CDPの最高評価「Aリスト」に2つの分野で認定
「気候変動」で3年連続、「水セキュリティ」で初
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、企業等の環境関連の戦略や取り組みなどを評価・認定する国際的な非営利団体CDP*1(本部:イギリス・ロンドン)から今回、2つの分野で最高評価の「Aリスト」に認定されました。
CDPは「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」の3分野で企業を評価しており、DNPは「気候変動」分野で3年連続、「水セキュリティ」分野で初めてAリスト認定を獲得しました。DNPが初認定となった「水セキュリティ」は、企業の水資源リスクを評価し、持続可能な水管理を促進するための国際的な枠組みです。
【CDPの認定について】
CDPは、世界の企業や都市に対して、気候変動対応の戦略や温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みなどを評価する世界有数のESG(環境・社会・ガバナンス)評価機関です。各社の情報開示の包括性・リスク管理・高い目標設定・リーダーシップ等の情報から、独立した手法で企業を評価し、「A」~「D-(マイナス)」の8段階のスコアを付与します。その評価プロセスは、気候変動に関する情報開示の枠組みであるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言にも準拠しています。
また、CDPを通じた情報開示を支持する金融機関の数は700以上で、その運用資産総額は世界の金融資産の4分の1を占めています。2024年は、全世界で24,800社を超える企業が環境情報開示に応じています。
【DNPの環境への取り組みについて】*2
DNPは、事業活動と地球環境の共生を絶えず考え、行動規範のひとつに「環境保全と持続可能な社会の実現」を掲げています。近年特に、地球環境に対する負荷の低減が強く求められるなか、サプライチェーン全体で環境を強く意識した活動を推進しています。
1972年には業界に先駆けて社内に環境専門の部署を設置するなど、早くから環境関連の課題解決に取り組み、環境配慮製品・サービスの開発・提供も推進しています。2020年3月には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた活動を加速させています。こうした取り組みをさらに強化するため、従来目標の進捗が良好なGHG排出量削減・資源循環率向上・水使用量削減などについて、2024年4月に中期環境目標を引き上げ、より挑戦的な数字を掲げました。
またDNPは、環境・社会・ガバナンスに配慮した企業活動が世界のESG評価機関から高く評価され、多くの投資インデックスに組み入れられています*3。例えば「FTSE4Good Global Index」(英国)に2001年から24年連続で、「MSCI ESG Leaders indexes」(米国)に2017年から8年連続で選定されているほか、企業の持続可能性を評価するEcoVadis社からシルバー評価を獲得しています。また、世界的なESG投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices」の「World Index」の2024構成銘柄に選定されました。
今後もDNPは、気候変動をはじめとするさまざまな環境課題の解決に取り組み、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしを実現する新しい価値を提供していきます。
*1 CDPについて → https://www.cdp.net
*2 DNPのサステナビリティ関連の取り組みはこちら → https://www.dnp.co.jp/sustainability/
*3 DNPのESG投資インデックスへの組み入れ状況はこちら → https://www.dnp.co.jp/sustainability/evaluation/index.html
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