金沢大学と中小企業基盤整備機構北陸本部との包括的連携協定締結式について

中小機構

このたび,国立大学法人金沢大学と独立行政法人中小企業基盤整備機構北陸本部(以下「中小機構北陸本部」)は,産学連携の促進のため,包括的推進に関する連携協定を締結することとなりました。
本協定に基づき,中小機構のマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」内に本学特設ページを立ち上げ,本学の持つ多様な技術開発シーズやニーズ等を多くの中小企業にご紹介し,新たなマッチングを進めて行くこととしています。これはコロナ禍の新たな産学連携の形を模索するものです。また,産学連携を通じたイノベーションの創出やビジネス展開,新しい技術を有し地域を牽引する企業の支援を強化していきます。

【金沢大学と中小機構北陸本部との包括的連携協定締結式】
日時:令和3年3月16日(火曜) 16:00~(受付15:30~)
場所:中小機構北陸本部(金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル内)
出席者:
【金沢大学 】理事(研究・社会共創担当)・副学長 和田 隆志
【中小機構北陸本部】北陸本部長 柴田修司 ほか

<参考>
【主たる連携事項】
  1. WEBマッチングサイト「ジェグテック」を活用した大学の研究シーズや共同開発ニーズと企業とのマッチング機会の創出         
  2. 事業化や共同研究・開発に係る産学官連携の相談窓口の設置
  3. インキュベーション施設「いしかわ大学連携インキュベータ(i-BIRD)」の活用
  4. 新製品開発,販路開拓を目指す企業に対する伴走型専門家による支援

【中小機構とは】
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。

【ジェグテックとは】
中小機構が運営する国内中小企業,国内大手企業・海外企業をつなぐWebを活用したビジネスマッチングサイトです。国内中小企業約2万社,国内大手企業約600社,海外企業約8,000社が,新しい連携先,最適なビジネスパートナーを見つけるため,ジェグテックを活用しています。

【今回,ジェグテックで紹介する金沢大学の代表的な技術開発シーズ】
(1)熱可塑性CFRP(炭素繊維強化プラスチック)機能部品
熱を加えると軟化するCFRPを用いて,プレス加工で歯車等を製造する研究を進めています。軽量,高強度,かつ,短時間に成形できることが特長です。歯車,スプライン,プーリー,ベアリングの軌道輪,クランクシャフト等を製造している企業とのマッチングを探索しています。

(2)2次元電波強度分布をリアルタイムで表示する装置

電子機器の開発には,基板上の電磁波の発生個所の特定や対策の効果確認ができる装置が必要とされています。本技術は,板状の電波吸収シートで受信した電波の強度分布をリアルタイムで2次元表示します。装置はポータブルで,工場等の製造現場でリアルタイムに計測できるのが特長です。本技術の製品化や活用していただける企業とのマッチングを探索しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
政治・官公庁・地方自治体
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.smrj.go.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル
電話番号
03-3433-8811
代表者名
宮川 正
上場
未上場
資本金
1兆1154億4593万円
設立
2004年07月