秋田市とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、映画を通じた市民の交流の場を目指し、古民家を改装したミニシアター立ち上げのため、140万円の資金調達を開始

秋田で一度栄えた映画文化にもう一度火を灯し、様々な映画を通して老若男女が交流できる場をつくりたい~ ふるさと納税で地域課題解決の資金を募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用~

株式会社トラストバンク

秋田市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日11月12日トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF®)で、映画を通じて市民の交流の場となるミニシアターの立ち上げを目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は令和3年11月12日~令和4年1月31日で、目標寄付金額は140万円です。

ミニシアターに生まれ変わる推定築120年の古民家ミニシアターに生まれ変わる推定築120年の古民家

  • ガバメントクラウドファンディング®で寄付を募る背景

かつて秋田市には、約8軒ものミニシアターがあり「映画を観る」ことが生活に根差した地でした。しかし、大手シネマコンプレックスの進出で「単館系」の映画館は姿を消しました。近年は海外の動画配信サービスなどのサブスクリプションの台頭により、映画は自宅で好きな時間に観るものとなり、「映画鑑賞」を取り巻く環境は大きく変化しています。そうした中、秋田を拠点に映像制作を手掛ける株式会社アウトクロップ(秋田市、代表取締役:栗原栄見)が、「映画を観て誰かと語り合う場を作りたい」と自分たちが作成した映像を通して“見えない物語を魅せる”という想いのもと、ミニシアターの立ち上げを決意しました。

今回ミニシアターに生まれ変わる場所は、市内中心市街地の推定築120年の古民家です。住居と店舗部分に分かれており、店舗部分は化粧品屋さんとして数年前まで営業していました。また、店舗部分より奥に位置する住居部分は数十年前には美容師を住まわせていたようです。この歴史ある物件を改修し、風情を残しながらも秋田市内で映像をはじめとするアートに触れることのできる拠点となる場をつくります。さらに、一昔前に運営されていた映画館のスピリットを引き継ぎ、地域に根ざした映画館の運営を目指しています。修繕をする上で、できる限り明治の雰囲気がそのまま残るよう改装する予定です。

GCF®の活用により、地域の方はもちろん全国の方々や、「単館系」の作品が好きな映画ファンに対して、本プロジェクトを認知してもらうとともに、寄付していただいた方とミニシアターで交流を図れればと考えています。

本プロジェクトを通して、「映画を通じた地域の方との交流」や「見えない物語を魅せる」ことで、地域のアートシーンの活性化や中心市街地のにぎわい創出を目指していきます。

※ ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
 

  • 寄付金の使い道

寄付金は、ミニシアターの立ち上げに必要な、スクリーンや音響設備、照明設備などの映画上映に必要なものや、テーブルや椅子などの備品購入費用に使用させていただきます。

株式会社アウトクロップ 田口雄大氏 コメント
「私は秋田の田舎で生まれ育ちました。エンタメの少ない秋田で映画は貴重なエンタメの1つであり、市民会館で映画が放映される際には、必ずおじいちゃんに連れて行ってもらっていました。田舎に住む私にとって、映画を見るということは、見たことのない景色に出会あわせてくれ世界を広げてくれる貴重な時間でした。幼いながらもそれがすごく記憶に残っていて、振り返ると映画が自分の人生観に影響を及ぼし、人生を豊かにしてくれていたことに気がつきます。さらに、その経験の積み重ねが自分を秋田に残してくれたことにも繋がっています。そんな風に映画というのは、直接的にも間接的にも人生に彩りを与えられるような大きな可能性を持っています。今回作るミニシアターでも、そんな映画の持つ可能性を最大限発揮できるような場所にし、自分のような田舎の子どもたちが新しい世界に出会えるきっかけになればいいなと思っています。」

秋田市産業振興部商工貿易振興課 担当者・上遠野 コメント
「ミニシアタープロジェクトを実施する株式会社アウトクロップの栗原さんは、『見えない物語を魅せる』という目標を掲げ会社を立ち上げました。中心市街地の空き店舗を活用して、アートシーンの活性化を目指すという取組を本市としても応援したいと考えており、この度のGCF®実施にいたりました。24歳の栗原さんと23歳の松本さんという、若者の新たな視点での挑戦へのご支援をよろしくお願いいたします。」
 

  • 使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング®

今回、秋田市が取り組むGCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。一方、寄付者は地域支援の想いで寄付をするため、交流・関係人口にもつながる仕組みとして注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の法改正でGCF®への関心はさらに高まっています。GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。 2021年3月時点で寄付総額90億円を突破し、 約1,000プロジェクトが実施されました。

◆「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング®」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/
 

  • □■ プロジェクト概要 ■□

◆プロジェクト名:秋田市内の明治に建てられた建物を改修してミニシアターを立ち上げます!
◆寄付受付サイト:「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング®」(運営: 株式会社トラストバンク)
◆目標金額: 1,400,000円
◆募集期間:令和3年11月12日~令和4年1月31日(81日間)
◆寄付金の使い道:ミニシアターで使用するスクリーンや音響設備、備品等の購入費用
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1494
(注)募集期間は、延長の場合がございます。

株式会社トラストバンクについて
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusato-tax.jp/)を開設。同サイトは、約2億の月間PV数(2020年12月)、契約自治体約1,600自治体(2021年6月)、お礼の品登録数37万点超(2021年6月)を有する国内最大※のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014年9月、「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。
※契約自治体数No.1(2021年7月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2020年9月JMRO調べ)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社トラストバンク

67フォロワー

RSS
URL
https://www.trustbank.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル 7階
電話番号
03-6843-3470
代表者名
川村憲一
上場
未上場
資本金
1億2224万円
設立
2012年04月