Kawasaki WorldSBK Team ギャレット・ガーロフ選手が2026年も契約継続

FIMスーパーバイク世界選手権にKawasaki WorldSBK Teamから参戦しているギャレット・ガーロフ選手が2026年シーズンも契約を延長し、Ninja ZX-10RRで参戦します。

株式会社カワサキモータースジャパン

2025年6月27日 18時00分

株式会社カワサキモータースジャパン（本社：兵庫県明石市、代表取締役社長：佐伯健児）は、カワサキモータース株式会社（本社：兵庫県明石市、代表取締役社長：伊藤浩）オフィシャルチーム「Kawasaki WorldSBK Team」のギャレット・ガーロフ選手が2026年シーズンも契約を延長し、FIMスーパーバイク世界選手権にNinja ZX-10RRで参戦することをお知らせいたします。

現在29歳のガーロフは、MotoAmericaで成功を収めた後、ワールドスーパーバイクに参戦。2015年にはスーパースポーツカテゴリーで3位、その過程で2勝を挙げ、彼の実力とさらなるポテンシャルは、2016年と2017年のMotoAmericaスーパースポーツ選手権での連覇によって明らかになりました。

2018年にはMotoAmericaのスーパーバイクカテゴリーに昇格し、2シーズンにわたって参戦。

1年目は5位、2年目は3位にまで順位を上げ、2020年シーズンからは公式サポートを受けるワールドスーパーバイクサテライトチームに迎えられ、 2025年にカワサキに移籍するまで、2つの異なるメーカーでライダーとして活躍したギャレットは、合計8回の表彰台を獲得し、そのうち2回はランキング2位です。

今シーズン、プチェッティ・レーシングが運営する新しいKawasaki WorldSBK Teamの「ローンスター」に就任して以来、このテキサス出身のライダーは、ここ10年以上で最も熾烈な争いが繰り広げられるワールドスーパーバイクのラインナップの中で、着実に進歩を遂げてきました。

カワサキNinja ZX-10RRでワールドスーパーバイクへの公式参戦を継続することは、カワサキが市販車由来のあらゆるレベルのレースを通じてNinjaブランドに徹底的に注力していることを公に示すだけでなく、Ninja ZX-10RとZX-10RRの数々のモデルで達成してきた成功、そして7回のワールドスーパーバイクで優勝を継続するという意欲を強く示しています。

今シーズン、ワールドスーパーバイクへのエントリーリストには新たに加わったものの、Kawasaki WorldSBK Teamは既にパドックで確固たる地位を築いています。

今シーズンはちょうど折り返し地点を迎えており、この早い段階でガーロフ選手と2026年シーズンの契約を結んだことは、Kawasaki WorldSBK Teamがギャレット選手と共に2025年後半だけでなく来年も達成できると考えていることに対する強い信頼の証と言えます。

■ギャレット・ガーロフ選手のコメント

「2026年シーズンに向けてKawasaki WorldSBK Teamと再契約できたことを大変嬉しく思います。チームと、私たちがこれまで行ってきたことすべてに自信を持っています。時には厳しい時期もありましたが、私たちは前進しています。チーム、シーズン前半の進歩、そして彼らが私を信じてくれたことに感謝しています。彼らは私に過度のプレッシャーをかけることなく、素晴らしい対応をしてくれました。彼らがプロジェクトを信じてくれていること、そして私自身を信じてくれていることが分かります。私たちは、これからもNinja ZX-10RRの開発のために力を尽くしたいと思います。Ninja ZX-10RRについて学んだことを基に、さらに発展させていくことにワクワクしています。同じプロジェクト、同じメンバーで、基本的なことを改めて学ぶことなく、継続できることは素晴らしいことです。2026年シーズンは、私たちにとってプラスになると確信しています。」

■チーム代表のマヌエル・プッチェッティのコメント

「ギャレットと引き続き仕事ができることを大変嬉しく思います。彼は私たちにとって真のトップライダーであり、他のトップライダーにも劣りません。今後、より良い結果が生まれると確信しています。私たちのコラボレーションは、今年、新たにカワサキのサポートを受けるチームと共に、スーパーバイク世界選手権（SBK）で始まりました。この成果を大変誇りに思います。また、20年以上にわたり、様々な形で共に歩んできた素晴らしいブランドのために、最善を尽くすという大きな責任も感じています。今年はギャレットと共に着実に成長を遂げてきました。来年はさらに良いステップを踏み、より良い結果を残せると確信しています。ギャレットは本当に素晴らしい人なので、彼と一緒に仕事ができることを大変嬉しく思っています。カワサキと新しいライダーのコラボレーションの歴史を見れば、彼らのスピード、進歩、そしてパフォーマンスは向上するばかりです。」

■カワサキモータース株式会社マーケティング部部長信夫学氏のコメント

「ギャレット・ガーロフ選手がKawasaki WorldSBK Teamへの参戦契約を2026年まで延長したことに、Ninjaファンの皆様はきっとご満足いただけることでしょう。オフィシャルチームとして、彼からのフィードバックは、世界中のライダーのためにNinjaマシンを継続的に開発していく上で大きな力となります。Ninjaブランドは世界的な重要性を誇り、Ninjaコンセプトが生まれたギャレット選手の故郷であるアメリカでも大きな存在感を示しています。私たちはすべてのカワサキファンと共に、2026年の彼の活躍を祈っています。」

2025年シーズンに引き続き、2026年シーズンも Kawasaki WorldSBK Team ギャレット・ガーロフ選手の活躍にご期待ください。

Kawasaki Motors Europe N.V,

Kawasaki And Gerloff Stay Together For 2026