凸版印刷とAVITA、資本業務提携
アバター技術で実世界を仮想化することで「誰もが自由に活動できる社会」を創る
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)と、アバター技術やロボット技術を活用したサービスの開発を行う、大阪大学発のベンチャー企業AVITA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石黒 浩、以下 AVITA)と、2021年7月に資本業務提携契約を締結しました。これにより、両社の持つテクノロジーを活用した、デジタルツイン推進に向けた製品/サービスの共同開発を開始します。
■ 背景
昨今、人手不足や新型コロナウイルス感染拡大により、音声認識を活用した自動案内端末やオンライン接客のニーズが高まりを見せています。このような中で、凸版印刷の提供する多言語AIサイネージ「BotFriendsⓇ Vision」や、バーチャル空間上でショッピングを可能にする「IoA Shopping™」をはじめとしたサービスと、AVITAの持つ話者の意図推定に基づく対話戦略技術や人と関わるアバター技術を連携。次世代のアバターシステムを実現していきます。
これにより、両社の推進するアバターの浸透とそれによる社会課題の解決に貢献します。
■ 提携内容について
① 多言語AIサイネージ「BotFriendsⓇ Vision」、デジタルツイン事業構想の高度化
音声操作が可能な多言語AIサイネージ「BotFriendsⓇ Vision」や、アバター(ロボットやバーチャル)を使って、リアル空間とバーチャル空間を行き来する新しいコミュニケーション・体験を提供するデジタルツイン事業構想において、ショッピング、ワーキング、イベント、観光、教育などの幅広い領域に、AVITAが持つ対話に関する技術や、表情豊かなCGアバターを実装。現状のチャットボット式対話から、自然言語処理による自律対話を実現させUX/UI向上を図ります。
② アバター接客で取得したデータの利活用
店頭無人接客端末を使用した際の対話/操作データを、マーケティング分析や販売スキルの伝承/教育に活用。これにより無人接客をアップデートし、さらなる高度化を図ります。
■ 今後の目標
今後、凸版印刷のデジタルツイン領域の事業や「BotFriendsⓇ Vision」に、AVITAのもつ対話戦略技術や、CGアバターを実装させていきます。さらに凸版印刷とAVITAは、両社が保有する技術・ノウハウを融合させ、都市空間や商業施設などにおけるデジタルツインの実現に資する、円滑なコミュニケーションを支援する新たなサービスを開発していきます。
■ AVITA株式会社について
大阪大学大学院基礎工学研究科教授の石黒浩がプロジェクトマネージャーを務める「ムーンショット型研究開発制度」や、テーマ事業プロデューサーを務める「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」などの様々なプロジェクト、および企業との連携によって新たに生み出す研究成果を、社会に実装するため設立された会社です。
社名 | AVITA株式会社(AVITA,Inc.) |
代表者 | 代表取締役CEO 石黒 浩 |
設立年月日 | 2021年6月1日 |
事業内容 | アバターサービス事業、アバタープロデュース事業 |
公式サイト | https://avita.co.jp |
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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