タサン志麻さんのレシピとそのメソッドが一冊に！『きょうの料理おしえて志麻さん！お助けレシピ100』

9月19日発売予定・好評予約受付中！

株式会社ＮＨＫ出版

2023年9月5日 09時50分

NHK出版より『きょうの料理おしえて志麻さん！お助けレシピ100』が9月19日に発売になります。“伝説の家政婦”タサン志麻さんの一生使えるおかず決定版！　「すべての家庭に笑顔の食卓を」という志麻さんの願いから生まれたレシピ集です。

伝説の家政婦・タサン志麻さんのとっておきレシピで、どんな料理の悩みも即解決！

『きょうの料理おしえて志麻さん！お助けレシピ100』9月19日発売！　定価：1,375円（税込）

　「すべての家庭に笑顔の食卓を」という志麻さんの願いから生まれたレシピ集、『きょうの料理おしえて志麻さん！お助けレシピ100』。

　「定番の洋食をおいしくつくるコツは？」「何もつくりたくない日のメニューは？」「子どもが喜ぶ料理は？」本書では、志麻さんが家政婦の仕事をするなかで受けてきたあらゆる料理の悩みや疑問に、とっておきのレシピとエピソードでお答えします。

　「チキンソテー」や「グラタン」といった定番の洋食、「肉巻きしょうが焼き」や「カレーハンバーグ」といったアレンジレシピ、出張先の家庭で子どもたちが100％食べるという野菜のスープ「ガルビュール」など、多彩なレシピ計100品を収載。プロセスカットを多数交えながら、志麻さんの言葉で丁寧につくり方を解説します。

出張先の家庭で子どもたちが100％食べるという野菜のスープ「ガルビュール」

　志麻さんが実践している、料理のテクニックや考え方などのコラムも満載で、読み物としても楽しめます。本書で日々の料理がもっとラクに、もっと楽しくなること請け合いです！

内容

はじめに　すべての家庭に笑顔の食卓を
Chapter1 つくるのも食べるのも楽しみたい（洋風肉じゃが、さけのムニエル、トマトファルシほか）

揚げじゃがいものコロッケ風

Chapter2 あと一品あったなら（フレンチポテトサラダ、キャロットラペ、きのこのマリネほか）

かぶのポタージュ

Chapter3 何もつくりたくない日は（手羽先とれんこんの照り焼き、お好み焼き、パエリアほか）

洋風トマト冷しゃぶ

Chapter4 子どもの笑顔が見たい（タコライス、オーブンでバーベキュー、焼きバナナほか）

ゆで卵のグラタン

わたしのいちばん好きなメニュー

たれ・ソース・ドレッシング
column1 志麻さんの料理の楽しみ方
column2 志麻さんの料理のしかた
column3 タサン家の食卓
column4 タサン家の特別な日
column5 タサン家の食育

あとがき〝家政婦〞は私の原点

タサン家の食卓

「はじめに」より

　家政婦の仕事をするなかで多くの家庭を見てきましたが、「ちゃんと料理しなきゃ」「おいしいものをつくらなきゃ」と必死に頑張って、苦しんでいる方のなんと多いことでしょう。そこで求められる料理も、実にさまざまなものでした。

　共働きで小さい子ども2人を育てている家庭では、子ども向きで栄養のある料理を。夫婦と子ども、そして高齢の両親と3世代で暮らしている家庭では、世代の違う全員が喜んで食べられる料理を。そんなふうに、家庭の数だけ食事にも背景があり、抱えている悩みがあります。そして悩みは違っていても、どの家庭でも、「みんなが笑顔で食卓を囲みたい」という願いは同じでした。

　この本は、そんな私が出合ってきたたくさんの悩みをもとに、悩んでいる方々にとって、少しでも日々の食事が楽しい時間になれば、という気持ちでつくりました。ここで紹介しているレシピは、どれも、実際に私自身が家で何度もつくり続けてきたり、仕事先のご家庭でつくって喜ばれたりしたものばかりです。また、それぞれの家庭に合った形で応用できるように、レシピだけを詰め込むのではなく、そのレシピに至る考え方や調理のコツも、できるかぎり盛り込んだつもりです。

　そして何よりも、私がいちばんにお伝えしたいのは、料理はもっと肩の力を抜いていい、ということ。私にかわってこの本が、みなさんの悩みに寄り添い、力になってくれたらうれしいです。

タサン志麻さん

番組情報

　次回「きょうの料理　タサン志麻の小さな台所～秋」は、9月29日（金）午後0:20 〜午後0:45NHK 総合、10月4日（水）午後9:00 〜午後9:25NHK Eテレ※、10月9日（月）午前11：30～11：55NHK Eテレ※で放送予定です。（※再放送）

本書と併せてぜひ番組でタサン家の秋の食卓もお楽しみください。

著者情報

タサン志麻（たさん・しま）

大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、有名レストランでの研修を修了。帰国して老舗フレンチレストランなどで15年間勤務したのち、結婚を機に「素朴で温かいフランスの家庭料理の魅力を伝えたい」とフリーランスの家政婦に転身。家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約のとれない伝説の家政婦」としてメディアで注目を集める。現在も一般家庭を訪れて腕をふるう一方、メディアへの出演やレシピの監修も行うなど、多方面で活躍中。フランス人の夫と3人の子どもとの5人暮らし。