TIS、ユーザーの健康活動をサポートするアプリ「ASTARI(アスタリ)」を2020年3月末より提供

「ASTARI」のユーザーデータ活用を希望する小売事業者・メーカーなどのサービス参画企業の募集を開始

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、ユーザーの健康活動をサポートする消費者向けアプリ「ASTARI(アスタリ)」を3月末から提供開始することを発表します。
また、それに先立ち同アプリから得られるユーザーの趣味嗜好、来店前後の行動・購買などのデータを活用し、ユーザーへの応援(お得な買い物・プレミアム体験)を提供する「ASTARI参画企業」の募集を開始します。
「ASTARI」は、健康志向を持つユーザーと、そのユーザーをカスタマーとして持つ小売・流通・メーカーなどの「ASTARI参画企業」を“つなげる”サービスです。

「ASTARI」ユーザーは、アプリ上で食事の写真を撮るだけで成分を分析できるなどの自身のヘルスケア情報(歩数、体重、食事)の管理ができ、「ASTARI参画企業」から提供されるお得なクーポンなどを無料で受けとることができます。
一方の「ASTARI参画企業」は、ユーザーの許諾を得た様々なデータを分析することができます。これにより、趣味嗜好から想像する新たなペルソナ像の想定や購買予測・離反予測を実現する個々のユーザー合わせたone to oneマーケティングが可能になり、最適なタイミングでの自社の商品・サービスの提供が可能になります。

<「ASTARI」のサービス全体像>

TISは、自社データに課題を持つ企業に対し、「ASTARI」データを活用した分析および施策・立案をサポートします。ユーザーの健康活動における“なりたい状態”への過程で“お得”で“プレミアムな体験”をお届けすることで、「ASTARI参画企業」がユーザーにとって、なくてはならない存在になることを目指します。

また、提供開始に先行して以下の企業の参画が決定しています。
<参画企業>
株式会社ヒマラヤ(https://www.himaraya.co.jp/
株式会社大屋(http://daiya-grp.co.jp/
株式会社三福ホールディングス(https://www.sanpuku.co.jp/

■背景
経済産業省が発表した「DXレポート」※1でデータ利活用によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が述べられており、仮にDXが進まなかった場合は、2025年までに日本企業は12兆円/年の経済損失が生じると試算されています。
レポートで述べられている「データ活用」においては、自社で蓄積したデータに加えて、ユーザーとのタッチポイントの前後に関係する行動目的を捉え、そのために必要なデータを定義することが重要になります。購買は、あくまで目的達成のための接点であり、他業種に跨る各接点の購買データを利活用し、購買前後の行動を含めた面(=目的)を捉えることが必要になります。

そこでTISでは、「ASTARI参画企業」が保持するデータと「ASTARI」ユーザーのデータをつなぎ合わせることで個々のユーザーに合わせた体験を創造します。

※1:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html)

■「ASTARI」アプリの概要
「ASTARI」アプリには、ユーザーのヘルスケア情報(歩数、体重、食事)を管理する機能や、歩数に応じた「ASTARIマイル」付与機能があり、獲得した「ASTARIマイル」に応じて「ASTARI参画企業」が発行するクーポンに交換することができます。また、アプリ上では「ASTARI参画企業」が発行する会員証をユーザーが登録することで、その企業が提供するお得な買い物・プレミアム体験を得ることができます。(「ASTARI」アプリは無料アプリです)

・アプリの主な機能
1.お得な体験を受ける事ができるクーポン
2.食事(ライフログ)記録・集計データの照会※2
3.歩数を管理し、歩数に応じたマイルの付与
4.体重の写真を撮るだけで登録
5.スマートフォン決済(夏以降リリース予定)※3

※2:ライフログテクノロジー株式会社のAIによる画像解析技術やデータの予測分析技術を実装したヘルスケアアプリ「カロミル」との連携サービス(カロミルコネクト)を利用しています。
※3:日本電子決済推進機構が提供するBank Payサービスを利用予定。Bank Payとは、お客さまの預金口座からお買い物やご飲食時のお支払い代金を即時にお引き落としするQRコード決済サービスです

TISが独自に行った事前の受容度調査(20~60代合計1,000人に対してASTARIアプリを使いたいか等)では、20~60代の男女からの受容度が平均して50%を超えており、特に20~40代の女性においては60%を超える結果となりました。

■「ASTARI参画企業」向けサービス
「ASTARI参画企業」は、アプリ上で自社が発行する会員証をユーザーが登録することで、「ASTARI」上のユーザーデータと企業側で保持する購買データを組み合わせた分析ができるようになります。

「ASTARI」アプリユーザーの許諾を得た様々なデータを「データ統合・利活用プラットフォームサービス」(※4)上で照会することで、来店前後の行動・購買商品・食事データを基に趣味嗜好の分析が可能になります。これにより、購買時間や行動データを基に生活リズムを予測することで、これまで不特定多数に訴求してきた商品・サービスを適切なカスタマーに最適なタイミングで訴求することが可能になります。また、「ASTARI」のデータと参画企業のデータを掛け合わせた個別の分析結果を元に新商品・新サービスの開発、地域や店舗ごとの商品の陳列に活かすことも可能になります。

<参画企業向けサービス>
1.   データ照会(BIツール提供)
2.   分析レポートの提供
3.   ASTARIアプリ上での会員に対するクーポン発行(趣味嗜好に合わせた個人別の発行)
4.   ASTARIアプリ上でのニュース配信

<サービス利用料>
本サービス利用では、「ASTARI」アプリで支払われた料金の一部(数%)およびデータ分析サービスの利用料が発生します。

※4:「データ統合・利活用プラットフォームサービスは以下ご参照下さい。https://www.tis.jp/service_solution/Data_Square/

「ASTARI参画企業」についての詳細は以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/astari/

TIS株式会社について(http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部
デジタルトランスフォーメーション営業企画ユニット ASTARI窓口
E-mail:astari@pj.tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月