江戸川区が「カメラ地図連携アプライアンス」を導入 発災時の初動対応の迅速化を実現する環境を整備

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京港区、代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)は、江戸川区が地図上で高所カメラを自在に操ることが可能な「カメラ地図連携アプライアンス」を導入し、防災力強化のための環境を整備したことをお知らせします。

江戸川区では、防災目的で区内に高所カメラを設置し、災害発生時などの状況確認に運用しています。一方で、発災時に通報を受けても目印になるような建物がない限り、どこを映しているのかがすぐには把握できず、目的地を探すのに時間がかかるなどの課題がありました。高所カメラの更新時期を迎え、江戸川区は機能向上のため「カメラ地図連携アプライアンス」を採用しました。


本アプライアンスは、地図とカメラを連携させ、地図をクリックするだけでその地点の映像が表示されるシステムです。直感的な操作で、見たい場所をすぐに確認できるだけでなく、既存カメラとの連動も可能です。また、汎用化されたシステムのため、個別開発と比較して短納期/低コストで導入できます。江戸川区はこれらの点を総合的に評価して導入を決定しました。


従来の仕組みでは通報を受けてから現場を確認するまでに10分以上かかっていましたが、本アプライアンスの導入により数秒で完了することが可能となり、発災時の対応力強化につながっています。また、災害発生時にインターネットが止まるリスクを想定した際に、本アプライアンス上の地図データがオフラインで使用できることが安心材料となっています。今後は高所カメラの増設やAI、ドローン活用などで区内全域の状況確認が可能な環境整備をめざすとともに、システムによる防災の仕組みの標準化や自治体間の連携を通じた防災力の強化をめざします。


●江戸川区の事例詳細は下記よりご覧いただけます。
https://jichitai.works/article/details/1798

■「カメラ地図連携アプライアンス」概要

「カメラ地図連携アプライアンス」は地図操作によりカメラ制御を可能とするソリューションです。ハードウエア/ソフトウエア一体型のアプライアンスとして提供します。地図上で直感的に操作が可能で、個別開発と比較して短納期/低コストで導入が可能です。

本アプライアンス上には映像管理ソフトウエアとジオテクノロジーズ株式会社が提供する業務用地図アプリケーション開発キット「MapFan SDK for Windows」※1およびそれらを制御するキヤノンITSが開発したソフトウエアがインストールされています。4月11日には「モバイルデバイス連携」と「外部システム連携」機能の提供を開始しました。

※1. Windowsは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。


■2週間トライアル※2

提供商品と同一のソフトウエアが導入されたノートパソコンを最大2週間お貸出しします。エンドユーザ様へのデモや現地でのカメラ接続確認などにご利用いただけます。下記Webページからお申込みください。
 https://www.canon-its.co.jp/products/cameramap/trial/ 


■実際の操作映像を含む紹介動画はこちらからご確認いただけます。
 https://www.canon-its.co.jp/products/cameramap/ 

※2. お貸し出しには当社諸条件がございます。


●一般の方のお問い合わせ先:ITサービス営業本部ITサービス営業部 03-6701-3560(直通)
●カメラ地図連携アプライアンスホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/cameramap/
  

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会社概要

URL
http://www.canon-its.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー
電話番号
03-6701-3300
代表者名
金澤 明
上場
未上場
資本金
36億1700万円
設立
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