妻が綴り、夫が描く食の絵日記、『ヒゲのガハクごはん帖』。人気画家・山口晃と妻の梅村由美、初の「夫婦合作」エッセイを集英社より10/6(月)に発売!

株式会社集英社

伝統的な日本の絵画様式を自在に取り入れつつ、西洋の画材で描く作風で知られる人気画家の山口晃氏。本書は、妻である梅村由美氏が筆を執り、「食」を軸として夫との日々の暮らしや旅先での思い出などを綴ったエッセイ集です。

梅村氏は、山口晃氏のエッセイ漫画『すゞしろ日記』(羽鳥書店)において、長年“理不尽な”「カミさん」として描かれてきました。丸顔にどんぐり眼で「むはは」と笑い、食欲旺盛。このエッセイは、そんな描写を20年近く許してきた妻の側からの、ささやかな“逆襲”ともいえそうです。


「何でもいい」と言ったとしても、本当に何でもいいなんてことは決してない。そんなややこしい夫(=ヒゲのガハク)の食へのこだわりに振り回される梅村氏の日々は、「ネタ」の宝庫でもありました。自宅で、行きつけの店で、はたまた国内外の旅先で繰り広げられる、凸凹ながらも睦まじい二人のやり取りを、梅村氏の文章と山口氏の豊富な挿画により、絵巻物のように追体験できる一冊です。タッチは軽妙ながら、できあがってみれば全体の7割以上のページに挿画が入るという、かなりの贅沢仕様。山口晃ファンはもちろん、食や夫婦もののエッセイとして、幅広い層に読んでいただける内容となっています。

本書は、2022年11月からウェブメディア「MON ONCLE」でスタートした連載「ヒゲのガハクごはん帖」より17篇を選んで、文・画ともに加筆のうえ、書籍化しています。カバーと表紙は山口氏の描きおろし。梅村氏は本作が執筆デビューです。

◆日々の家ごはん、素敵な外食、旅先でのレアな食体験など17篇を収録!

収録した17篇の舞台は、自宅、作品制作のための出張先、仕事を兼ねて訪れた海外など、さまざま。ガハクが披瀝する食へのこだわりに、ちょっと真似してみたくなるところも? 普段の料理の味付けから、料理店でのハレの食事、おやつにデザート、飲み物まで、テーマも多彩です。

【本書の目次より】

ある日のガハクのごはん帖/お弁当日記――夏の長野の5日間/記憶で巡るヴェネチアごはん/ぐらぐら味噌汁/オレンジだけじゃなかったバレンシア/定番朝食のできるまで/大掃除からの深夜のフレンチ/名もなきジャガイモ料理/コーヒータイムは心の支え/ガハクは生クリームが大好き ほか

◆文章を補いつつ、時にパラレルに展開する山口氏の挿画は160点以上! 

題材となる食体験を共有した二人、夫婦合作であるからこその文と画の一体感とライブ感を、ページを繰るたび味わえます。一方で、山口氏が挿画の中で自身の内なる声(梅村氏へのツッコミも少々)を表現するところもチラホラ。妻目線の文章と、それに呼応する夫目線の挿画&コメントの両方を楽しめるところが、本書の大きな魅力となっています。

文章に合わせてペンや筆で描かれた挿画は、すべてモノクロ。エッセイ中で言及されている、出張先の長野で仕上げた作品1点については、カラーで収録しています。

【ページの一例】

画/山口晃

画/山口晃

【書籍情報】

▪書名:『ヒゲのガハクごはん帖』

▪著者:文/梅村由美 画/山口晃

▪発売日:2025年10月6日(月)

▪定価:2,310円(10%税込)

▪判型・ページ数:A5判・208ページ

▪ISBN:978-4-08-781766-9

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会社概要

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URL
https://www.shueisha.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電話番号
-
代表者名
廣野眞一
上場
未上場
資本金
1億80万円
設立
1926年08月