島根県立石見美術館で開催される「石岡瑛子 Iデザイン」展の企画・運営に協力
関連イベントも多数開催し、益田市の街にサテライト会場「Meet 瑛子!」も出現
公益財団法人DNP文化振興財団と株式会社DNPアートコミュニケーションズは、全国5つの美術館と連携して2023年から開催中の巡回展「石岡瑛子 I(アイ)デザイン」の企画・運営に協力しています。今回、その第4弾として、島根県立石見美術館(島根県益田市)にて、2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振休)に開催します。
その後は、最終会場となる富山県美術館にて、2025年4月から6月まで開催する予定です。
【「石岡瑛子 Iデザイン」展開催の概要】
DNP文化振興財団は2020年に、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」(東京都中央区)と「京都dddギャラリー」(京都府京都市)で、アートディレクター・石岡瑛子氏の仕事のうちグラフィックデザインを中心に構成した企画展を主催し、好評を得ました。この実績を踏まえ、同財団とDNPアートコミュニケーションズは、全国のより多くの人々に石岡氏の魅力を知ってほしいとの意図を込め、全国の美術館5館と連携して2023年から巡回展を開催しています。この巡回展は、gggと京都dddギャラリーの石岡瑛子展の監修者3名(石岡怜子氏、河尻亨一氏、永井裕明氏)が引き続き監修を担当し、両ギャラリーの展示コンセプトをベースに、各美術館の特長を生かした内容としています。
【島根県立石見美術館での開催について】
巡回展の第4会場は、島根県西部を代表する複合文化施設、芸術文化センター「グラントワ」内の島根県立石見美術館です。建築家・内藤廣氏が設計した「グラントワ」は、美術館と劇場が一体となった珍しい建物で、約28万枚もの地元・島根県産の石州瓦を使用しています。愛称である「グラントワ」はフランス語で「大きな屋根」を意味し、石州瓦の赤い屋根や、その下に人々が集まる様子を表現しています。
このように地域に慣れ親しまれた美術館の展示空間で、石岡氏の前半期の代表作を中心に、一大センセーションを巻き起こしたポスターやCM、アートワークやスケッチなど、石岡氏が飽くなき情熱を刻み込んだ約500点の作品を一挙公開します。
会期中には、監修者によるギャラリートークや講演会、新春のイベント「新春瑛子みくじ」、石岡氏にちなんだお茶の提供など多彩な関連イベントも開催されます。また、美術館が所在する益田市の街に、複数のサテライト会場が出現し、地域のさまざまな店舗で石岡氏の作品や関連書籍が展示される「Meet 瑛子!」も実施されます。
展覧会名 : 「石岡瑛子 I(アイ)デザイン」
会場 : 島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
(島根県益田市有明町5-15)
会期 : 2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振休)
主催 : 島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、中国新聞社、日本海テレビ
監修 : Team EIKO(石岡怜子、河尻亨一、永井裕明[N.G.inc.])
特別協力 : 公益財団法人DNP文化振興財団、株式会社DNPアートコミュニケーションズ
企画協力 : 迫村裕子(S2株式会社)
協賛 : 株式会社 資生堂
協力 : 株式会社パルコ
後援 : 芸術文化とふれあう協議会
■石岡瑛子氏について
デザイナー/アートディレクター。東京藝術大学卒。1961年、資生堂宣伝部入社。前田美波里を起用したポスターなどで頭角を現し独立。’70年代にはパルコ、角川文庫など、時代を揺るがす数々のキャンペーン、ファッションショーの演出、書籍デザイン等を手がける。’80年代初頭に活動の拠点をニューヨークに移して以降は、美術や衣装デザインなど、さらにボーダーレスに仕事の領域を広げ、舞台「M.バタフライ」でニューヨーク批評家協会賞、アルバム「TUTU」でグラミー賞、映画「ドラキュラ」でアカデミー賞を受賞するなど世界的評価を獲得。作品集に『EIKO BY EIKO』『EIKO ON STAGE』、著作に『私デザイン』他がある。
*2023年9月29日リリース:国内5か所の美術館を巡回する「石岡瑛子 I(アイ)デザイン」展の企画・運営に協力
*関連情報:Discover DNP _gggから全国へ。“時代を超えて大切なもの”を写し出す「石岡瑛子 I(アイ)デザイン」展
※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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