サンシャイン水族館でアクアポニックス水槽の展示を5月25日(木)より開始
“アクアポニックス”の技術確立を目的とした「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」の共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」
本プロジェクトは、水棲生物を飼育展示するプロであるサンシャイン水族館と農業のプロである農家(青梅市:繁昌農園)が在籍する(一社)Iwakura Experienceがそれぞれの強みをお互いに提供し、2022年よりサンシャイン水族館と東京・青梅市岩蔵地域の環境が異なるそれぞれの場所でアクアポニックスを利用した野菜の栽培と魚の飼育を目指して取り組んでいます。
※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-771-bdfb931ba3143b82837ca8affee6388c.pdf
サンシャイン水族館
■5月25日(木)からアクアポニックスの水槽を館内で展示開始
これまでサンシャイン水族館のオフィス内にて、アクアポニックス水槽の実験を進めてきましたが、5月25日(木)からサンシャイン水族館内でアクアポニックス水槽の展示を開始しました。本水槽では数種類の淡水魚を飼育・展示しながら、同水槽の上部にてレタスなどの野菜を水耕栽培し、水の循環を通じて、自然の摂理や生き物同士の繋がりを視覚的に学ぶことが出来ます。
本水槽で栽培された野菜は、爬虫類など飼育生物の餌として利用するほか、バックヤードで主に餌用として飼育されている昆虫への餌としても利用していきます。
一般社団法人Iwakura Experience
2022年6月より、活動拠点である青梅市岩蔵にある旅館「儘多屋(ままだや)」の敷地内に建てたビニールハウス内にアクアポニックスの設備を設置。鯉やナマズの仲間といった 淡水魚を飼育しながら、バジルや春菊、レタスなど、様々な野菜の栽培に挑戦し、2023年5月からは育った野菜の販売を開始しました。
今後は収穫体験やツアー、イベントなどを 実施するなど、岩蔵地域にとっての新たな観光資源としても活用していく予定です。
アクアポニックスとは… 水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた循環型の農法の一種。水槽で飼育される魚の排泄物を水中の微生物が分解し、それらを植物が栄養として吸収することで、浄化された水が再び水槽へと戻る、いわば“自然界の縮図”といえる資源循環の仕組みを利用する環境配慮に優れた次世代の農法として注目されている。 |
■一般社団法人Iwakura Experience
東京都青梅市岩蔵地域を舞台に、農家、シェフ、伝統文化のプロフェッショナルによるコラボレーションで、季節に寄り添うイベントや宿泊ツアーを提供し、岩蔵温泉の活性化に取り組む団体。
地域での農産物を重要な観光資源の1つとして位置づけ、2020年から地域支援型農業(CSA※)にも着手している。
※地域支援型農業(CSA)とは…
特定の消費者が生産者と、農産物の種類をはじめ生産量、価格、分配方法等について代金前払い契約を結ぶ農業のこと。 地域が支える新たな農業の一形態として注目されている。
出典:農林水産省 「農」を支える多様な連携軸の構築
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■サンシャイン水族館 概要
所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
営業時間:9:30~21:00 ※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり
入場料:大人(高校生以上)2,600円~、こども(小・中学生)1,300円~、幼児(4才以上)800円~
※変更の場合あり
問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466 https://sunshinecity.jp
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