アートによる地域活性化をアーティストと地域の⼈々と共に考える、アートイベント『Nantan Remix 2022』開催
『京都:Re-Search』『大京都』の参加アーティスト、荒木悠、身体0ベース運用法、Yukawa-Nakayasuが集結。
10 ⽉ 10 ⽇(⽉・祝)から京都府南丹市⼋⽊町にて、アートイベント『Nantan Remix 2022』を開催いたします。本イベントでは、これまで京都府が実施してきたアーティスト・イン・レジデンス事業『京都:Re-Search』と、その成果展である『⼤京都』に参加したアーティスト 3 名による美術展覧会や、南丹市の姉妹都市フィリピン・マニラ市の Load na Dito(ロード・ナ・ディト)のメンバーや⼋⽊町の地域住⺠と共に⾏うタウンミーティングなど、地域とアートの関係について考える様々なプログラムを実施します。
- 『Nantan Remix 2022』概要
会場|ちびねこ映写館/川定/オーエヤマ・アートサイト(⼋⽊酒造)/ 南丹市⼋⽊市⺠センター ⽂化ホール
参加アーティスト|荒⽊悠/⾝体0ベース運⽤法/ Yukawa-Nakayasu/Load na Dito
⼊場|すべて⼊場無料
主催|京都:Re-Search 実⾏委員会(京都府ほか)
後援|南丹市
助成|令和4年度 ⽂化庁⽂化芸術創造拠点形成事業
企画|宮下忠也(京都府地域アートマネージャー・南丹地域担当)
- 南丹市⼋⽊町って、どんな地域?
- 『Nantan Remix 2022』プログラム⼀覧
南丹の⼈や歴史を題材にした荒⽊悠による新作映像作品や、保津川(南丹市では“⼤堰川”と呼ばれる)の⽂化にインスパイアされた⾝体0ベース運⽤法(安藤隆⼀郎)の作品 《⽇本⾝体遺産:保津川下り編》(2021 年)と、和束町という南丹市とは⼤きく異なる⽂化的背景を持つ場所で⽣み出された Yukawa-Nakayasu の作品《未開地のアフォーダンス》 (2020 年)を、南丹バージョンに⼤幅にリミックス(再編集)して展⽰します。地域とアートがどのように接続/再接続され得るのか、3 組の実⼒派アーティストそれぞれの視点や⼿法を⼀度に楽しむことのできる展覧会です。
会期|2022 年 10 ⽉ 10 ⽇(⽉・祝)〜10 ⽉ 23 ⽇(⽇)※⾦・⼟・⽇・⽉のみ実施
時間|11:00‒17:00
会場|南丹市⼋⽊町 JR「⼋⽊駅」前商店街 (ちびねこ映写館/川定/オーエヤマ・アートサイト(⼋⽊酒造))
出展アーティスト|荒⽊悠/⾝体0ベース運⽤法/Yukawa-Nakayasu
② アーティストトーク
⽇時|2022 年 10 ⽉ 23 ⽇(⽇) 13:00-14:30
集合場所 | みんなの TERAKOYA おおいがわ
参加アーティスト | 荒⽊悠/⾝体0ベース運⽤法/Yukawa-Nakayasu
参加費|無料
③ タウンミーティング「国際芸術祭『南丹アートフェスティバル 2023(架空)』を考えてみる」
2023 年に南丹でアートフェスティバルを開催するとしたらどのような企画が考えられるのか。アーティストの Yukawa-Nakayasu と、フィリピン・マニラ市を拠点に活動するリサーチとアート・プロジェクトのためのモバイル・プラットホーム Load na Dito(ロー ド・ナ・ディト)のメンバー、そして南丹地域の⼈たちと共にアイデアを出し合います。
⽇時|2022 年 10 ⽉ 22 ⽇(⼟)14:00-15:30(開場 13:30)
会場|南丹市⼋⽊市⺠センター ⽂化ホール
登壇アーティスト | Load na Dito/Yukawa-Nakayasu
ファシリテーター | 宮下忠也(京都府地域アートマネージャー・南丹地域担当)
④ ラウンドテーブル・ディスカッション「地域とアート | アートと地域」
様々な⼟地で滞在制作、作品発表をしてきた本プログラム参加アーティストたちと⼀緒に、アートによる地域活性化の可能性や地域の特⾊を活かしたアート作品のあり⽅、アーティストにとっての地域の魅⼒について語り合います。
⽇時|2022 年 10 ⽉ 23 ⽇(⽇)15:00-16:30(開場 14:30)
会場|南丹市⼋⽊市⺠センター ⽂化ホール
登壇アーティスト | 荒⽊悠/⾝体0ベース運⽤法/Yukawa-Nakayasu
ファシリテーター | 宮下忠也(京都府地域アートマネージャー・南丹地域担当)
- 参加アーティストプロフィール
■荒⽊ 悠|Yu Araki|アーティスト・映画監督
1985 年⽣まれ。⽂化の伝播や異⽂化同⼠の出会い、またその過程で⽣じる誤解や誤訳の持つ可能性に強い関⼼を寄せている。特に、近年⼿掛けている映像インスタレーションでは、歴史上の出来事と空想との狭間にある物語を編み出し、再演・再現するような⼿法を展開している。2022 年は、無⼈島プロダクション(東京)と RC HOTEL 京都⼋坂(京都)での個展に加え、⼤阪中之島美術館からのコミッション・ワークや、京都市京セラ美術館ザ・トライアングルでの『彦坂敏昭:砂のはなし』展内にて新作を発表した。
■⾝体0ベース運⽤法|Shintai Zero-Base Unyoho
染⾊作家 安藤隆⼀郎による「ものづくりの視点」から考える⾝体論で、ものとの関わりから⽣まれる⾝体の感覚、運動、機能をゼロから⾒直し、⼈間本来の⾝体の運⽤法を⾒出す試み。医学やスポーツといった専⾨的なものとしてではない、私たちの⾝の回りにある⾝体を、アートというツールを⽤いて翻訳し、伝えることで、⾝体の消えゆく未来へ向けてその可能性を問い直している。2016 年活動開始。2017 年には会場をジムに⾒⽴てた体験型展⽰『0GYM』(京都市⽴芸術⼤学ギャラリー@KCUA)を開催。ワークショップやレクチャーを多数実施。
□安藤 隆⼀郎|Ryuichiro Ando|染⾊作家
1984 年京都⽣まれ。京都市⽴芸術⼤学⼯芸科染織専攻修⼠課程修了。
京都市⽴芸術⼤学染織専攻講師。
■Yukawa-Nakayasu|ユカワナカヤス|アーティスト
1981 年⼤阪府⽣まれ。 歴史や習俗や習慣をもとに、社会や⾝体、⽇常に内在している営為や現象を視覚化する作品を制作。特に、近年では「⽣命の循環」まで視野を広げ、⽣命の営みとその現象との相互関係に着⽬している。2019年からアートハブ TRA-TRAVEL を⽴ち上げ、2020 年には『ポストLCC 時代の 』(京都芸術センター)などの展覧会をプロデュースした。また、京都府等が実施したアーティスト・イン・レジデンス事業『京都:Re-Search』(2019)、展覧会『⼤京都 2020 in 和束』のゲストアーティストとして、和束町にて滞在制作、作品発表をおこなった。
■Load na Dito |ロード・ナ・ディト
リサーチとアート・プロジェクトのためのモバイル・プラットホーム。平野真⼸とマーク・サルバトスによって2016年から活動開始。型にはまらないプログラムの企画・実施の⽅法を試している。⼈、もの、イメージやアイデアが⾃由に反応しあうような状況作りに取り組み、「参加」や「協働」という⾔葉に含まれる問題と可能性を探っている。
- 本件に関するお問い合わせ先 京都:Re-Search 実⾏委員会事務局
TEL|0771-24-8430(京都府南丹広域振興局 企画・連携推進課内|⽉曜〜 ⽊曜 9:00-17:00)
Email|a-08016@pref.kyoto.lg.jp
- 会場アクセス等の詳細について
京都府域⽂化芸術情報サイト「KYOTOHOOP」(公式HP)
URL|https://kyotohoop.jp/program/nantan2022/
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