慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

9月より、キャンパス全体を対象にペットボトル「資源」の循環を促進

サントリー食品インターナショナル(株)は、慶應義塾大学と連携し、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を9月16日(火)より開始します。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景

サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは、2022年11月に2030年に向けたカーボンニュートラル目標を発表し、2023年から「サステイナブルキャンパスプログラム」を開始しました。サステナブルなキャンパスづくりからスタートし、それをサステナブルな地域づくりにつなげることを目指し、多くの学生・教員が主体となって取り組みを進めています。

今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両者の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは、社会的コミットメントと実践を通じて知を形成してゆくという「実践知」の考え方を掲げ、最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインを駆使し、柔軟に人文・社会科学と融合することにより、未解決の問題へ取り組み、さまざまな解決策を創造してきました。また、学問分野を横断した学びを通して、変化に対応できる力を養い、先を見通せない時代を生き抜き、未来を創造する先導者の育成に取り組んでいます。

サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

また、家庭の外ではペットボトルの分別が十分に進んでいないという課題に対して、「外でもきれいな分別」を行っていただけるよう啓発コミュニケーションに注力しており、あえてペットボトル飲料を飲み終える場面から始まり、外でもキャップとラベルをきれいに分別するTV-CM・WEB動画の制作や、小中学校・商業施設等での出張授業などの取り組みを行ってきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先

サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/

                                        以上

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会社概要

URL
http://www.suntory.co.jp/softdrink/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワーN
電話番号
-
代表者名
小野 真紀子
上場
東証1部
資本金
1兆6838億4000万円
設立
2009年01月