「西東京データセンター」2号棟が「優良特定地球温暖化対策事業所」に認定 ~地球温暖化対策に特に優れた事業所としてサステナブルな社会の実現に貢献~
キヤノンMJグループは、キヤノングループの企業理念「共生」のもと、事業を通じてお客さまや社会の課題を解決することにより、当社グループと社会の持続的発展をめざしたサステナビリティ経営を推進しています。キヤノンITSが所有・運営する「西東京データセンター」では、高度な安全管理のもと、お客さまよりIT機器をお預かりし、エネルギー効率の良いデータセンターを運用することにより、社会全体の省エネルギーへの貢献を進めています。
「西東京データセンター」1号棟は、CO2排出量を抑え、環境負荷低減を実現する「空調機の運転周波数適正化」や、冬季期間の外気を利用しながら効率よく熱交換を行う熱源設備「フリークーリング」の導入などの取り組みが評価され、2020年に東京都環境局より「優良特定地球温暖化対策事業所」(準トップレベル事業所)に認定されました。「優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定したものです。
このたび、同年10月に竣工した「西東京データセンター」2号棟においても、1号棟同様に評価され、2棟を有する1つの事業所として、2023年3月に「優良特定地球温暖化対策事業所」(準トップレベル事業所)の認定を更新することができました。
西東京データセンターは、高性能な設備と、今年で運営11年目となる1号棟で培った優れた運営品質で、お客さまのCO2排出量削減に大きく貢献しています。今後も、社会からの要請・期待に真摯に向き合い、ICTを通じて社会へ価値提供を行うことにより、豊かさと環境を両立する社会の実現に貢献してまいります。
〈西東京データセンターにおける東京都環境確保条例の主な評価項目〉
主な評価項目 | 実施項目 | 実施内容 |
Ⅰ管理体制 | CO2削減推進会議の開催 | 事業部門、CSR推進部門と合同で毎月CO2削減会議を開催し、事業所電力負荷に合わせて、運用方法及び省エネ対策案の検討を実施している |
Ⅱ建物設備性能 | 高効率設備の導入 | ・空調機インバータ制御・ECファンの導入 ・熱源ポンプのインバータ制御 |
フリークーリングの導入 | 冬季の外気が低い期間に熱源機を稼働させず冷水を作る仕組みを導入 | |
Ⅲ事業所の運用 | BEMSの活用 | BEMS(BuildingEnergyManagementSystem)を活用することで、熱源機器等のエネルギー分析を実施して、高効率な設備運用を実施している |
■関連情報
キヤノンマーケティングジャパングループが「ゼロエミッション東京」を目指す東京都にCO2削減クレジットを寄付
https://www.canon-its.co.jp/news/detail/20200928.html
「ゼロエミッション東京」実現への協力に対し、東京都知事から感謝状授与
https://www.canon-its.co.jp/news/detail/?id=9065
キヤノンITSのサステナビリティ戦略とSDGs
https://www.canon-its.co.jp/company/csr/sdgs/
●一般の方のお問い合わせ先:データセンターサービス本部 DC運営部 042-433-8989(直通)
●西東京データセンターホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/idc_west_tokyo/
●ニュースリリースホームページ:https://canon.jp/corporate/newsrelease
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