来年映画化「浅田家」新作がアサヒカメラの表紙に!浅田政志さん撮り下ろし/渡辺達生さん撮影密着も

写真家から学ぶ!ポートレート総力特集76ページ

株式会社朝日新聞出版

7月20日発売の「アサヒカメラ8月号」表紙を飾るのは、2020年に二宮和也さんと妻夫木聡さん出演で映画化が決定している「浅田家」の新作です。自身の家族写真を撮りつづけた同作で、木村伊兵衛写真賞を受賞している浅田政志さんが、本誌の表紙のために、特別に縦位置で撮り下ろしてくれました。
さらに、「週刊朝日」夏の恒例・女子大生表紙とコラボレーション! オーディションを経て選ばれた4人の女子大生を、グラビア写真の第一人者・渡辺達生さんが撮り下ろすロケ現場に密着しました。

写真を撮るうえで、大切なことは何だと思いますか?
かつて、英語の試験といえば、文法を含む「読み」が中心でした。が、いまや「書く」「聴く」「話す」が加わった4技能試験が一般的になっています。
写真も同じで、カメラが進化したいま、撮り手にはさまざまな技能が求められるようになっているのではないでしょうか。
テクニックを身につけることはもちろん重要ですが、それだけでは写真は上達しません。
必要な「技」を身につけて、自分の「心」にしか撮れない写真を模索することに加え、「体」を成すカメラやレンズの知識も、いい写真を見る「眼」を養うことも不可欠です。そのうえで、ルールとマナーをしっかり守って規「範」となる。
アサヒカメラは、本誌にしかできない、そんな写真の5技能「技」「心」「体」「眼」「範」を身につけるお手伝いができればと思っています。
 
手始めに、アサヒカメラ8月号では、ポートレート撮影の5技能をお届けします。

第1部のテーマは、「身近な人を撮る」。
妻や恋人といったパートナー、子ども、祖父母、そして家族写真。誰でも一度は撮影し、身近であるがゆえの難しさに直面したことがあるのではないでしょうか?
自分にとって大切な存在だからこそ、きれいに撮ってあげたいという思いもあれば、ありのままの姿を残したい気持ちもあるはずです。その願いを叶えるヒントを、第一線の写真家たちが、惜しみなく教えてくれました。

まず、表紙を飾るのは、2020年に二宮和也さんと妻夫木聡さん出演で映画化が決定している「浅田家」の新作。自身の家族写真を撮りつづけた同作で、木村伊兵衛写真賞を受賞している浅田政志さんが、本誌の表紙のために、特別に縦位置で撮り下ろしてくれました。
同じく初公開となる「浅田家・全国版」8点を口絵でお届けするだけでなく、メイキング画像とともに、家族全員の心が揃う写真を撮るコツや舞台裏も公開。撮影に込められた思いを語ってくれました。自分でも今年から家族写真を撮りたくなること間違いなしの内容です。

子どもの写真で絶大な人気を誇る濱田英明さんも、本誌初登場!
自分の子どもの写真を撮影しはじめた頃はウェブデザイナーだったという濱田さんは、画像共有サイトで公開したことがきっかけで注目を浴び、35歳でフリーの写真家に転身しました。2人の子どもを撮影した初の写真集「ハルとミナ」はいまや入手困難という人気ぶりです。人々の共感を得られる子どもの写真の撮り方を、「大人になったときに残る写真を」という思いともに、実践的にレクチャーしてくれました。
子どもの写真がうまく撮れない、と悩んだことのある人は必読です。

そして、妻・安達祐実さんとの日常を、ほぼ毎日撮影しつづけている桑島智輝さんの新作も登場!笑顔のない、メイクもない写真も多いのですが、そこに切り取られた“素”の魅力が、話題をさらっています。「美しい写真を撮ろうとしているわけじゃない」、「『いまなんだよ!』っていうのが欲しい」と語る桑島さんは、どんな機材を使って、どのように撮影しているのでしょうか? 桑島さんが考える、パートナーを撮るうえで最も大切なこととは?

祖父母の撮り方を教えてくれたのは、田口るり子さん。母を亡くし、その面影を祖母に感じたときに、祖母という「人」を知りたいと思ったことがきっかけとなって、数年前から撮りはじめたという田口さんが、写真嫌いな世代の、しかも互いに甘えの出やすい身内の、「いつもの雰囲気」を撮影するために、気をつけていることや工夫していることを、テクニックとともに教えてくれました。「かけがえのない時間を残すため」にも、これを機に、祖父母と向き合ってみてはどうでしょうか?

ポートレート特集の第2部は、「週刊朝日」夏の恒例・女子大生表紙とコラボレーション!

表紙モデルを一般の女子大生から公募、オーディションを経て選ばれた4人の女子大生を、グラビア写真の第一人者・渡辺達生さんが撮り下ろすロケ現場に密着させてもらいました。
これまでに撮影した女性は4000人以上、刊行した写真集は250点を超えるという女性ポートレートのプロが、実際に撮影したカットとともに、撮影慣れしていない女の子からどのようにして生き生きとした表情を引き出すか、女性ならではの魅力を伝えるための光の使い方やレフの入れ方、アングルやフレーミングのコツといったテクニックを、惜しみなく明かしてくれました。「99枚は無駄にするつもりで」という達生さんの言葉の真意を、ぜひ学んでください。

併せて、ポートレートのためのシーン別カメラ選びや、50ミリレンズでポートレートを極める方法、また、現役モデルの声をもとに人物撮影で起こりやすいトラブルの最新防衛術と、ポートレート撮影に必要な技能を、全方位的に学べる特集になっています。

もちろん、特集のほかにも、内容は盛りだくさん。
『未来ちゃん』で人気を不動のものにし、『明星』で木村伊兵衛写真賞を受賞した川島小鳥さんの未発表作「まだなまえがないものがすき」も掲載。「一見なんでもないようなことをかたちに」したかったという、懐かしい記憶をのぞくような“小鳥ワールド”をお届けします。

さらに、ライカカメラの拠点であるウェツラーや、人気のコンパクトデジタル・リコーGRⅢの生産現場に迫るベトナム工場の訪問記に加えて、発表翌日に完売した「ライカカメラ M-E」や約70万円にまで価格が下がった「ハッセルブラッドX1D II 50C」の気になる性能を紹介。そしてソニーが発表した待望の新作「ソニーα7R Ⅳ」の最新情報も!
どうぞ手にとってお確かめください。

アサヒカメラ 2019年 08 月号
発売日:2019年7月20日
定価:980円(税込み)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07STB75LP/
※デジタル版も同時配信予定です。

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URL
http://publications.asahi.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2
電話番号
03-5541-8757
代表者名
市村 友一
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
2008年04月