実況解説は“視聴者ファースト”で“視聴者の代弁者”であれ!サイクルロードレース界の名コンビ・サッシャ&栗村修の実況解説に注目

「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を11月4日(日)「J:COMテレビ」「J SPORTS」で生中継

J:COM

株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井村 公彦)が提供するTVサービス「J:COM TV」では、2018年11月4日(日)、同社がプレゼンティングスポンサーとして協賛する「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(以下「さいたまクリテリウム」)を「J:COMテレビ」、「J SPORTS」で生中継、さらにJ:COMが提供する地域情報アプリ「ど・ろーかる」でもライブ配信(無料)いたします。世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」の名を冠した「さいたまクリテリウム」に、サイクルロードレース界のスーパースターたちが来日し、さいたま新都心駅周辺を駆け抜ける姿をぜひお楽しみください。


スポーツ中継を何倍もおもしろくする「実況」「解説」
地上波やBS・CS放送だけでなく、インターネット回線とスマートフォンなどの視聴デバイスがあれば、視聴場所を選ばずにスポーツ中継を楽しめるようになりました。「外出中でテレビ中継が見られない、展開が気になる!」という場面はもちろん、試合会場で熱気を味わいながら気になるシーンを手元のスマホで見ながら楽しむ、といったことも可能に。そんなスポーツ中継で欠かせないのが「実況」「解説」。その競技に詳しい人、初めて見る人…など幅広い理解度の方が楽しめるようにわかりやすく伝え、さらに中継を盛り上げる存在は、まさに「スポーツ中継の司令塔」と言えます。サッカー解説者・松木安太郎さんの「今のは、キーパーいなかったら入ってましたよ!」、プロ野球解説者・川藤幸三さんの「あれこれ言わんと静かに見ましょうや」など、視聴者の心を掴んだ実況はおなじみ。競技知識が無くても、スポーツ中継を何倍にもおもしろくする「実況」「解説」を聞いているだけで、充分楽しむことができます。

サイクルロードレース界で知らない人はいない!サッシャ&栗村修の“かけあい解説”
おもしろい実況解説は、サッカーや野球だけではありません。ラジオDJでおなじみのサッシャさん(実況)と国内で唯一、都府県をまたぐ自転車のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」大会ディレクターの栗村修さん(解説)は、日本ではまだあまりなじみのないサイクルロードレースをわかりやすく、そしておもしろく伝える存在として、ファンの間では超有名!「知識をひけらかすのではなく、視聴者の皆さんが知りたいこと、知るともっと楽しめることを伝える“視聴者ファースト”を心がけています」(サッシャさん)、「視聴者の皆さんが今どういう気持ちか考えて…というより、気づくと代弁しちゃってます(笑)」(栗村修さん)というコメントにもある通り、視聴者に寄り添った実況解説で、初めてサイクルロードレースを見る方も、肩ひじはることなく、気軽に中継を楽しむことができます。
11月4日に行われる「さいたまクリテリウム」でも実際に実況解説を担当するサッシャさん&栗村修さんに、特別インタビューを実施。同レースの見どころやテレビやスマホで楽しむためのポイント、はたまた“デスノート”伝説なども飛び出す、“爆笑必至”のインタビューは、必見です。

<放送情報>
『Cycle2018 J:COM presents 2018 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』

 

※写真は昨年の様子です ©Saitama city/Y.Sunada

[放送日程]11月4日(日)14:30~17:30
[放送チャンネル]「J SPORTS 3」(407ch)、「J:COMテレビ」(地デジ10ch)
特設ページ:https://www2.myjcom.jp/special/tv/sports/saitama-criterium/

さらに…J:COMの地域情報アプリ「ど・ろーかる」でライブ配信されるため、
J:COMサービスエリア外の方も視聴可能!


参考情報
◆J:COMのコミュニティチャンネル「J:COMテレビ」
「J:COM」の有料サービスの加入・未加入を問わず、「J:COM」のネットワークが接続されている建物にお住まいであれば、無料でご視聴いただけます。
※サービスエリア内でも一部ご利用いただけない地域がございます。

◆地域情報アプリ「ど・ろーかる」(無料)について
Android 「Google Play ストア」 / iPhone  「App Store」にて「ど・ろーかる」で検索
《アプリ詳細、インストールはこちら》 http://c.myjcom.jp/rd/dolocal.html?cid=my_dolocal-004

▲「ど・ろーかる」アプリのダウンロードはこちらから

―「J SPORTSオンデマンド」でもライブ配信!―
《会員登録はこちら》 https://front.jsports-ondemand.com/beginner

☆サッシャさん(実況)&栗村修さん(解説)へのスペシャルインタビュー☆
 


Q 2014年から「さいたまクリテリウム」の実況解説を担当されていますが、心がけてらっしゃることはありますか?

栗村修さん(以下、敬称略):サッシャ、ある?俺はあるよ。どっちから先に話す?

サッシャさん(以下、敬称略):俺もあるよ!
(“最初はグー”とじゃんけんを始める二人…サッシャさんが勝ち、先にお話いただくことに)
サッシャ:「ツール・ド・フランス」にも何度か行かせてもらったんですが、国内で色々なレースはありますが、限りなく「ツール・ド・フランス」の雰囲気を持ってきている、再現しているのが「さいたまクリテリウム」だと思います。放送のヘリコプター、バイクカメラも現地から持ってきていますし、さらに看板の形も似ていて。去年、ツールに行ったときに「さいたまっぽい!」と思わず感じてしまったほど(笑)。レースの瞬間、さいたまがシャンゼリゼになるんです。「さいたまクリテリウム」全体の雰囲気がツールそのものなので、そこはしっかり伝えたいと思っています。

栗村サッシャが今、97%ぐらい言っちゃったんですけど(笑)。サッシャが言ったことに付け加えるとすれば、本場のツールと違うのは、やっぱり日本人選手が一緒に走ってることだと思うんです。20年近く「ツール・ド・フランス」を伝えてきて、新城(幸也)選手、別府(史之)選手という二人の日本人選手がシャンゼリゼを走るのを伝えてきましたが、いつかはもっとたくさんの日本人選手が活躍して欲しいと願う中で「さいたまクリテリウム」の光景は、望んでいる未来だな…と。そして、日本でやるからこそ、日本人選手たちがツールを走ってるがごとく、盛り上げてあげたい…という思いを強く持っています。

Q 「さいたまクリテリウム」の実況解説を担当されてきて、印象に残っているシーンはありますか?

栗村本物の世界トップ中のトップ、カルピスで言うと“原液”のような(笑)濃い選手たちが来日し、「ツール・ド・フランス」本番でもなかなか見られないような先頭集団を作って、最高の走りを見せようとしているシーンは、解説していて、毎年楽しみですね!前夜祭(「J SPORTSオンデマンド」で配信)では、選手の素顔が見れますし!

サッシャ:あれは楽しみというか、ハラハラするよね(笑)。世界の超一流選手にカラオケ歌わせたり、早押しの機械を頭につけさせたり…ヨーロッパは、バラエティー番組もあまり多くないですし、そもそも選手たちがそこに出ることもないので、選手たちもけっこう楽しみにしているようですよ。レースでいえば、選手がフルスピードで実況席の前を走り抜けていくのは、シャンゼリゼと「さいたまクリテリウム」だけなんです。

栗村えー、俺もそれ言おうと思ってたのに―!

サッシャ:あとだしやめてよー(笑)!(気を取り直して…)周回コースを回るクリテリウムだからこそ「お、スピード上げてきたな」という本気の加速なんかを目の前で感じられるので、レース状況を伝えやすいですね。

Q サイクルロードレース界では、おなじみの実況解説コンビのお二人。お互いの実況、解説で印象に残っているものはありますか?
 


サッシャ:新城選手が5位に入ったステージがあって、リプレイ映像で新城選手に優勝した選手がかぶっていたのを見た栗村さんが「×××××(優勝した選手名)は、どうでもいい!」と言った瞬間ですね。解説としては暴挙だけど(笑)、日本の自転車ファン全員の気持ちを代弁したと思うんです。実況解説って一人よがりはダメで、“見てる人がどういう気分か”をくみ取るのが非常に大切だと思っていて。そういう意味でいうと、見てる人の気持ちを代弁するまさに名解説だったと思います。

栗村サッシャは“家電芸人”なので(笑)、ガジェットに強いんですよ!今年、ツールの中継中、目の前にMAC、iPad Pro、iPad、iPad miniの計4台を並べていて。ビックカメラに来たかと思いましたよ(笑)。実況席って、つい実況席の中だけで完結しがちなんですが、サッシャはどんなときも“視聴者ファースト”が徹底されていて、例えば、コースに城が出てきたら、必ず触れるんです。“城需要”って実はけっこう高くて、例えば自転車のことをあまり知らないけど付き合ってテレビを見ている奥様や彼女にとっては、城が興味を引くポイントだったりするんです。そういう情報をもらさないためにガジェットを駆使して実況してる。だからサッシャを一言で表すと…“視聴者ファースト”です!

サッシャ:それ“ファースト”っていい発音で言いたいだけでしょ(笑)。さまざまなデバイスで情報が集められる時代になり、視聴者もスマホ片手に放送を見てる方も多いはず。4台フル活用できているかはわかりませんが、集めた情報を放送と組み合わせて、視聴者が得難い情報を立体的に伝えてこそ、有意義な実況になるのでは…と。実況は“おごったら終わり”だと思っています。

Q 「さいたまクリテリウム」をテレビで見る人に“ここを観たらおもしろい”というポイントを教えてください
 


栗村:あんな濃厚なエンターテインメントショーは、ほかには無いんです!トップレベルの選手たちが、ある意味で“魅せる”走りをしてお客さんたちを盛り上げようとする、ほかでは絶対に起こりえないシチュエーションが起こるんです。サイクルロードレースって、少し哲学的というか、まったりした時間も長くて、戦略などじっくり聞きながら見ることが多く、それはそれでいいのですが、「さいたまクリテリウム」は、肩ひじはってテレビにかじりつくのではなく、お酒やおつまみを用意して、酔っぱらいながら「ふわぁーっ!」とリラックスして楽しんでもらいたいですね!

サッシャ3週間分の「ツール・ド・フランス」を1日に凝縮したようなレース、それが「さいたまクリテリウム」です!ある意味、「ツール・ド・フランス」の入門編と言ってもいいレース。これからサイクルロードレースを見ようかなと思ってらっしゃる方には、特にオススメです。

Q 栗村さんが優勝予想をすると、その選手が逆に活躍できないことがある“栗村デスノート”なるものがあるとお聞きしましたが…あえて今年の「さいたまクリテリウム」の優勝者を予想するなら誰でしょう?
 


栗村:そうですねぇ、やっぱりスプリンターが最近はきっちり勝っていて、いち早く出場を表明したキッテルが今年あまり良い成績を残せていないので、シーズン最後のレースを勝ちにくると思います。対抗馬は、トレンティン(2018ヨーロッパチャンピオン)、クリストフ(2017ヨーロッパチャンピオン)ですね。サッシャは、同じドイツ出身とということもあり、キッテルは友達なんだよね?

サッシャ:キッテルは、ジャイアンのようなキャラで(笑)、将来の選手会長になりそうなしっかり者でいい奴です。そして、栗村さんがキッテルと言ってるってことは…優勝はバルベルデですね(笑)。

Q 最後に「さいたまクリテリウム」をまだ見たことの無い方たちへ一言お願いします
 


サッシャ:ほかのスポーツに例えると、サッカーのチャンピオンズリーグに出ていた選手たちの東西対抗戦をさいたまでやるとしたら…メジャーリーグのオールスター戦、MLBの最高の選手たち、大谷も田中も来る試合を西武ドームでやるとしたら…皆さん、そのスポーツに詳しくなくても見ますよね?そういう大会なんですよ!それを見ないって…どうなってんの?!っていう話です。皆さん、オリンピックが日本で開催されると盛り上がっていますが、いやいや毎年そのレベルの大会をさいたまでやってますから!っていう。ぜひ、一度だまされたと思って見てみてください。「さいたまクリテリウム」を見て、おもしろいと感じてもらって、来年の「ツール・ド・フランス」を見てくださる方が増えるといいなと思っています。

栗村98%、サッシャが言いたいことを言ってくれたけど(笑)。付け加えるとすると、今、社会的にロードバイクが流行ってきていて、今、自転車のことを語れると「あ、なんか時代の先端いってるね」って感じがあるんです。といっても、深く知ろうとすると1年かけて「ツール・ド・フランス」見て…とちょっと大変ですよね?「さいたまクリテリウム」を見れば数時間で“ロードバイク知ってるぜ感”を出すことができます。現地で観戦する、テレビで見る、さらに実際にロードバイクに乗り始める…など、色々な楽しみの幅も広がります。国も自転車活用推進法など、自転車を活用しようと動いている時代ですし、「昨日、月9見た?」と火曜の朝に盛り上がるみたいな、みんな見なきゃダメだよ的な、流行に乗りたい人は必見です。自転車を語れると男性はモテるし、女性はまだ自転車に乗ってる方は少ないのでチヤホヤしてもらえますよ! 

参考情報:プロフィール
 


◆サッシャ:ラジオDJ、ナレーター、声優、タレント、スポーツ実況、MC。1976年ドイツ・フランクフルト生まれ(父:ドイツ、母:日本)、1986年日本に移住。ドイツで生まれ10歳まで過ごし現在も定期的に往復中。 日本とドイツの架け橋となるべく活動中。 1999年VIBE(現MTV)のニュースアンカーとしてキャリアをスタートさせる。 2001年にJ-WAVE及びFM FUJIでラジオDJとしてのキャリアをスタート、豊富な音楽知識で数多くの音楽番組を担当。 また、モータースポーツ、サッカー、サイクルロードレース等スポーツに詳しく、ツール・ド・フランスのファンで、それがきっかけで2002年より実況を担当。 また2013年よりルマン、Super GT、Super Formulaなどモータースポーツの実況としても活躍。また、ITから家電製品などにも詳しく雑誌でのコメント掲載も多い。 また子育てにも積極的に参加するパパでもある。
 


◆栗村 修:一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役、1971年神奈川県生まれ。中学生のときにTVで観た「ツール・ド・フランス」に魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在はツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。

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設立
1995年01月