名勝 「渉成園(枳殻邸/きこくてい)」で「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」を2023年3月4日(土)から3月12日(日)に開催
京都の伝統とともに歩んできた歴史的建造物で、世界で活躍するアーティストと若手アーティストらによるアートの饗宴
歴史ある京都を舞台にしたアーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2023(アーティスツ フェア キョウト)」(主催:京都府、京都新聞、ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会)は、真宗大谷派(東本願寺)とのご縁をいただき、名勝「渉成園(枳殻邸)」(東本願寺飛地境内地)を舞台に、若手アーティストを推薦する「アドバイザリーボード」らによる展覧会を2023年3月4日(土)から3月12日(日)に開催いたします。是非足を運んでみてください。(※若手アーティストによる展示は、2023年3月4日(土)・3月5日(日) のみとなります。)
■渉成園(枳殻邸) 出展アーティスト ※2022年11月24日現在
アドバイザリーボード・ディレクター:13組
大塚朝子(やなぎみわ)/國廣沙織(公募)/澤田光琉(池田光弘)/須崎喜也(公募)/谷平博(伊庭靖子)/村山悟郎(池上高志)/八島良子(Yotta)/山西杏奈(公募)/Rubi(椿昇)
■出展アーティスト(アドバイザリーボード・ディレクター)の代表作品
アドバイザリーボード・ディレクター:13組/若手アーティスト9組
※2022年11月24日現在 ※会場は変更となる可能性がございます。
渉成園(枳殻邸)
1.臨池亭:池⽥光弘、大庭大介、薄久保⾹
2.滴翠軒:鶴⽥憲次、やなぎみわ
3.代笠席:池上⾼志
4.蘆菴:1F 鬼頭健吾、2F 名和晃平
5.傍花閣:椿昇
6.縮遠亭:加藤泉、⽥村友⼀郎
7.閬風亭:若手アーティスト 9組
8.⼤玄関:ヤノベケンジ、Yotta
■各会場について
渉成園(枳殻邸)
1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光から当地(約1 万坪)が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されています。1936(昭和11)年には、文人趣味にあふれる仏寺庭園として、国の名勝に指定されています。
1.臨池亭(りんちてい)1884年(明治17年)再建
滴翠軒と吹放しの廊下でつながり、池に臨んで建てられていることからその名前がつけられています。かつては滴翠軒も含めた2棟を併せて「臨池亭」と呼び、北の滴翠軒に対して南にあるこの建物を「喫茶居(きっさきょ)」と称していました。
主室は八畳二間で、二方に縁(えん)をめぐらして滴翠軒とよく似た外観となっていますが、さらに東側全面に幅一間の緑を張り出し、前面の池との一体感を強調しています。
出展アーティスト:池⽥光弘、大庭大介、薄久保⾹
2.滴翠軒(てきすいけん)1884年(明治17年)再建
書院群の北端に位置し、池に南面して建てられています。「滴翠軒」の名は、その池に落ちる小滝(滴翠)からつけられました。緩やかな屋根が深く軒を差し出し、縁側が池中に張り出しているのが特徴です。池の背景には「キリシマヤマ」と呼ばれる築山があり、南側の生垣とともに他の庭から切り離された作りになっています。内部には、花頭窓(かとうまど)と床脇の半月形吹抜きが印象的な座敷が設(しつら)えられています。
※花頭窓=寺社建築などでみられる、上部が曲線で構成された窓
出展アーティスト:鶴⽥憲次、やなぎみわ
3. 代笠席(たいりつせき)1888年(明治21年)再建
庭園の北部に生垣(いけがき)をめぐらせ、南面して建てられた煎茶席です。前面は間口が三間あり、深さ半間の土間と小縁が設けられ、内部は四畳半二室が東西に並んでいます。
東室では奥の板間に丸太柱を立てて左に天袋を設け、東側には潜口(くぐりぐち)が開いています。西室の正面は、左寄りに赤松の床柱を立てて、床脇には地袋と二重棚が設けられています。西側の壁に、右下を切った下地窓があるのが特徴です。「煎茶三席」の「茶店」として位置づけられ、東側には今も茶畑が設えられています。「代笠席」とは、人里離れた地を訪れた旅人が「笠代わり」に雨宿りする席という意味だと考えられます。
※下地窓:壁を塗り残しただけの簡略な窓。補強のために竹を添え立てる
出展アーティスト:池上⾼志
4.蘆菴(ろあん)1957年(昭和32年)再建
二階建の茶室です。階下は七畳で、西側に床をかまえ、二方に縁がついています。階上は主室四畳半に、台目(だいめ)三畳の次の間を付しています。主室北側を板敷とし、中央に赤松の曲木を立てて左を床とし、右脇には二重棚があります。二方の肘掛窓(ひじかけまど)からは眺望を楽しむことができる煎茶席(せんちゃせき)です。前庭の露地(ろじ)には珍しい形の屋根の中門が開かれています。
「蘆菴」は、江戸時代の文書では「露庵」と書かれており、中国・唐代末(9〜10世紀)の禅僧・雲門文偃(うんもんぶんえん)の言行録から「露」の一字をとり、室内にその扁額(へんがく)をかけていたようですが、現在では違う漢字をあてています。
※台目=茶室に使用される1畳の3/4の大きさの畳
※露地=茶室へと渡る通路。茶の湯の世界を世俗から隔てるための茶庭
出展アーティスト:1F 鬼頭健吾、2F 名和晃平
5.傍花閣(ぼうかかく)1892年(明治25年)再建
園林堂(持仏堂)の東方、山門にあたる位置に建てられています。庭園内には珍しい楼門作りで、左右側面に山廊と呼ばれる階段の入口があり、階上には四畳半の部屋を設けています。部屋の天井中央には磁石板に十二支を配した珍しい図様が描かれています。奔放で軽快な構成と穏やかな数奇屋造の手法を兼ね備えた、園内でも特に個性的な建築です。傍らには桜並木が広がり、春にはその名にふさわしい佇まいを見ることができます。
出展アーティスト:椿昇
6.縮遠亭(しゅくえんてい)1884年(明治17年)再建
印月池に浮かぶ北大島に建てられた茶室です。西側入口の土間から奥へ入ると茶室(抹茶席)があり、四畳間が付く構成をとります。その南端から斜めに続く板間を経て三畳敷の上段の間が連結されており、上段は床を高く支えた舞台造りになっています。
その名のとおり、かつては上段の間から東山三十六峰の一つ、阿弥陀ヶ峰の遠景が縮図のごとく見晴らせたといいますが、残念ながら江戸時代後期にはすでに樹木が繁茂して見えなくなっていました。
出展アーティスト:加藤泉、⽥村友⼀郎
7. 閬風亭(ろうふうてい)1865年(慶應1年頃)再建
殿舎の南端の大広間。軒を深くさし出し、規模の大きな建物ながら、穏やかな姿を見せています。
室内からは、前庭を隔てて東山の阿弥陀ヶ峰を借景とした園池の雄大な風景が満喫できます。また、室内には通常の書院造の間取りとは若干異なり、畳を外せば能が演じられるようになっていました。なお、大広間の北西に続く「嘉楽」と呼ばれる一室は、床と付書院をそなえた八畳敷で、1880(明治13)年7月14日、明治天皇がご休息に使われた場所です。
「閬風」とは、中国・崑崙(コンロン)山脈の頂部にあるといわれる山の名前で、仙人が住むとされており、賓客をお迎えする大書院にふさわしい名前がつけられています。
出展アーティスト:若手アーティスト 9組
大塚朝子(やなぎみわ)/國廣沙織(公募)/澤田光琉(池田光弘)/須崎喜也(公募)/谷平博(伊庭靖子)/村山悟郎(池上高志)/八島良子(Yotta)/山西杏奈(公募)/Rubi(椿昇)
8.大玄関(おおげんかん)1884年(明治17年頃)移築
1880(明治13)年7月、明治天皇が京都に来られ、渉成園で休息された際、本山・東本願寺の境内に残る宮御殿とともに大宮御所から移築を約され、後に移されてきた玄関です。正面四間・切妻造の壮大な車寄に、二間の内玄関が設けられ、内部には八畳二間があります。
また、車寄正面の馬車廻し南側には明治初期に建てられたと思われる「馬繋ぎ(廐)」が当時のまま残されています。
出展アーティスト:ヤノベケンジ、Yotta
会場:京都府京都文化博物館 別館 (京都市中京区三条高倉)
京都新聞ビル 地下1階(京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239)
渉成園(京都府京都市下京区東玉水町)
日程:京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階:2023年3月4日(土)・3月5日(日)
渉成園(枳殻邸):2023年3月4日(土)-3月12日(日)
※渉成園(枳殻邸)での若手アーティストによる展示は、2023年3月4日(土)・3月5日(日)のみ
時間:京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階 / 10:00~18:00(最終入場17:30)
渉成園(枳殻邸) / 9:00~17:00(最終入場16:00)
URL:https://www.artists-fair.kyoto/
入場料:京都府京都文化博物館 別館: 一般 1,000円/ 大学生 500円(要・学生証)/高校生以下 無料( 要・学生証)
渉成園(枳殻邸):一般 2,000円/ 大学生 1,000円(要・学生証)/高校生以下 250円(要・学生証)
京都新聞ビル 地下1階:無料
※2023年3月6日(月)以降の渉成園(枳殻邸)会場の入場料に変更はございません。
※未就学児は無料(要保護者同伴)
※障がい者手帳等をご提示の方と付き添い1名までは無料
〈お問い合わせ〉
ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会
TEL: 075-414-4219 (10:00-17:00 /土日祝休み)
主催:京都府、京都新聞、ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会
後援:京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会
特別協力:真宗大谷派 東本願寺
特別協力: 真宗大谷派 東本願寺について
浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、一般に「東本願寺」と呼ばれています。御影堂には、宗祖・親鸞聖人の御真影ごしんねいを、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。境内建物は江戸時代に4度の火災に遭い焼失しましたが、現在の建物は、全国のご門徒の尽力により、明治時代の再建事業によって完成しました。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌ごえんきの特別記念事業として大規模な修復がなされ、現在、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。
2023年3月25日(土)からは、宗祖・親鸞の誕生850年・立教開宗800年を祝う、記念すべき行事「慶讃法要」が行われます。
真宗大谷派 2023年 慶讃法要について
真宗大谷派(東本願寺)では、来る2023年、宗祖親鸞聖人が誕生して850年、そして浄土真宗が開かれて800年となる年を迎えることから「宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要」が勤まります。
特設サイトURL:https://kyousan.higashihonganji.or.jp/
アドバイザリーボード・ディレクター:13組
若手アーティスト9組 :( )内は推薦アーティスト、又は公募選出者
大塚朝子(やなぎみわ)/國廣沙織(公募)/澤田光琉(池田光弘)/須崎喜也(公募)/谷平博(伊庭靖子)/村山悟郎(池上高志)/八島良子(Yotta)/山西杏奈(公募)/Rubi(椿昇)
■出展アーティスト(アドバイザリーボード・ディレクター)の代表作品
■各会場と出展アーティスト
アドバイザリーボード・ディレクター:13組/若手アーティスト9組
※2022年11月24日現在 ※会場は変更となる可能性がございます。
渉成園(枳殻邸)
1.臨池亭:池⽥光弘、大庭大介、薄久保⾹
2.滴翠軒:鶴⽥憲次、やなぎみわ
3.代笠席:池上⾼志
4.蘆菴:1F 鬼頭健吾、2F 名和晃平
5.傍花閣:椿昇
6.縮遠亭:加藤泉、⽥村友⼀郎
7.閬風亭:若手アーティスト 9組
8.⼤玄関:ヤノベケンジ、Yotta
■各会場について
渉成園(枳殻邸)
東本願寺から東に約200m ほどに位置する名勝庭園「渉成園(枳殻邸)」(東本願寺飛地境内地)。
1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光から当地(約1 万坪)が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されています。1936(昭和11)年には、文人趣味にあふれる仏寺庭園として、国の名勝に指定されています。
1.臨池亭(りんちてい)1884年(明治17年)再建
滴翠軒と吹放しの廊下でつながり、池に臨んで建てられていることからその名前がつけられています。かつては滴翠軒も含めた2棟を併せて「臨池亭」と呼び、北の滴翠軒に対して南にあるこの建物を「喫茶居(きっさきょ)」と称していました。
主室は八畳二間で、二方に縁(えん)をめぐらして滴翠軒とよく似た外観となっていますが、さらに東側全面に幅一間の緑を張り出し、前面の池との一体感を強調しています。
出展アーティスト:池⽥光弘、大庭大介、薄久保⾹
2.滴翠軒(てきすいけん)1884年(明治17年)再建
書院群の北端に位置し、池に南面して建てられています。「滴翠軒」の名は、その池に落ちる小滝(滴翠)からつけられました。緩やかな屋根が深く軒を差し出し、縁側が池中に張り出しているのが特徴です。池の背景には「キリシマヤマ」と呼ばれる築山があり、南側の生垣とともに他の庭から切り離された作りになっています。内部には、花頭窓(かとうまど)と床脇の半月形吹抜きが印象的な座敷が設(しつら)えられています。
※花頭窓=寺社建築などでみられる、上部が曲線で構成された窓
出展アーティスト:鶴⽥憲次、やなぎみわ
3. 代笠席(たいりつせき)1888年(明治21年)再建
庭園の北部に生垣(いけがき)をめぐらせ、南面して建てられた煎茶席です。前面は間口が三間あり、深さ半間の土間と小縁が設けられ、内部は四畳半二室が東西に並んでいます。
東室では奥の板間に丸太柱を立てて左に天袋を設け、東側には潜口(くぐりぐち)が開いています。西室の正面は、左寄りに赤松の床柱を立てて、床脇には地袋と二重棚が設けられています。西側の壁に、右下を切った下地窓があるのが特徴です。「煎茶三席」の「茶店」として位置づけられ、東側には今も茶畑が設えられています。「代笠席」とは、人里離れた地を訪れた旅人が「笠代わり」に雨宿りする席という意味だと考えられます。
※下地窓:壁を塗り残しただけの簡略な窓。補強のために竹を添え立てる
出展アーティスト:池上⾼志
4.蘆菴(ろあん)1957年(昭和32年)再建
二階建の茶室です。階下は七畳で、西側に床をかまえ、二方に縁がついています。階上は主室四畳半に、台目(だいめ)三畳の次の間を付しています。主室北側を板敷とし、中央に赤松の曲木を立てて左を床とし、右脇には二重棚があります。二方の肘掛窓(ひじかけまど)からは眺望を楽しむことができる煎茶席(せんちゃせき)です。前庭の露地(ろじ)には珍しい形の屋根の中門が開かれています。
「蘆菴」は、江戸時代の文書では「露庵」と書かれており、中国・唐代末(9〜10世紀)の禅僧・雲門文偃(うんもんぶんえん)の言行録から「露」の一字をとり、室内にその扁額(へんがく)をかけていたようですが、現在では違う漢字をあてています。
※台目=茶室に使用される1畳の3/4の大きさの畳
※露地=茶室へと渡る通路。茶の湯の世界を世俗から隔てるための茶庭
出展アーティスト:1F 鬼頭健吾、2F 名和晃平
5.傍花閣(ぼうかかく)1892年(明治25年)再建
園林堂(持仏堂)の東方、山門にあたる位置に建てられています。庭園内には珍しい楼門作りで、左右側面に山廊と呼ばれる階段の入口があり、階上には四畳半の部屋を設けています。部屋の天井中央には磁石板に十二支を配した珍しい図様が描かれています。奔放で軽快な構成と穏やかな数奇屋造の手法を兼ね備えた、園内でも特に個性的な建築です。傍らには桜並木が広がり、春にはその名にふさわしい佇まいを見ることができます。
出展アーティスト:椿昇
6.縮遠亭(しゅくえんてい)1884年(明治17年)再建
印月池に浮かぶ北大島に建てられた茶室です。西側入口の土間から奥へ入ると茶室(抹茶席)があり、四畳間が付く構成をとります。その南端から斜めに続く板間を経て三畳敷の上段の間が連結されており、上段は床を高く支えた舞台造りになっています。
その名のとおり、かつては上段の間から東山三十六峰の一つ、阿弥陀ヶ峰の遠景が縮図のごとく見晴らせたといいますが、残念ながら江戸時代後期にはすでに樹木が繁茂して見えなくなっていました。
出展アーティスト:加藤泉、⽥村友⼀郎
7. 閬風亭(ろうふうてい)1865年(慶應1年頃)再建
殿舎の南端の大広間。軒を深くさし出し、規模の大きな建物ながら、穏やかな姿を見せています。
室内からは、前庭を隔てて東山の阿弥陀ヶ峰を借景とした園池の雄大な風景が満喫できます。また、室内には通常の書院造の間取りとは若干異なり、畳を外せば能が演じられるようになっていました。なお、大広間の北西に続く「嘉楽」と呼ばれる一室は、床と付書院をそなえた八畳敷で、1880(明治13)年7月14日、明治天皇がご休息に使われた場所です。
「閬風」とは、中国・崑崙(コンロン)山脈の頂部にあるといわれる山の名前で、仙人が住むとされており、賓客をお迎えする大書院にふさわしい名前がつけられています。
出展アーティスト:若手アーティスト 9組
大塚朝子(やなぎみわ)/國廣沙織(公募)/澤田光琉(池田光弘)/須崎喜也(公募)/谷平博(伊庭靖子)/村山悟郎(池上高志)/八島良子(Yotta)/山西杏奈(公募)/Rubi(椿昇)
8.大玄関(おおげんかん)1884年(明治17年頃)移築
1880(明治13)年7月、明治天皇が京都に来られ、渉成園で休息された際、本山・東本願寺の境内に残る宮御殿とともに大宮御所から移築を約され、後に移されてきた玄関です。正面四間・切妻造の壮大な車寄に、二間の内玄関が設けられ、内部には八畳二間があります。
また、車寄正面の馬車廻し南側には明治初期に建てられたと思われる「馬繋ぎ(廐)」が当時のまま残されています。
出展アーティスト:ヤノベケンジ、Yotta
- 開催概要
会場:京都府京都文化博物館 別館 (京都市中京区三条高倉)
京都新聞ビル 地下1階(京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239)
渉成園(京都府京都市下京区東玉水町)
日程:京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階:2023年3月4日(土)・3月5日(日)
渉成園(枳殻邸):2023年3月4日(土)-3月12日(日)
※渉成園(枳殻邸)での若手アーティストによる展示は、2023年3月4日(土)・3月5日(日)のみ
時間:京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階 / 10:00~18:00(最終入場17:30)
渉成園(枳殻邸) / 9:00~17:00(最終入場16:00)
URL:https://www.artists-fair.kyoto/
入場料:京都府京都文化博物館 別館: 一般 1,000円/ 大学生 500円(要・学生証)/高校生以下 無料( 要・学生証)
渉成園(枳殻邸):一般 2,000円/ 大学生 1,000円(要・学生証)/高校生以下 250円(要・学生証)
京都新聞ビル 地下1階:無料
※2023年3月6日(月)以降の渉成園(枳殻邸)会場の入場料に変更はございません。
※未就学児は無料(要保護者同伴)
※障がい者手帳等をご提示の方と付き添い1名までは無料
〈お問い合わせ〉
ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会
TEL: 075-414-4219 (10:00-17:00 /土日祝休み)
主催:京都府、京都新聞、ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会
後援:京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会
特別協力:真宗大谷派 東本願寺
特別協力: 真宗大谷派 東本願寺について
浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、一般に「東本願寺」と呼ばれています。御影堂には、宗祖・親鸞聖人の御真影ごしんねいを、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。境内建物は江戸時代に4度の火災に遭い焼失しましたが、現在の建物は、全国のご門徒の尽力により、明治時代の再建事業によって完成しました。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌ごえんきの特別記念事業として大規模な修復がなされ、現在、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。
2023年3月25日(土)からは、宗祖・親鸞の誕生850年・立教開宗800年を祝う、記念すべき行事「慶讃法要」が行われます。
真宗大谷派 2023年 慶讃法要について
真宗大谷派(東本願寺)では、来る2023年、宗祖親鸞聖人が誕生して850年、そして浄土真宗が開かれて800年となる年を迎えることから「宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要」が勤まります。
特設サイトURL:https://kyousan.higashihonganji.or.jp/
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