副業・フリーランス人材マッチングプラットフォーム「HiPro Direct」地方副業のマッチング1,000件突破

マーケティング、営業、新規事業開発など幅広いテーマで副業人材が活躍

パーソルキャリア株式会社

パーソルキャリア株式会社のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」 https://hipro-job.jp/ >が運営する、副業・フリーランス人材 マッチングプラットフォームサービス「HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト)」< https://direct.hipro-job.jp/lp/pro/ >において、地方副業のマッチング(成約数)が1,000件を突破したことをお知らせします。

地方副業のマッチング数、昨対比で157%伸長。「マーケティング/PR」領域などで副業人材が活躍

2020年に地方副業のマッチングプラットフォームサービス※1をスタートして以降、人材不足に悩む地域企業と副業を希望する個人のマッチングに取り組んできました。特に、2023年下期以降はマッチング数を伸ばしており、2024年上期は昨対比で157%と大きく伸長しています。(図1参照)

 地方副業におけるテーマ別ランキングを見てみると、1位は「マーケティング/PR」、次いで「営業/販路拡大」「新規事業開発/事業企画」となっています。(図2参照)「マーケティング/PR」のニーズが高い背景には、地域企業の多くが認知拡大や集客、売上拡大に課題を抱える一方で、人員やノウハウ不足によって対応しきれていないことが挙げられます。また、副業人材を活用する上で「業務をうまく切り出せない」ことが障壁になるケースが多いなか、「マーケティング/PR」においては、「集客アップ」「ECサイトの改善」など、副業人材に任せたい業務を明確にしやすいことも、要因の1つだと考えられます。

本領域の副業活用事例として、例えば東北地域に所在する食品小売を営む企業では、「認知・集客の拡大」の課題に対しSNSの運用に関する支援を受け、SNS経由の来店数の増加に成功しました。参画した副業人材は同県出身であり、地元企業を盛り上げようと熱意を持って支援にあたりました。こうした支援が各地域で誕生し、成果を得ています。

※1 地方特化型副業マッチングプラットフォーム 「Loino(ロイノ)」としてスタート。2023年7月より「HiPro Direct」 内で展開


副業によって、地域企業の人材不足の解決と地域貢献を望む個人の活躍の場の拡大に寄与

日本では、少子高齢化に伴い生産年齢人口は1995年をピークに減少※2し続け、人材獲得競争は激化の一途をたどり、とりわけ地域における本課題は深刻です。総務省の調べによると、2023年、転入超過となった都道府県は東京都、神奈川県、埼玉県など都市部を中心とした7都府県※3に留まり、多くの地域では人口の流出が前年より拡大しています。
一方、“地方”や“地方ではたらくこと”に興味を持つ個人は多く存在し、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住の会社員を対象に「地方副業」への興味を調査したところ、「地方副業に興味がある」と回答した人は約6割※4となりました。その理由として、「収入」に関する回答のほか、「スキル・経験を還元したい」「地方創生に携わりたい」など、地方や地域企業に役立ちたいといった声もあがっています。
こうした状況を踏まえ、地域企業と都市部の人材のマッチングが企業の人材不足の解決と個人に向けた新たなはたらき方の提案につながると考え、地方副業を推進してきました。
地方副業を推進する上での連携先は全国の金融機関とプロフェッショナル人材戦略拠点、各種団体を合わせ計261件にのぼり(2024年7月時点)、2023年からは副業・兼業のプロ人材活用の浸透により地域企業と経済発展への寄与を目指す「スキルリターン」プロジェクトもスタート。地域とのつながりを活かしながら、企業と個人の適切なマッチングを積み重ね、このたび地方副業における成約件数が1,000件を突破しました。
今後も「HiPro」では、地域企業の発展と関係人口増加による地域の活性化、地方副業を望む個人が活躍できる場を広げることを目指し、地域の企業と副業・兼業人材とのマッチングを促進してまいります。

※2 総務省「情報通信白書令和4年版」 ※3 総務省「住民基本台帳人口移動報告 2023年」 ※4 HiPro「地方でのはたらき方に関する実態調査」

パーソルキャリア株式会社 執行役員「HiPro」編集長 兼「HiPro」事業責任者 鏑木 陽二朗 コメント

地域企業における労働力不足は深刻であり、「求人を出しても採用できない」「新しいことにチャレンジできない」といった声をよく耳にします。労働力不足を起因とするさまざまな経営課題に直面するなか、解決策の一つとして地方副業へのニーズの高まりを感じています。
「HiPro」は、副業・フリーランス人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームサービスを提供するほか、昨年より副業・兼業のプロ人材活用の浸透により地域企業と経済発展への寄与を目指す「スキルリターン」プロジェクトを開始し、昨年度は鳥取・山形・福岡・広島、今年度は京都で実施しました。
こうしたさまざま取り組みにより副業人材を受け入れた企業からは「プロジェクトが進展した」「自社にはない新たな発想やノウハウを得られた」といった声が寄せられており、地方副業が地域企業の課題解決に寄与できていることを実感しています。
地域の活性化は日本経済再生の鍵であり、地域経済を支える企業の成長が欠かせません。地方副業の推進が、地域の経済発展ひいては日本経済の発展にもつながると信じ、今後も注力してまいります。

<プロフィール>
HiPro編集長 鏑木 陽二朗(かぶらぎ ようじろう)

2001年株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア)入社。
企業の採用支援や、転職希望者のキャリア支援などを経験し、その後複数の部署でマネジメントに従事。2011年に、プロ人材による経営支援サービス「i-common」(現:HiPro Biz)を立ち上げ、事業責任者として組織を牽引し、2021年10月には執行役員に。2022年5月、業界初となるプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」の立ち上げを行い、HiPro編集長に就任。


副業・フリーランス人材マッチングプラットフォームサービス「HiPro Direct」について
< https://direct.hipro-job.jp/lp/pro/ >
「HiPro Direct」は、企業と副業・フリーランス人材をつなぐマッチングプラットフォームサービスです。
人生100年時代への突入、コロナ禍でリモートワークが普及・浸透したことなどにより、個人のはたらき方や雇用のあり方が大きく変わってきています。企業を取り巻く環境も劇的に変化し、複雑なビジネス課題を解決するためには、企業と従業員の雇用契約だけでは対応しきれない状況も生まれています。こうした現状を変え、新しい人材活用(タレントシェアリング)が当たり前となる社会を目指します。

プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」について< https://hipro-job.jp/ >
人生100年時代への突入、コロナ禍でリモートワークが普及・浸透したことなどにより、はたらき方や雇用のあり方が大きく変わってきています。企業を取り巻く環境も劇的に変化し、産業構造も変わりつつあります。こうした中、複雑なビジネス課題を解決するためには、企業と従業員の雇用契約だけでは対応しきれない状況も生まれています。こうした現状を変え、新しい人材活用(タレントシェアリング)を当たり前にするために誕生したのが、「HiPro(ハイプロ)」です。「HiPro」は「スキルを解放し、社会を多様にする。」をパーパスに、企業は課題解決に必要な人材と出会うことができ、個人は自分のスキルにあったプロジェクトを探すことができる、業界初のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービスです。「HiPro」の展開により、これまでの経験とスキルを活かしながら自身の可能性を広げたい個人と、複雑化する課題に対応したい企業に選択肢を増やし、社会を多様にしていきます。

パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/ 

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会社概要

パーソルキャリア株式会社

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URL
https://www.persol-career.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階
電話番号
-
代表者名
瀬野尾 裕
上場
未上場
資本金
11億2700万円
設立
1989年06月