まさに現代喜劇!? 新作落語を引っ提げた「志の輔らくご in PARCO 2011」が爆笑に巻き込む・・・WOWOWで放送

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 落語家として異例の1ヵ月公演を毎年、東京・渋谷「PARCO劇場」で開催し、今年15年目を迎えた立川志の輔の人気公演「志の輔らくご in PARCO 2011」がWOWOWに登場!鮮やかで親しみやすい切り口から老若男女に愛される志の輔が、22日間で約1万人の観客を動員した人気公演だ。本レポートでは、1月28日に行われた本公演から、4月2日(土)午後3:30にオンエアされる古典落語「だくだく」と新作「ガラガラ」の2席の演目をご紹介する。

 出囃子の中、ステージの高座に現れた立川志の輔は、デジタル元年の2011年の幕開けを軽妙な語りで観客を引きつけてから、古典落語「だくだく」をスタート。貧乏長屋に引っ越し、絵師の先生に壁に家財道具を描いてもらおうとする主人公の八五郎。渋々、うなずく先生だが、八五郎に乗せられるまま、床の間から金庫、あくびをする猫まで描いてしまい・・・。志の輔の話術と身振りに、観客はあたかも目の前に部屋の光景が広がるような錯覚に陥る。さらに、先生をその気にさせていく、志の輔演じる八五郎の甘い合いの手がどこか憎めず笑いを誘っていく。そして、そこに泥棒が現れて・・・。描かれた家財道具を巡って、息つく暇もなく展開する八五郎と泥棒の掛け合いに、会場から笑いが止まらなくなる。

 また、商店街の福引きの騒動を描く新作「ガラガラ」では、景品の本数を間違え、会場の裏で冷や汗を流す商店街の役員と会長たち、表で福引きに歓喜する町の住人たちを、志の輔が何役も見事にこなしていく。善意から生まれたウソで窮地に立ち、困り顔の役員たちの様子は、日常にありがちで人情や愛しさも生まれてくる。“インターネット”など現代的な要素も豊富に散りばめられた本作は、落語とはいえ現代喜劇そのもの。ラストで披露されるちょっとした舞台仕掛けの演出もお楽しみに!

 演目「だくだく」と「ガラガラ」が披露される「志の輔らくご in PARCO 2011 その壱」は、WOWOWで4月2日(土)午後3:30に放送。また、新作「大河への道」も今秋放送予定。

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東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
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03-4330-8111
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上場
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資本金
50億円
設立
1984年12月