資生堂、芸術文化に積極的に関わる企業を表彰する イタリアの「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」において第3位に入賞
資生堂は、今年から始まった芸術文化に積極的に関わる企業を表彰する「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」において第3位に入賞し、2016年11月23日(水)にイタリア・ローマにおいて授賞式が開催されました。
※「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」公式ウェブサイト http://www.pptart.net/corporate-art-awards
《「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」について》
開催1回目の今年は22ヵ国から80の企業がエントリーしました。各社が芸術文化活動に取り組むことになった経緯や、所蔵するコレクションには企業文化がどのように反映されているか、芸術文化活動をどのように経営に反映させているか、といった観点から選考が行われました。その結果、資生堂は「最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている」という理由から、第3位に選出されました。上位企業と受賞理由は以下の通りです。
○「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」上位入賞企業
<順位>第1位
<企業名>インテサ・サンパオロ銀行
<受賞理由>15世紀から現代までの美術作品を収集し、同行が所有するミラノ、ベネチア、ナポリにある宮殿で公開をしている。
<順位>第1位
<企業名>ドイツ銀行
<受賞理由>各リージョンのヘッドオフィスが主体的に、主に平面の作品・写真、絵画を収集。オフィス内で展示を行い、外部の美術館へ貸し出しをしている。
<順位>第2位
<企業名>アメリカン・エキスプレス
<受賞理由>イタリアの文化遺産の修復・発掘を支援している。
<順位>第3位
<企業名>資生堂
<受賞理由>最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている。
《資生堂の芸術文化活動について》
資生堂は、1872(明治5)年に「日本初の洋風調剤薬局」として東京・銀座に創業しました。資生堂が芸術文化活動に取り組むことになったのは、初代社長・福原信三の時代に遡ります。信三は、それまでの個人経営の薬局から、化粧品会社としての事業領域を定め、組織的にも大きく発展させました。また、「ブランドは世界に通用するものでなければならない」「商品をしてすべてを語らしめよ」「ものごとはリッチでなければならない」と、現在に至る資生堂を方向付ける3つの重要な方針を打ち出しました。信三はこの3つの方針の下、「商品の芸術化」「芸術支援と社内外への還流」「生活文化情報の開発・発信」に取り組み、その精神は現在まで脈々と受け継がれています。
現在、資生堂の代表的な芸術文化活動のひとつに「資生堂ギャラリー」があります。信三自らが1919(大正8)年に創設したもので、日本に現存する最古のギャラリーと言われています。経営者でありながら写真家としても活動し芸術を深く愛していた信三が、若手作家や前衛芸術家に発表の場を無料で提供するために創設し、資生堂のメセナ活動の原点となっています。その他の主な芸術文化活動には、資生堂ギャラリーなど銀座の4つの拠点から同一テーマで文化を発信するプロジェクト「BEAUTY CROSSING GINZA」や、資生堂ギャラリーに出品された作品を購入し、収蔵・保管、無料で一般公開をしている「資生堂アートハウス(2016年9月16日から2017年6月末まで一時休館)」、企業文化誌『花椿』等があります。
一般的に、芸術文化活動は、環境保全や地域社会への貢献と同様に、CSR活動のひとつであると捉えられています。資生堂では、昨今CSR活動の新たな考え方となっている「CSV(Creating Shared Value:経済的価値と社会的価値の共存=CSR活動で経営や事業に貢献する)」に基づき、今後も経営や事業にも貢献するサステナブルな芸術文化活動を行ってまいります。
▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002081&rt_pr=tr731
▼ 資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr731
※「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」公式ウェブサイト http://www.pptart.net/corporate-art-awards
《「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」について》
「CORPORATE ART AWARDS(R)」は、芸術文化に積極的に関わる企業の活動を認め広く知らしめるために今年初めて設けられた賞です。同賞は、ブランドコミュニケーションエージェンシーの「ppt Art」とイタリア・ローマのビジネススクール「LUISS BUSINESS SCHOOL」との共催で、「MINISTERO PER I BENI E LE ATTIVITA CULTURALI」(イタリア文化財・文化活動・観光省)等が後援をしています。「CORPORATE ART AWARDS(R)」の公式ウェブサイトには「芸術文化活動はCSRの究極の表現である。芸術文化活動に積極的に関わる企業は、道徳、環境、社会にも積極的に関わり、収益面でも成功しているケースが多い」と記載されています。
開催1回目の今年は22ヵ国から80の企業がエントリーしました。各社が芸術文化活動に取り組むことになった経緯や、所蔵するコレクションには企業文化がどのように反映されているか、芸術文化活動をどのように経営に反映させているか、といった観点から選考が行われました。その結果、資生堂は「最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている」という理由から、第3位に選出されました。上位企業と受賞理由は以下の通りです。
○「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」上位入賞企業
<順位>第1位
<企業名>インテサ・サンパオロ銀行
<受賞理由>15世紀から現代までの美術作品を収集し、同行が所有するミラノ、ベネチア、ナポリにある宮殿で公開をしている。
<順位>第1位
<企業名>ドイツ銀行
<受賞理由>各リージョンのヘッドオフィスが主体的に、主に平面の作品・写真、絵画を収集。オフィス内で展示を行い、外部の美術館へ貸し出しをしている。
<順位>第2位
<企業名>アメリカン・エキスプレス
<受賞理由>イタリアの文化遺産の修復・発掘を支援している。
<順位>第3位
<企業名>資生堂
<受賞理由>最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている。
《資生堂の芸術文化活動について》
資生堂は、1872(明治5)年に「日本初の洋風調剤薬局」として東京・銀座に創業しました。資生堂が芸術文化活動に取り組むことになったのは、初代社長・福原信三の時代に遡ります。信三は、それまでの個人経営の薬局から、化粧品会社としての事業領域を定め、組織的にも大きく発展させました。また、「ブランドは世界に通用するものでなければならない」「商品をしてすべてを語らしめよ」「ものごとはリッチでなければならない」と、現在に至る資生堂を方向付ける3つの重要な方針を打ち出しました。信三はこの3つの方針の下、「商品の芸術化」「芸術支援と社内外への還流」「生活文化情報の開発・発信」に取り組み、その精神は現在まで脈々と受け継がれています。
現在、資生堂の代表的な芸術文化活動のひとつに「資生堂ギャラリー」があります。信三自らが1919(大正8)年に創設したもので、日本に現存する最古のギャラリーと言われています。経営者でありながら写真家としても活動し芸術を深く愛していた信三が、若手作家や前衛芸術家に発表の場を無料で提供するために創設し、資生堂のメセナ活動の原点となっています。その他の主な芸術文化活動には、資生堂ギャラリーなど銀座の4つの拠点から同一テーマで文化を発信するプロジェクト「BEAUTY CROSSING GINZA」や、資生堂ギャラリーに出品された作品を購入し、収蔵・保管、無料で一般公開をしている「資生堂アートハウス(2016年9月16日から2017年6月末まで一時休館)」、企業文化誌『花椿』等があります。
一般的に、芸術文化活動は、環境保全や地域社会への貢献と同様に、CSR活動のひとつであると捉えられています。資生堂では、昨今CSR活動の新たな考え方となっている「CSV(Creating Shared Value:経済的価値と社会的価値の共存=CSR活動で経営や事業に貢献する)」に基づき、今後も経営や事業にも貢献するサステナブルな芸術文化活動を行ってまいります。
▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002081&rt_pr=tr731
▼ 資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr731
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