養老孟司さんが海でたらい舟に乗り、山で虫を吸う! 佐渡島滞在に密着取材

株式会社新潮社

今年6月、養老孟司さんが27年ぶりに訪れたのは、「日本ジオパーク」にも認定されている佐渡島。樹齢300年を超える天然杉の森や、海底隆起により生まれた独特な形の岩場など、面白い景観が目白押しの佐渡で、養老さんに密着取材!「芸術新潮」11月号の養老孟司特集でみることができます。


 2泊3日の滞在最終日、養老さんが訪れたのは佐渡島南端にある宿根木(しゅくねぎ)という集落。海底の岩場が入り組んでいる佐渡南部では、漁がしやすいよう、竹と杉で作られた「たらい舟」が生み出されました。漁師でなくても体験用のたらい舟に乗れるということで、養老さんもチャレンジしてみることに。船頭さんが櫓を左右に動かすと、意外と素早く前進。周囲の海岸には、海底隆起によって地上にあらわれた枕状溶岩がごつごつと顔を出し、なんとも不思議な光景が広がっていました。
 

たらい舟にのる養老孟司さん。撮影:青木登(芸術新潮)たらい舟にのる養老孟司さん。撮影:青木登(芸術新潮)

 たらい舟から降りた後は、養老さんがこよなく愛する虫を採りに、大佐渡山地のほうへ。棒で木々を叩いて揺らし、落ちてきた虫をネットでキャッチするのが養老さんの虫採りスタイル。この日も早速虫を採ったと思ったら、まるで大きな注射器のような器具で、虫を吸う養老さん! 実はこれ、吸虫管といって、ネットに落ちてきた小さな虫も逃さず採れる便利な虫採り道具。虫屋(虫をこよなく愛し採集する人びと)にとっては欠かせない道具だそうです。もちろん吸うといっても内部に網がついているので、口の中に虫が入ってくる心配はなし。養老孟司さんがいきいきと虫を採る姿はぜひ本誌でどうぞ。


■「芸術新潮」概要
1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

■養老孟司
1937年、鎌倉生れ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。著書に『唯脳論』『バカの壁』『手入れという思想』『遺言。』『ヒトの壁』など多数。池田清彦との共著に『年寄りは本気だ』など。


■書籍データ
【掲載誌】「芸術新潮」2022年11月号
【発売日】2022年10月25日(火)
【造本】A4変型 無線とじ
【特集タイトル】養老孟司の目
【定価】1500円(税込)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/geishin/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社新潮社

88フォロワー

RSS
URL
https://www.shinchosha.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月