WOWOW開局以来続く長寿番組もついに20周年!無料放送でお届けする「エキサイトマッチ20周年スペシャル」――解説者・ジョー小泉、浜田剛史に聞く20年
日本に世界のボクシングの魅力を伝え続け、WOWOW開局以来放送している「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」もついに20周年。今年度も、世界各地で行われる17階級の世界タイトルマッチ(WBA・WBC・IBF・WBO等のメジャータイトル)を中心に、注目のビッグマッチなどを充実の解説・実況陣でお届けする。
今年度最初の放送(4月4日夜8:00)は、「エキサイトマッチ20周年スペシャル」として、拡大版ノンスクランブル放送でお届け!これまでの20年を振り返ると共に、マニー・パッキャオの強さや魅力を分析、現在の世界のボクシングの見どころなどをわかりやすく紹介する。
番組の解説者・ジョー小泉、浜田剛史に「エキサイトマッチ」の20年を振り返ってもらった。
◆この20年で一番印象に残っている試合はなんですか?
ジョー小泉:ここ一番を上げるとすると、マイク・タイソンとイベンダー・ホリフィールドの第1戦です。一つの時代が終わったような感じがするんです。タイソンというスーパースターと、日陰の存在だったホリフィールドという人生が交錯して、ホリフィールドがタイソンを破った。タイソンは約3年半の収監を経てリングに復帰し、強いと思ったところに油断もあったんでしょうが、ホリフィールドに敗れた。再戦してもあの耳噛み事件を起こした。それで没落していった。他にもいい試合はいくらでもありましたけどね。
浜田剛史:私はホリフィールドとボウの第1戦目。リディック・ボウがタイトルを獲ったときです。ホリフィールドが最初から最後まで全力というか力いっぱい打った、そして最終的にダウンを取られて判定負け。1ラウンドから最終ラウンドの最後まで目が離せなかった。見ているほうも緊張で肩が凝ってしまった。当時、マイク・タイソンが注目を浴びていたのですが、内容からするとこの試合は一、二を争うと思います。
◆20年続く「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」の魅力は?
ジョー小泉:厳選された世界のトップクラスの試合を毎週提供しています。国際的に非常に質の高いものを見るというのは目の栄養になります。一般のボクシングを知らない人に対しても感銘を与えるようなこのスポーツ特有の良さ。それは何かと言うと、スリルであり豪快さであり逆転であり、あるいはパンチのパワー。ボクシングの知識がなくても感動を与えるような試合、一流の試合にはそれがあるんですよ。「スゲー!」と思わせるようなものが。すべてがそうだとは言いませんが、年間50試合ほどある中でかなりの数あると思います。マニー・パッキャオをはじめユリオルキス・ガンボア、ファン・マヌエル・ロペスなどのスター選手は、一般の人をして驚嘆させるものを持っています。まして、ボクシングの知識を持っている人はさらにその強さ、すごさを味わえる。
浜田剛史:一晩で立場が逆転する、天国と地獄がリング上で繰り広げられるのは他の競技ではないのではないでしょうか。勝てば世界チャンピオン、負ければ一夜にしてただの人。しかも、一対一の競技なので嘘がつけない、ごまかしがきかない。実際に皆が見ている前で勝った負けたがはっきり出るわけですから、人のせいにもできない。難しい判定もありますが、立っている選手が勝ち、倒れた選手が負け。こうはっきりする競技は他にはないのではないかと思いますね。そういった試合がこの番組では見ることができます。
◆5月のパッキャオvsモズリー戦のみどころは?
ジョー小泉:2人とも非常にスピードがある。常勝のパッキャオにとってひとつの危険性がある相手というのがシェーン・モズリーだと思います。特に前半の強さ、ハンドスピードがパッキャオに匹敵するものがある。年齢的には39歳で後半失速傾向はありますが、モズリーのパンチはメイウェザー戦でも当たったように、パッキャオに当たれば波乱が起きる可能性はあると思います。予想としては、中盤以降にパッキャオが仕留めるKOかTKOだと思います。
浜田剛史:パッキャオは約10年、勝てないだろうという選手に勝ってきて今に至った。次は勝てないだろう…また勝った、今度はだめだろう…また勝ったと。今回のモズリー戦の場合、パッキャオは勝つだろうと思われている。モズリーがマルガリートに勝ったときもそんな感じがありました。2009年1月、マルガリートのノックアウトだろうと思われていたときに、番狂わせをやりましたからね。モズリーは1試合にかけて上がるところがある。何が起こるか分からないというのがボクシングですから、この試合も何が起こるか分からないですね。予想としては、油断なしの場合はパッキャオがノックアウトすると思いますが、予想しなかったことが起こるとすれば、モズリーの速いパンチが連続して前半のノックアウト。可能性はあるでしょうね。
パウンド・フォー・パウンド(=最強)と称され、6階級を制覇したマニー・パッキャオを中心に回っている現在のボクシング界。そのパッキャオは、5月に元3階級制覇王者シェーン・モズリーとのビッグマッチに臨む事が決定。今年も世界のボクシングは盛り上がること必至。
月曜夜8:00の雄は、今年度も日本中のボクシングファンを虜にする!
■WOWOW番組情報
・「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」
毎週月曜夜8:00 好評放送中!
・開局以来続く長寿番組もついに20周年!
「エキサイトマッチ20周年スペシャル」
4月4日(月)夜 8:00[無料放送]
・エキサイトマッチスペシャル 独占生中継!
「マニー・パッキャオ vs シェーン・モズリー」
5月8日(日)午前 11:00
今年度最初の放送(4月4日夜8:00)は、「エキサイトマッチ20周年スペシャル」として、拡大版ノンスクランブル放送でお届け!これまでの20年を振り返ると共に、マニー・パッキャオの強さや魅力を分析、現在の世界のボクシングの見どころなどをわかりやすく紹介する。
番組の解説者・ジョー小泉、浜田剛史に「エキサイトマッチ」の20年を振り返ってもらった。
◆この20年で一番印象に残っている試合はなんですか?
ジョー小泉:ここ一番を上げるとすると、マイク・タイソンとイベンダー・ホリフィールドの第1戦です。一つの時代が終わったような感じがするんです。タイソンというスーパースターと、日陰の存在だったホリフィールドという人生が交錯して、ホリフィールドがタイソンを破った。タイソンは約3年半の収監を経てリングに復帰し、強いと思ったところに油断もあったんでしょうが、ホリフィールドに敗れた。再戦してもあの耳噛み事件を起こした。それで没落していった。他にもいい試合はいくらでもありましたけどね。
浜田剛史:私はホリフィールドとボウの第1戦目。リディック・ボウがタイトルを獲ったときです。ホリフィールドが最初から最後まで全力というか力いっぱい打った、そして最終的にダウンを取られて判定負け。1ラウンドから最終ラウンドの最後まで目が離せなかった。見ているほうも緊張で肩が凝ってしまった。当時、マイク・タイソンが注目を浴びていたのですが、内容からするとこの試合は一、二を争うと思います。
◆20年続く「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」の魅力は?
ジョー小泉:厳選された世界のトップクラスの試合を毎週提供しています。国際的に非常に質の高いものを見るというのは目の栄養になります。一般のボクシングを知らない人に対しても感銘を与えるようなこのスポーツ特有の良さ。それは何かと言うと、スリルであり豪快さであり逆転であり、あるいはパンチのパワー。ボクシングの知識がなくても感動を与えるような試合、一流の試合にはそれがあるんですよ。「スゲー!」と思わせるようなものが。すべてがそうだとは言いませんが、年間50試合ほどある中でかなりの数あると思います。マニー・パッキャオをはじめユリオルキス・ガンボア、ファン・マヌエル・ロペスなどのスター選手は、一般の人をして驚嘆させるものを持っています。まして、ボクシングの知識を持っている人はさらにその強さ、すごさを味わえる。
浜田剛史:一晩で立場が逆転する、天国と地獄がリング上で繰り広げられるのは他の競技ではないのではないでしょうか。勝てば世界チャンピオン、負ければ一夜にしてただの人。しかも、一対一の競技なので嘘がつけない、ごまかしがきかない。実際に皆が見ている前で勝った負けたがはっきり出るわけですから、人のせいにもできない。難しい判定もありますが、立っている選手が勝ち、倒れた選手が負け。こうはっきりする競技は他にはないのではないかと思いますね。そういった試合がこの番組では見ることができます。
◆5月のパッキャオvsモズリー戦のみどころは?
ジョー小泉:2人とも非常にスピードがある。常勝のパッキャオにとってひとつの危険性がある相手というのがシェーン・モズリーだと思います。特に前半の強さ、ハンドスピードがパッキャオに匹敵するものがある。年齢的には39歳で後半失速傾向はありますが、モズリーのパンチはメイウェザー戦でも当たったように、パッキャオに当たれば波乱が起きる可能性はあると思います。予想としては、中盤以降にパッキャオが仕留めるKOかTKOだと思います。
浜田剛史:パッキャオは約10年、勝てないだろうという選手に勝ってきて今に至った。次は勝てないだろう…また勝った、今度はだめだろう…また勝ったと。今回のモズリー戦の場合、パッキャオは勝つだろうと思われている。モズリーがマルガリートに勝ったときもそんな感じがありました。2009年1月、マルガリートのノックアウトだろうと思われていたときに、番狂わせをやりましたからね。モズリーは1試合にかけて上がるところがある。何が起こるか分からないというのがボクシングですから、この試合も何が起こるか分からないですね。予想としては、油断なしの場合はパッキャオがノックアウトすると思いますが、予想しなかったことが起こるとすれば、モズリーの速いパンチが連続して前半のノックアウト。可能性はあるでしょうね。
パウンド・フォー・パウンド(=最強)と称され、6階級を制覇したマニー・パッキャオを中心に回っている現在のボクシング界。そのパッキャオは、5月に元3階級制覇王者シェーン・モズリーとのビッグマッチに臨む事が決定。今年も世界のボクシングは盛り上がること必至。
月曜夜8:00の雄は、今年度も日本中のボクシングファンを虜にする!
■WOWOW番組情報
・「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」
毎週月曜夜8:00 好評放送中!
・開局以来続く長寿番組もついに20周年!
「エキサイトマッチ20周年スペシャル」
4月4日(月)夜 8:00[無料放送]
・エキサイトマッチスペシャル 独占生中継!
「マニー・パッキャオ vs シェーン・モズリー」
5月8日(日)午前 11:00
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