吉本興業所属の芸人が漫画家「ごめたん」としてデビュー、待望の新作となるカーシェアを使った新たなグルメ漫画発売！

『カーシェアグルメドライブ　～車を買えない大人の至福の６時間～』８月28日（水）発売！『大家さんと僕』の矢部太郎氏も推薦！

徳間書店

2024年8月8日 00時00分

『カーシェアグルメドライブ　～車を買えない大人の至福の６時間～』ごめたん／著

株式会社徳間書店（本社：東京都品川区上大崎代表取締役：小宮英行）は、漫画家「ごめたん」こと、吉本興業所属の芸人トリオ「グランジ」のメンバー、五明拓弥氏のコミックス『カーシェアグルメドライブ　～車を買えない大人の至福の６時間～』を8月28日（水）に発売、また８月８日（木）よりネット書店で予約開始致します。

　免許は取得したものの、東京暮らしで車を所有するには何かと費用が掛かる。駐車場代、保険代などを含む維持費はとても捻出できそうにない――。そんな車を買えない大人の思いに応えてくれるのが、「カーシェア」だ。

　筆者「ごめたん」は、カーシェアの中でも６時間の使用であれば距離料金がかからずリーズナブルに楽しめるシステムがあることを知り、それ以後、旨い飯を求めてドライブをすることが何よりの楽しみになった。現在43歳のごめたんの素顔は、吉本興業所属の芸人、３人ユニット「グランジ」の五明拓弥氏。後輩芸人たちが続々とブレイクする様子を見ていく中、先輩芸人としていろいろと思うところはある。レギュラー番組の終了、吉本同期の芸人引退と転身、懐かしい祖父母の記憶……様々な思いをめぐらせながらカーシェアで行くグルメドライブは、自分との対話をするのにちょうどいい時間と空間になる。

　本書に収録するのは、筆者自身が実際に訪れた関東エリアを主軸に、京都、福岡など全11話のグルメドライブ。各話ごとのBGMに挙げている楽曲が、ストーリーとドライブをさらにリアルに感じさせる。帯には『大家さんと僕』の矢部太郎さんの推薦コメントも掲載。カーシェアを使って、ちょっとだけ贅沢な一日を過ごす、新たなグルメ漫画の誕生！

【『大家さんと僕』矢部太郎さん推薦！】

「持たない」ことの豊かさ！　新しさ！　そんな道を行く大きな男ごめたんの運転に身をまかせる喜び！

本書の主な内容

#プロローグより

＃プロローグ

＃01川越（蒙古タンメン中本川越「特製樺太丼」／SINGER SONGER「初花凛々」）

＃02柏（噂の太郎「煮込定食」／はっぴいえんど「風をあつめて」）

＃03原宿（まるせい「唐揚げ弁当」／エレファントカシマシ「四月の風」）

＃04幕張（芳葉「チキンとココナッツミルクのグリーンカレーチャーハン」／大瀧詠一「君は天然色」）

＃05新百合ヶ丘（nichinichi「黒川卵のだし巻きサンド」／ホフディラン「極楽はどこだ」）

＃06保田（ばんや「ミックスフライ、イカガーリック、あじくらべ」／My Little Lover「白いカイト」）

＃07守谷（グルービー「海賊スパゲッティ、アンティサラダ」／Mr.Children「innocent world」）

＃08京都（からこラーメン「からあげとライス」／くるり「ハイウェイ」）

＃09都立家政（chamame「ランチプレートカレー４種」／つじあやの「風になる」）

＃10藤沢（中華大新「大新ラーメン、五目うまにそば」／サザンオールスターズ「希望の轍」）

＃11福岡（ドライブイン夕陽「焼きめし、アサリ貝汁」／PUFFY「渚にまつわるエトセトラ」）

＃エピローグ

※（　）内は店舗名＆メニュー／BGMの曲名

著者コメント（Q&A)

Q：漫画を描き始めたきっかけは？

A：2021年コロナ禍でやることがなく、とりあえず買ったiPadが全てのきっかけです。購入後iPadで漫画を描けることを知り、友人で漫画家の山本さほ先生から漫画を作ることのできるソフトを教えてもらい1ページ漫画などを描きはじめました。

Q：なぜカーシェアをテーマに？

A：39歳で車の免許を取得し夢のマイカー生活を夢見ていましたが、東京での車の維持費の高さに断念。そこで知ったのがカーシェアリングでした。レンタカーよりも気軽に借りられ、短時間の使用ならリーズナブル。そんなカーシェア使用して距離料金が加算されない6時間以内で旨い飯を食べに行くドライブをしていました。そのことを知り合いに話したら「面白いから漫画にしたら？」と言ってもらい描きはじめました。この漫画をキッカケに前作「『39歳の免許合宿』を知ってもらいたい」といやらしい気持ちもなきにしもあらずです(笑)。

Q：本書を描いている時の苦労話などありますか？

A：行ったお店への許可取りです。190cmの大男がお会計時に「少しお時間よろしいでしょうか？」って話しかけると、ほとんどの店員さんが身構えます(笑)。

Q：読みどころはどこでしょう？

A：店選びはドライブ先での地元民の声、その場の閃き、出会いの運を大切にしました。本書の中にはグルメサイトでは見つけることが困難であろうお店が載っています。あと、他人の不幸は蜜の味。知名度ある後輩芸人との仕事、僕にとって唯一のレギュラー番組が終わる瞬間、「破格の印税が入る」というデマを鵜呑みにして浮かれた中年芸人の哀愁も併せてお楽しみください（苦笑）。