350万部のベストセラーを生んだ動物学者・今泉忠明先生が教える、いきものの"やばい進化"とは?
2020年2月11日(火)発売『くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑』
株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:鈴木美奈子)は、書籍『くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑』を2020年2月11日(火)に発売いたしました。
350万部のベストセラーを生んだ動物学者・今泉忠明先生が教える、生命38億年のサバイバルストーリー! 身近ないきものの驚きの進化が"図解"でわかる、はじめての「くらべる図鑑」が発売します。
- クジラは昔、四本の脚で陸を歩いていた!?
- カメは昔、甲羅がなかった!?
- ペンギンの世界にも保育園がある!?
■クジラは昔、陸を歩いていた!?
クジラの祖先は四本の脚をもち、陸上で生活していました。5000万年ほど前に陸と海の両方で生活するものが現れ、少しずつ水中生活に適した体に進化していきました。イルカやシャチもクジラの仲間で、水中で赤ちゃんに母乳をあげて育てるなど海の中で暮らすようになっても、哺乳類の特徴を多く残しています。
■カメは昔、甲羅がなかった!?
今から約2億2800万年前に生息していた「エオリンコケリス」というカメは、今と同じように丸く広がった胴体をしていましたが、背中にもお腹にも甲羅はありませんでした。くちばしのような口は、現在のカメとよく似ています。カメの甲羅は、永い年月をかけてあばら骨が平たく変化したものだといわれています。
■コウテイペンギンのひなはみんなで保育園に入る!?
人間の世界と一緒で、実はペンギンの世界にも保育園に似た「クレイシ」と呼ばれる共同保育所があります。ひなが生まれてしばらくは、両親が交代で海へ魚を獲りに行きますが、ひなが成長して食べる量が増えると両親は一緒に魚を獲りに行ってしまいます。その間、ひなの面倒を見るのは子供のいない若いペンギンたち。まさに人間世界の「保育園」のような役割がペンギンの世界にもあるのです。
<目次>
第1章:変わりすぎてやばい!! 進化で変わる、いきものの姿
第2章:変わらなすぎてやばい!! 大昔の姿を、今に残すいきもの
第3章:違いすぎてやばい!! 近い仲間なのに、特徴が極端に違ういきもの
第4章:似すぎていてやばい!! 人とそっくりな、いきものたちのルールや行動
<著者プロフィール>
今泉忠明
動物学者。小学3年生のときに読んだ『シートン動物記』に夢中になり、博物学者のシートンに憧れる。小学5年生のとき、海洋学者クストーの映画『沈黙の世界』に衝撃をうけ、大学では海洋生物について学ぶ(現・東京海洋大学にて)。その後、国立科学博物館の特別研究生として、哺乳類の生態学・分類学を学び、行政機関の研究調査に多数参加(現・文部科学省の国際生物学事業計画など)。上野動物園の初代動物解説員を務めた他、トウキョウトガリネズミの生体捕獲に世界で初めて成功。現在は、奥多摩や富士山麓の野生動物に関するフィールド研究に情熱を捧げる。研究の傍ら、発表した著書や監修書籍は数えきれず、“本"を通して子どもたちにいきものの面白さを伝える姿は、“現代のシートン"に他ならない。監修を務めた『ざんねんないきもの事典』は、第1回「こどもの本総選挙」で1位に選ばれ、大ベストセラーとなった。
『くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑』
■著者:今泉忠明
■絵:内山 大助/あべたみお
■発売日:2020年2月11日(火)
■定価:1,000円+税
■発行:株式会社世界文化社
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