ミャンマーにおける合弁会社「イオンオレンジ株式会社」の設立について
イオン株式会社(本社所在地:千葉県、代表執行役社長:岡田元也、以下イオン)とCreation Myanmar Group of Companies Limited(本社所在地:ヤンゴン、代表取締役:Han Kyi、以下、CMGC社)は本年4月、イオンオレンジ株式会社を設立し、CMGC社傘下のHypermart社が運営する14店舗のスーパーマーケット(SM)を含む資産を譲り受け、8月1日、ミャンマーにおいてSM事業を開始いたします。同時に、新会社はSM1号店の年内開業に向けた準備を進め、地域の皆さまのより豊かなくらしを実現すべく取り組んでまいります。
ミャンマーは、2011年の民政移管以降の経済自由化を背景に、近代的小売市場が拡大するとともに中間所得層が成長。5,300万人の人口を有する同国の実質経済成長率は8.3%*と、域内統合が進みさらなる経済成長が見込めるASEAN諸国においても、先進5ヶ国全体の平均成長率を凌ぐほど、飛躍的な成長を続けています。
同国の最大都市ヤンゴン市を中心に14店舗のSMを展開するCMGC社は、adidasやMANGOなど20を超える海外ブランドの販売ライセンスを有し約130店舗を運営する専門店事業に加え、不動産事業なども手掛けるグループ企業です。SM事業においては、地域密着経営を掲げ、加工品やノンフーズ商品など地域のニーズに即した国内外からの商品調達力と、都心部から郊外まで地域特性や商圏に合わせたさまざまなサイズの店舗展開ノウハウを強みとしています。
当社は、グループ共通戦略として「アジアシフト」を掲げ、ASEAN諸国や中国においてグループ一体となった成長戦略を推進しています。ミャンマーにおいては、2012年に設立したイオンマイクロファイナンスミャンマー(AEON MICROFINANCE (MYANMAR) CO.,LTD.)が2013年より日系企業初となる割賦販売事業を展開。2014年には当社の駐在員事務所を設立し、小売事業の展開に向けて調査を進めてまいりました。
このたびの新会社設立は、成長著しいミャンマー市場においてスピーディーな事業展開を図るためには、同国における小売事業基盤を有し、地域毎に大きく異なるお客さまのニーズを熟知するCMGC社との協業が不可欠との考えによるものです。
今後イオンは、CMGC社の有する地域のお客さまのニーズや地域に密着した商品調達ノウハウを学ぶ一方、同社に対して、イオンのブランド「トップバリュ」の提供や、グループ総合力を活用したグローバルソーシングに加え、「安全・安心」を担保する品質管理、物流、IT、人材育成等に関するノウハウを提供していきます。
本設立を機に、イオンはこれまで以上にグループ一体となって、地域の活性化や皆さまへの新しいサービスの創出に取り組み、ミャンマー小売業の近代化と地域のお客さまの平和で豊かなくらしづくりに貢献してまいります。
*2013年度IMF推計
【概要】
1.新会社イオンオレンジ株式会社
・会社名 AEON Orange Co.,Ltd
・本社所在地 No.15-18, Thamain Bayan Road, Myittar Yeik Mon Housing, Tamwe Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2016年4月
・代表者 川戸 義満
・資本金 8.1 Million USD
2.CMGC社
・会社名 Creation Myanmar Group of Companies Limited
・本社所在地 No. 160, Bogyoke Aung San Road, Pazuntaung Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2013年11月
・代表者 Han Kyi
・資本金 0.1 Million USD
【ご参考~ミャンマーにおける環境社会貢献活動】
◎公益財団法人イオン環境財団
1.植樹活動
環境保全活動の一環としてミャンマー連邦共和国環境保全森林省と協力し、ヤンゴン市郊外にあるフージー湖において水源涵養機能を取り戻すために、2013年より3年計画で植樹を実施。日本とミャンマーのボランティアの皆さまとともに24,000本を植えました。本年度からは、新たに3年計画でヤンゴン市郊外ローガー湖周辺に30,000本の植樹を予定しています。
◎公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
1.ティーンエイジ・アンバサダー(高校生交流)事業
次代を担う青少年の国際的な相互理解、親交を深めることを目的に、1990年より「ティーンエイジ・アンバサダー」を実施しています。2013年には、ミャンマーと日本の高校生計40名が、小さな大使(アンバサダー)として互いの国を訪問し、政府や大使館への表敬訪問、授業体験やホームステイを通じて交流を深めました。
2.イオン スカラシップ
アジアの大学生・大学院生の夢の実現を支援する奨学金制度「イオン スカラシップ」では、2014年より、ヤンゴン経済大学とヤンゴン外国語大学日本語学科の学生80名に奨学金の付与を行っています。卒業した奨学生たちはそれぞれの専門分野でリーダーとしての活躍が期待されています。
3.学校建設支援事業
教育施設が不足するアジアにおいて、子どもたちが基礎教育を受けられるよう、各国政府などと連携し、学校建設を支援しています。ミャンマーにおいても、多くの小学校で教室が不足しており、複数の学年の子どもたちが間仕切りのない1つの教室で勉強をしています。こうした子どもたちがより充実した環境で学習できるよう、2012年からこれまでに35校の建設を支援しました。
4.「イオン・ユニセフ セーフウォーターキャンペーン」
学校建設支援を行ってきたミャンマーの一部地域では、いまなお、池や河川の不衛生な水が生活用水として使われています。子どもたちはこの水を遠くまで汲みに行くなど、家事の手伝いに時間をとられ、授業への出席率が低下しています。こうした子どもたちを健康面、教育面の両面でサポートするため、2010年からの5年間、子どもたちがくらす村や町で給水施設の設置を支援しました。
【ご参考~イオンマイクロファイナンスミャンマー社概要】
・会社名 AEON MICROFINANCE (MYANMAR) CO.,LTD.
・本社所在地 G-1-18, Mezzanine Floor, Building (D), Pearl Condo, Kabaraye Pagoda Road, Bahan Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2012年11月
・代表者 木坂 有朗
・資本金 8.5 Million USD
以上
ミャンマーは、2011年の民政移管以降の経済自由化を背景に、近代的小売市場が拡大するとともに中間所得層が成長。5,300万人の人口を有する同国の実質経済成長率は8.3%*と、域内統合が進みさらなる経済成長が見込めるASEAN諸国においても、先進5ヶ国全体の平均成長率を凌ぐほど、飛躍的な成長を続けています。
同国の最大都市ヤンゴン市を中心に14店舗のSMを展開するCMGC社は、adidasやMANGOなど20を超える海外ブランドの販売ライセンスを有し約130店舗を運営する専門店事業に加え、不動産事業なども手掛けるグループ企業です。SM事業においては、地域密着経営を掲げ、加工品やノンフーズ商品など地域のニーズに即した国内外からの商品調達力と、都心部から郊外まで地域特性や商圏に合わせたさまざまなサイズの店舗展開ノウハウを強みとしています。
当社は、グループ共通戦略として「アジアシフト」を掲げ、ASEAN諸国や中国においてグループ一体となった成長戦略を推進しています。ミャンマーにおいては、2012年に設立したイオンマイクロファイナンスミャンマー(AEON MICROFINANCE (MYANMAR) CO.,LTD.)が2013年より日系企業初となる割賦販売事業を展開。2014年には当社の駐在員事務所を設立し、小売事業の展開に向けて調査を進めてまいりました。
このたびの新会社設立は、成長著しいミャンマー市場においてスピーディーな事業展開を図るためには、同国における小売事業基盤を有し、地域毎に大きく異なるお客さまのニーズを熟知するCMGC社との協業が不可欠との考えによるものです。
今後イオンは、CMGC社の有する地域のお客さまのニーズや地域に密着した商品調達ノウハウを学ぶ一方、同社に対して、イオンのブランド「トップバリュ」の提供や、グループ総合力を活用したグローバルソーシングに加え、「安全・安心」を担保する品質管理、物流、IT、人材育成等に関するノウハウを提供していきます。
本設立を機に、イオンはこれまで以上にグループ一体となって、地域の活性化や皆さまへの新しいサービスの創出に取り組み、ミャンマー小売業の近代化と地域のお客さまの平和で豊かなくらしづくりに貢献してまいります。
*2013年度IMF推計
【概要】
1.新会社イオンオレンジ株式会社
・会社名 AEON Orange Co.,Ltd
・本社所在地 No.15-18, Thamain Bayan Road, Myittar Yeik Mon Housing, Tamwe Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2016年4月
・代表者 川戸 義満
・資本金 8.1 Million USD
2.CMGC社
・会社名 Creation Myanmar Group of Companies Limited
・本社所在地 No. 160, Bogyoke Aung San Road, Pazuntaung Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2013年11月
・代表者 Han Kyi
・資本金 0.1 Million USD
【ご参考~ミャンマーにおける環境社会貢献活動】
◎公益財団法人イオン環境財団
1.植樹活動
環境保全活動の一環としてミャンマー連邦共和国環境保全森林省と協力し、ヤンゴン市郊外にあるフージー湖において水源涵養機能を取り戻すために、2013年より3年計画で植樹を実施。日本とミャンマーのボランティアの皆さまとともに24,000本を植えました。本年度からは、新たに3年計画でヤンゴン市郊外ローガー湖周辺に30,000本の植樹を予定しています。
◎公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
1.ティーンエイジ・アンバサダー(高校生交流)事業
次代を担う青少年の国際的な相互理解、親交を深めることを目的に、1990年より「ティーンエイジ・アンバサダー」を実施しています。2013年には、ミャンマーと日本の高校生計40名が、小さな大使(アンバサダー)として互いの国を訪問し、政府や大使館への表敬訪問、授業体験やホームステイを通じて交流を深めました。
2.イオン スカラシップ
アジアの大学生・大学院生の夢の実現を支援する奨学金制度「イオン スカラシップ」では、2014年より、ヤンゴン経済大学とヤンゴン外国語大学日本語学科の学生80名に奨学金の付与を行っています。卒業した奨学生たちはそれぞれの専門分野でリーダーとしての活躍が期待されています。
3.学校建設支援事業
教育施設が不足するアジアにおいて、子どもたちが基礎教育を受けられるよう、各国政府などと連携し、学校建設を支援しています。ミャンマーにおいても、多くの小学校で教室が不足しており、複数の学年の子どもたちが間仕切りのない1つの教室で勉強をしています。こうした子どもたちがより充実した環境で学習できるよう、2012年からこれまでに35校の建設を支援しました。
4.「イオン・ユニセフ セーフウォーターキャンペーン」
学校建設支援を行ってきたミャンマーの一部地域では、いまなお、池や河川の不衛生な水が生活用水として使われています。子どもたちはこの水を遠くまで汲みに行くなど、家事の手伝いに時間をとられ、授業への出席率が低下しています。こうした子どもたちを健康面、教育面の両面でサポートするため、2010年からの5年間、子どもたちがくらす村や町で給水施設の設置を支援しました。
【ご参考~イオンマイクロファイナンスミャンマー社概要】
・会社名 AEON MICROFINANCE (MYANMAR) CO.,LTD.
・本社所在地 G-1-18, Mezzanine Floor, Building (D), Pearl Condo, Kabaraye Pagoda Road, Bahan Township, Yangon Myanmar
・設立年月日 2012年11月
・代表者 木坂 有朗
・資本金 8.5 Million USD
以上
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