消費地近接型物流施設「SOSiLA大阪」「SOSiLA尼崎」の稼働開始について
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)が開発を推進する消費地近接型物流施設SOSiLA(ソシラ)シリーズの「SOSiLA大阪」(大阪市福島区)が本日竣工しました。また、7月15日には「SOSiLA尼崎」(兵庫県尼崎市)が竣工予定です。SOSiLA大阪、SOSiLA尼崎ともに満床稼働が見込まれています。
近年、Eコマース市場の拡大により物流施設の需要が高まる一方、配送トラック・ドライバー、庫内就労者の不足が社会問題となっています。住友商事は、こうしたサプライチェーンにおける社会課題を解決すべく「人と社会を繋ぐ物流施設」をテーマにSOSiLAシリーズを展開し、消費地に近接したラストワンマイル(注1)対応の物流施設開発を進めています。
SOSiLA大阪は、JR大阪駅から3.5キロメートル圏内という好立地に位置し、都市部へのラストワンマイル配送に適しています。また、阪神高速2号淀川左岸線・3号神戸線へのアクセスが良好で、広域配送も対応可能です。さらにSOSiLA大阪は、パッケージングの総合メーカーであるレンゴー株式会社(以下「レンゴー」)の淀川工場跡地に建設したもので、物流不動産業界では画期的な等価交換(注2)の開発手法を採用しています。土地所有者であるレンゴーは、建物の1階と2階の一部を取得し、物流センターや研究所などとして使用します。住友商事は、建物の2階の一部と3・4階の区分床合計約5万2,000平方メートルを取得し、SOSiLA大阪として使用します。等価交換の手法を活用することにより、レンゴーは自社の拠点再編を加速させ、住友商事は希少な消費地近接立地での物流施設開発を実現しています。住友商事は、今後もレンゴーと物流効率化や双方のビジネスシナジーを見据えたさらなる協業も検討していきます。
SOSiLA尼崎は、延床面積約4万4,500平方メートルの施設で、名神高速道路・阪神高速11号池田線に近接し、都市部へのラストワンマイル配送や広域配送に適した拠点です。JR尼崎駅から徒歩約11分という好立地は、働き手にとっても大きな魅力となっています。テナントは日本通運株式会社(以下「日本通運」)の一棟貸しで決定しており、日本通運はSOSiLA尼崎を用いて関西圏での事業拡大を目指しています。
SOSiLAシリーズでは、SOSiLA尼崎(7月予定)を含めて計13棟の物流施設が竣工しており、今後首都圏では「(仮称)SOSiLA八潮」(埼玉県八潮市)、「(仮称)SOSiLA中央林間」(神奈川県大和市)、「(仮称)SOSiLA柏」(千葉県柏市)の竣工を予定しています。また、関西圏ではSOSiLA大阪、SOSiLA尼崎のほか、消費地に近接した物流施設開発を予定しています。さらに今後は、首都圏・関西圏のみならず、全国的に開発を推進していきます。
住友商事は、オフィスビル・商業施設・分譲マンションと並び、物流不動産を不動産事業の「第4の柱」として位置付けています。住友商事が開発を手掛ける物流施設の総延床面積は約100万平方メートル(約31万坪)超(注3)、資産規模は2,600億円超(注4)となっています。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、消費地近接型物流施設の必要性はますます高まっています。今後も、都心や人口が密集するエリアを中心にラストワンマイル対応の物流施設開発を推進し、配送効率化や就労環境の向上に取り組んでいきます。
(注1)ラストワンマイル
物流施設からエンドユーザーまで商品を運ぶ配送の最後の区間。
(注2)等価交換
土地所有者が「土地」を、開発事業者(デベロッパー)が「建築費用」を出資することで建物を建築し、完成した建物を出資比率に応じて所有する開発手法。
(注3)開発を手掛ける物流施設の総延床面積は約100万平方メートル(約31万坪)超
共同事業を含む住友商事が開発に参画した物流施設の延床面積の合計値。
(注4)資産規模は2,600億円超
自社資産に限らず、住友商事が投資するファンドの保有資産なども含む。開発物件は完成時の資産規模を指す。
<参考資料>
■SOSiLA ホームページ :http://sosila.com/
■SOSiLA大阪 物件概要
住所 :大阪府大阪市福島区
交通 :阪神本線 淀川駅徒歩約7分、大阪環状線 野田駅徒歩約11分
アクセス :阪神高速2号淀川左岸線 大開IC(300メートル、車で約1分)
延床面積 :約5万2,000平方メートル(約1万5,700坪)
竣工年月 :2021年5月31日
■SOSiLA大阪 外観写真
■SOSiLA尼崎 物件概要
住所 :兵庫県尼崎市潮江
交通 :JR神戸線 尼崎駅徒歩約11分
アクセス :名神高速 尼崎IC(1,600メートル、車で約5分)
延床面積 :約4万4,500平方メートル(約1万3,400坪)
竣工年月 :2021年7月15日(予定)
■SOSiLA尼崎 外観写真
SOSiLA大阪は、JR大阪駅から3.5キロメートル圏内という好立地に位置し、都市部へのラストワンマイル配送に適しています。また、阪神高速2号淀川左岸線・3号神戸線へのアクセスが良好で、広域配送も対応可能です。さらにSOSiLA大阪は、パッケージングの総合メーカーであるレンゴー株式会社(以下「レンゴー」)の淀川工場跡地に建設したもので、物流不動産業界では画期的な等価交換(注2)の開発手法を採用しています。土地所有者であるレンゴーは、建物の1階と2階の一部を取得し、物流センターや研究所などとして使用します。住友商事は、建物の2階の一部と3・4階の区分床合計約5万2,000平方メートルを取得し、SOSiLA大阪として使用します。等価交換の手法を活用することにより、レンゴーは自社の拠点再編を加速させ、住友商事は希少な消費地近接立地での物流施設開発を実現しています。住友商事は、今後もレンゴーと物流効率化や双方のビジネスシナジーを見据えたさらなる協業も検討していきます。
SOSiLA尼崎は、延床面積約4万4,500平方メートルの施設で、名神高速道路・阪神高速11号池田線に近接し、都市部へのラストワンマイル配送や広域配送に適した拠点です。JR尼崎駅から徒歩約11分という好立地は、働き手にとっても大きな魅力となっています。テナントは日本通運株式会社(以下「日本通運」)の一棟貸しで決定しており、日本通運はSOSiLA尼崎を用いて関西圏での事業拡大を目指しています。
SOSiLAシリーズでは、SOSiLA尼崎(7月予定)を含めて計13棟の物流施設が竣工しており、今後首都圏では「(仮称)SOSiLA八潮」(埼玉県八潮市)、「(仮称)SOSiLA中央林間」(神奈川県大和市)、「(仮称)SOSiLA柏」(千葉県柏市)の竣工を予定しています。また、関西圏ではSOSiLA大阪、SOSiLA尼崎のほか、消費地に近接した物流施設開発を予定しています。さらに今後は、首都圏・関西圏のみならず、全国的に開発を推進していきます。
住友商事は、オフィスビル・商業施設・分譲マンションと並び、物流不動産を不動産事業の「第4の柱」として位置付けています。住友商事が開発を手掛ける物流施設の総延床面積は約100万平方メートル(約31万坪)超(注3)、資産規模は2,600億円超(注4)となっています。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、消費地近接型物流施設の必要性はますます高まっています。今後も、都心や人口が密集するエリアを中心にラストワンマイル対応の物流施設開発を推進し、配送効率化や就労環境の向上に取り組んでいきます。
(注1)ラストワンマイル
物流施設からエンドユーザーまで商品を運ぶ配送の最後の区間。
(注2)等価交換
土地所有者が「土地」を、開発事業者(デベロッパー)が「建築費用」を出資することで建物を建築し、完成した建物を出資比率に応じて所有する開発手法。
(注3)開発を手掛ける物流施設の総延床面積は約100万平方メートル(約31万坪)超
共同事業を含む住友商事が開発に参画した物流施設の延床面積の合計値。
(注4)資産規模は2,600億円超
自社資産に限らず、住友商事が投資するファンドの保有資産なども含む。開発物件は完成時の資産規模を指す。
<参考資料>
■SOSiLA ホームページ :http://sosila.com/
■SOSiLA大阪 物件概要
住所 :大阪府大阪市福島区
交通 :阪神本線 淀川駅徒歩約7分、大阪環状線 野田駅徒歩約11分
アクセス :阪神高速2号淀川左岸線 大開IC(300メートル、車で約1分)
延床面積 :約5万2,000平方メートル(約1万5,700坪)
竣工年月 :2021年5月31日
■SOSiLA大阪 外観写真
■SOSiLA尼崎 物件概要
住所 :兵庫県尼崎市潮江
交通 :JR神戸線 尼崎駅徒歩約11分
アクセス :名神高速 尼崎IC(1,600メートル、車で約5分)
延床面積 :約4万4,500平方メートル(約1万3,400坪)
竣工年月 :2021年7月15日(予定)
■SOSiLA尼崎 外観写真
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