ブラザーの新形状のパルプモールドが国際コンテストで「ワールドスター賞」を受賞
パルプモールド開発の取り組みをグローバルに発信する動画も作成
ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市 社長:池田和史)が開発した、新形状の小型軽量パルプモールド緩衝材が、世界包装機構(WPO: World Packaging Organisation)主催のコンテスト「ワールドスター2025」において、「ワールドスター賞」を受賞した。


ワールドスターコンテストは、包装分野における世界規模のコンテストで、1970年から開催されている。ワールドスターコンテストへの応募資格は、世界包装機構が承認した国・地域レベルのコンテストで入賞した包装に対して与えられる。ブラザーのパルプモールドは、「2024日本パッケージングコンテスト」で入賞したことで、ワールドスターコンテストへの応募資格を得ていた。今回は、40カ国から過去最多の550点の応募があり、そのうち260点がワールドスター賞を受賞した。5月30日には、イタリア・ミラノにて授賞式が開催される予定。
今回受賞したパルプモールドは、緩衝性能を保ちながら小型化・軽量化を実現し、生産や輸送の過程などで生じるCO₂を削減した。また、ブラザーが独自開発した衝撃シミュレーション技術を使用することで、試作回数を減らし、短期間でのパルプモールド開発を実現した。(*1)
なお、パルプモールド開発の取り組みについては、ブラザーのSDGsスペシャルサイト「ブラザー SDGs STORY」で詳しく紹介されている。この中で、関係者へのインタビューや、シミュレーション技術を使ったパルプモールド開発のイメージをグローバルに発信する動画(*2)も公開されている。
https://sdgsstory.global.brother/j/customer/777/(日本語)
https://sdgsstory.global.brother/e/customer/778/(英語)
*1 パルプモールドの特長は、「2024日本パッケージングコンテスト」入賞に関するニュースリリース(2024年8月28日)でも詳しく紹介されている。
https://global.brother/ja/news/2024/240828jpc
*2 動画には日本国内で販売していない製品が含まれている。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像