応の予算をはじめとした補正予算案(一般会計13億7,733万5千円)が可決されました。また、物価高騰対策として、高校生がいる家庭や児童扶養手当の受給世帯に対して家計支援を行うための補正予算案(7,100万円)を本日提案、可決されました。
当初提出の補正予算では、令和7年8月25日に全国で初めて一般社団法人雅楽協会と締結した包括連携協定に基づき、同協会が来年1月に高槻市で開催する「雅楽フェスティバル」の関連企画として、本市と雅楽の関係性や雅楽の魅力に関する展示等を行うための予算を計上。合わせて、雅楽の主旋律を奏でる楽器「篳篥」の蘆舌(吹き口)に最適な素材の産地である本市道鵜町・上牧町周辺の淀川河川敷にある「鵜殿のヨシ原」の保全活動を支援するための予算を計上しています。また、物価高騰対策として、保護者の負担なく、必要な栄養価を確保して給食の質を維持するための予算を計上しています。そのほか、摂津峡公園の再整備に向けた取組や財政調整基金への積立てなどを合わせ一般会計補正予算の額として13億7,733万5千円を計上しています。
加えて、本日追加提案し可決された補正予算では、さらなる物価高騰対策として、高校生のいる家庭や児童扶養手当の受給世帯へ地元産米5キログラムを配布する予算を計上しています。
【主な予算内容】(単位:千円)
・「篳篥」の蘆舌(吹き口)に最適な素材である鵜殿のヨシ保全事業に対する支援(500)
・来年1月31日に開催される雅楽フェスティバルに合わせた関連企画(1,080)
・摂津峡公園の再整備に向けた取組(11,788):債務負担行為(198,500)
・公民館のコミュニティセンターへの移行(22,843)
・富寿栄住宅建替に係る建設物価高騰への対応(141,183):債務負担行為(62,102)
・学校給食の食材価格高騰への対応(282,750)
※小学校は令和5年度から、中学校は令和4年度から恒久的無償化を実施中
・公立保育所等給食の食材価格高騰への対応(14,000)
・高校生のいる家庭(高校生年齢1人につき5キログラム)と児童扶養手当を受けている世帯に地元産米を配布(71,853)
※即決分
※一部予備費を活用
・財政調整基金への積立て(1,762,000)
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