1000人の20代・30代に聞いた「キャリアビジョン」調査ー『AMBI』ユーザーアンケートー
73%が「キャリアビジョンがある」と回答。一方、現在の職場でキャリアビジョンを「実現できる機会がない」方は半数以上に。
調査結果 概要
★ 73%の若手が「キャリアビジョンがある」と回答。見つかったきっかけ、トップは「任された仕事をしていく中で見つかった」。
★ 現在の職場でキャリアビジョンを「実現できると思う」方は約半数。実現できないと思う方の理由トップは「希望する仕事ができない」。
★ 半数以上がキャリアビジョンを「実現できる機会がない」と回答。「制度があっても機能していない」などの声も。
調査結果 詳細
1:73%の若手が「キャリアビジョンがある」と回答。見つかったきっかけ、トップは「任された仕事をしていく中で見つかった」。(図1~4)
39歳以下の方に、キャリアビジョンの有無について伺うと、73%が「ある」(明確にある:22%、なんとなくある:51%)と回答しました。キャリアビジョンがある方に、見つかったきっかけを伺うと「任される仕事をしていく中で自然と見つかった」が51%で最多でした。2番目に多かった回答は「転職」(34%)でしたが、年代別でみると、20代は「学生時代からあった」が34%で第2位にランクイン。30代の回答と12ポイントの差がありました。(20代:34%、30代:22%)。
また、 キャリアビジョンが「どちらかというとない」「ない」と回答した方に、今後のキャリアについて考えていることを伺うと、トップは「転職活動をしたい」(49%)でした。
【図1】現在、キャリアビジョン(仕事で実現したいことや将来のありたい姿)はありますか?
【図2】現在、キャリアビジョン(仕事で実現したいことや将来のありたい姿)はありますか?(年代別)
【図3】 「明確にある」「なんとなくある」と回答した方に伺います。見つかったきっかけを教えてください。(複数回答可)
【図4】 現在、キャリアビジョンが「どちらかというとない」「ない」と回答した方に伺います。今後のキャリアについて考えていることを教えてください。(複数回答可)
2:現在の職場でキャリアビジョンを「実現できると思う」方は約半数。実現できないと思う方の理由トップは「希望する仕事ができない」。(図5~7)
「キャリアビジョンがある」と回答した方に、現在の職場で実現できると思うかを伺うと「実現できると思う」方は55%(実現できると思う:16%、どちらかと言えば実現できると思う:39%)でした。現在の職場でキャリアビジョンを 「どちらかと言えば実現できないと思う」「実現できないと思う」と回答した方にその理由を伺うと、「希望する仕事ができない」が43%で最多でした。
また、現在の職場でキャリアビジョンが「実現できないと思う」と回答した方に、それが理由で転職を考えたことはあるかを伺うと、93%が「ある」と回答しました。具体的な理由もご紹介します。
【図5】 現在キャリアビジョンが「明確にある」「なんとなくある」と回答した方に伺います。現在の職場で実現できると思いますか?
【図6】現在の職場でキャリアビジョンを 「どちらかと言えば実現できないと思う」「実現できないと思う」と回答した方に伺います。現在の職場で実現できないと思う理由を教えてください。(複数回答可)
【図7】現在の職場で、キャリアビジョンを「どちらかと言えば実現できないと思う」「実現できないと思う」と 回答した方に伺います。それが理由で転職を考えたことはありますか?
Q.キャリアビジョンが現在の職場で実現できないと思う理由について、具体的に教えてください。
▼「希望する仕事ができない」と回答した方
・組織の形態として任せてもらえない仕事が多く、スキルが身につかないから。(20代女性)
・できれば転職したくなかったのでやりたいことに近しい部署への異動を希望したが、人手が足りていることや、会社の方針と合わず、希望が通らなかった。そのため転職を視野に入れるようになった。(30代女性)
・現在、大手企業の管理部門にいるが、中規模の企業で複数の専門性を身につけることや、組織が未成熟な環境下で現在とは違ったストレッチなチャレンジをしてみたいと考えている(30代男性)
▼「会社や業界の将来性が不安」と回答した方
・トップダウンが激しく社員の発言力がない、古い社風のままであるため。(30代女性)
・仕事で顧客と関わるうちに、自分のキャリアビジョンとして海外に関わる仕事をしたい思いが強まったが、自社に海外派遣制度や教育制度が整っていない。また、競合他社が業界に多数参入・拡大してくる中、自社の戦略が不透明かつ朝令暮改であり、不安感を覚えた。(30代女性)
・業界として持続的な成長を実現していくためにグローバル競争が前提となる中で、海外展開が遅い。能力やスキルを備えた優秀な人材は、転職して少ない状況に感じる。(30代男性)
▼「ロールモデルとなる人がいない」と回答した方
・現職では基本的に異動はなく、入社時の配属のまま上がっていく。加えて、キャリアパスについても能動的に行動し道を作るような人物が上にいないため実現できないと感じた。(20代女性)
・5年上の先輩が今の自分とあまり変わらないため、自分で何かをはじめるしかないと思っている。(20代男性)
・女性管理職社員がいても、家庭に業務に相当ひっ迫した様子を間近で見ているため、尊敬はしているがロールモデルとして目指したいとは思えない。(30代女性)
3:半数以上がキャリアビジョンを「実現できる機会がない」と回答。「制度があっても機能していない」などの声も。(図8~10)
自身のキャリアビジョンを実現できる機会があるかを伺うと「ある」と回答した方は46%と、半数以下に留まりました(十分にある:13%、たまにある:33%)。男女別では男性のほうが、企業規模別では1000人以上のほうが、キャリアビジョンを「実現できる機会がある」の回答が目立ちました(男性:52%/女性:39%、1000人以上:55%、1000人未満:40%)。具体的なエピソードもご紹介します。
【図8】キャリア面談や異動希望申請、社内公募制度など、自身のキャリアビジョンを実現できる(近づける)機会はどのくらいありますか?(年代別)
【図9】キャリア面談や異動希望申請、社内公募制度など、自身のキャリアビジョンを実現できる(近づける)機会はどのくらいありますか?(男女別)
【図10】キャリア面談や異動希望申請、社内公募制度など、自身のキャリアビジョンを実現できる(近づける)機会はどのくらいありますか?(企業規模別)
Q.キャリアビジョンを実現できる機会の有無について、具体的な制度の詳細やエピソードがあれば教えてください。
▼「十分にある」「たまにある」と回答した方
・会社として幅広い事業を行なっており、社内異動制度もあるため、やりたいことには何かしら引っかかると思う。また、社外での活動も認められているため、個人の行動力次第でやりたいことはできる環境だと思う。(20代男性)
・20代向けの早期管理職候補ジョブローテーションプログラムがあり、部署推薦だけでなく自己推薦できるチャンスが与えられている。(20代男性)
・最近は上長、所属長、部門長レベルで面談の機会が多く、その場で意見具申できるようになった。(30代男性)
・自身の領域外でも、自身が希望すればその業務に関われる。労務担当であるにも関わらず、弊社の引っ越しの際に社内レイアウトや移転作業のPMを一部任せていただけた。(30代女性)
・社内インターン、社内副業制度がある。(30代女性)
▼「あまりない」「ない」と回答した方
・同じ部署の先輩が、他部署への異動を志望したが「抜けることによって他の人の業務の負担が増えるから」と却下されていた。(20代女性)
・(希望を伝える機会が)たまにあるが形式でしか無く、ほとんどの希望は通らない。言うと目立つだけで何も変わらないので、言わなくなった。(20代女性)
・制度はあるが、機能していない。(30代男性)
・自己申告書を年に一度人事課に提出するが、生の声を伝える機会がない。(30代男性)
・教育系か管理職か専門家の中で、あなたは「このプランで」と将来を指定される。(30代女性)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『AMBI』( https://en-ambi.com/ )を利用する39歳以下のユーザー
■有効回答数:1,087名
■調査期間:2023年10月25日~11月13日
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