「あまびえ」の次は「わらべ地蔵」!?デパートで、店内にコロナ退治のお地蔵さんを安置
静岡の石彫家・杉村孝氏が、疫病退散を願って制作 ◇ 松坂屋静岡店 本館6階 店頭
松坂屋は6月15日(月)、ようやく通常時間の営業に戻りました。お客様の安全・安心を第一に、引き続き出入口を制限、サーモグラフィーでの検温、マスクの着用、お中元の会場変更などへのご協力のお願いを実施しております。 そんな中、新型コロナの一刻も早い終息を願って、売場の一角に「疫病退散」のお地蔵さんを安置することになりました。
この「お地蔵さん」は、藤枝市出身の石彫家、杉村孝氏によるもの。「いっこく童(わらべ)さん」と名づけられたこの石彫は目をぎゅっとつむり、口は一文字。世界的に脅威を与えている新型コロナウイルスを憂い、疫病封じの一助となればという杉村氏の強い思いのもとで制作されました。
表情の「柔和さ」とともに、四角い顔で人々を疫病から盾となって守る「強さ」を併せ持った地蔵わらべは、二頭身のなんとも愛らしいお姿。デパートの売場の一角に安置されているので、どなた様でも「いっこく童さん」に会うことができます。
6月20日(土)から設置されており、お子さまから学生さん、ご家族、シニアの方まで足をとめていただいています。興味を持ってか、じっと見つめる方も多いようです。この新型コロナ禍のストレスを、少しでも癒していただけたら嬉しいです。
杉村孝氏の石彫作品は、京都の大原三千院の他、静岡県内の宝泰寺、地持院、宝珠山十輪寺など数々の名刹に安置され、訪れる人々の心を和ませてくれています。この「いっこく童さん」も松坂屋を訪れる多くのお客様の心に寄り添い、安らぎや救いを与えてくれることでしょう。
場所◆松坂屋静岡店 本館6階 美術画廊前
期間◆当面の間(たまにお出かけしてしまうことがあるそうです。すみません。)
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