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独立行政法人中小企業基盤整備機構
会社概要

~中小企業経営に“SDGsの視点”を~ 「中小企業のためのSDGs活用ガイドブック」を作成

中小機構

2015年9月に国連サミットで採択され、2030年までに国際的な達成を目指す持続可能な開発目標であるSDGsは、近年、日本国内でも広く知られるようになり、経済界においても、SDGsの視点を取り入れた企業経営への関心が高まっています。
こうした背景から、中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)近畿本部は近畿経済産業局との協力により、中小企業が本業においてSDGsを活用し、持続可能な企業経営を行っていくために参考となる「中小企業のためのSDGs活用ガイドブック」を作成しました。
今後、ホームページへの掲載やセミナーの開催等を通じて、本ガイドブックを周知し、SDGs達成への貢献を目指す大阪・関西万博を控える関西から、中小企業のSDGs経営を促進します。


1.ガイドブック作成の背景
2025年の大阪・関西万博は「SDGs万博」でもあります。関西では、2017年12月に関西SDGsプラットフォームが立ち上がるなど、さまざまなステークホルダーがSDGsの達成を目指した活動に日々取り組んでいますが、一方で、中小企業からは、「SDGsに取り組みたいが、本業とSDGsの結びつきが見出しにくい、何から取り組めばよいかわからない」といった声が多く寄せられていました。
企業活動においては、事業そのものだけではなく、本業を推進するために日々行う「経営改善」の中にも、SDGsの貢献につながる活動が多くあります。
そこで、今回、中小企業が日々行う経営活動において、気付かないうちにSDGsに貢献している取り組みが多くあることを知っていただき、「SDGsは経営の中にある身近なもの」として活用し、SDGsの視点を企業経営に取り入れていただくことを目的に、本ガイドブックを作成しました。


2.ガイドブックのポイント
○“中小企業の目線”で作成
本ガイドブックは、中小企業がSDGsの視点を取り入れた企業経営に取り組んでいただくことにフォーカスしました。

▼中小企業の経営にとってのSDGsとは
SDGsの取り組みは長期的には経営の強化、事業の持続性につながり、中小企業においては日々の経営改善の取り組みの中でもSDGsの実現に貢献することができることを具体的に示しています。(次項参照)

▼経営面からSDGsを意識した方が良い4つの視点
企業経営にとって重要なファクターである「消費者・顧客」、「取引先」、「資金調達」、「採用」という4つの視点で、SDGsを意識した方が良い事項について解説しています。

▼SDGsへの取り組み方の手順を5つのステップで紹介
どのようにSDGsに取り組んでいけば良いかを、世界的にスタンダードな手順である「SDGコンパス」に沿いつつ、中小企業向けの要点を中心に分かりやすい言葉にして、5つのステップで紹介しています。

 ○日々の経営で活用できるように
本ガイドブックでは、中小企業の日々行う経営改善の中にもSDGsに貢献する取り組みがあることを、「経営改善テーマ × SDGs」において詳しく紹介しています。
また、中小機構近畿本部が支援する中小企業にヒアリングを行い、「SDGsを認識して事業を行っていた企業」と「そうでない企業」別にするなど、分類を整理して事例を紹介しています。

<経営改善テーマ × SDGs>
(1)経営戦略 × SDGs
(2)生産・サービス管理 × SDGs
(3)人事・労務 × SDGs
(4)新技術・新商品・新サービス開発 × SDGs
(5)新市場開拓 × SDGs
(6)事業承継 × SDGs

 <中小企業のSDGs経営の事例>
・株式会社Paddy Field
「父娘で作るアクリル板~社長のアイディアから生まれたSDGs~」
・谷水加工板工業株式会社
「事業承継を経て、持続可能な組織づくりへ~丹波の町から最先端を目指して~」
・株式会社セイバン
「できることから未来に繋ぐ~『愛情品質』をSDGsに~」
・株式会社野田商店
「探してみよう!会社の中のSDGs~地元密着企業の取組み~
・株式会社富田屋
「和菓子づくりで社会課題の解決に貢献~経営改善の中に見つけるSDGs~」
・和田八蒲鉾製造株式会社
「身近な取り組みの積み重ねで進化する老舗のDNA~SDGsが世界へ広げる協力の輪~」

 
3.今後の普及に向けて
2021年4月からは、SDGs経営に関する窓口相談を開始するほか、近畿経済産業局との共催により、本ガイドブックの活用に向けたセミナーの開催を予定しています。また、本ガイドブックを要約したダイジェスト版を作成し、冊子として配布する予定です。
中小企業、及び中小企業の支援に関わる皆さまに「SDGsは経営の中にある身近なもの」と認識し、SDGsの視点を取り入れた企業経営を行っていただくことで、世界中から魅力的と言われる強いビジネスの創出と持続可能な社会経済の構築を目指します。

<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。

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種類
その他
ビジネスカテゴリ
政治・官公庁・地方自治体
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会社概要

独立行政法人中小企業基盤整備機構

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URL
https://www.smrj.go.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル
電話番号
03-3433-8811
代表者名
宮川 正
上場
未上場
資本金
1兆1154億4593万円
設立
2004年07月
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