2021年春ダイヤ改正における終電時刻繰上げの概要について

夜間作業時間の確保による安全性・効率性の向上等を目的に終電時刻を概ね10分程度繰上げます

 東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)では、夜間に行う保守点検作業及び工事(以下「夜間作業」)時間の確保を目的に、2021年春に行うダイヤ改正において、東京メトロ全路線の終電時刻を概ね10分程度繰上げます。

 これにより、働き方改革が求められている中で夜間作業を安全かつ効率的に実施し、お客様へ安全・安定なサービスを提供し続けます。 ご利用の皆さまには何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

【終電繰上げの概要】
1.実施時期 2021年春
2.対象路線 東京メトロ全路線
3.内  容 終電時刻を現行より、概ね10分程度繰上げます。
4.そ の 他  本ダイヤ改正の詳細な時刻は後日別途お知らせする予定です。

 なお、初電の繰下げは予定しておりません。

【都心部における輸送ネットワークを考慮した繰上げ時間の設定】
東京メトロでは、以下の考え方により、終電繰上げを実施いたします。
①首都圏鉄道の終電繰上げ状況を考慮して、全体としての輸送ネットワーク機能の確保並びに東京メトロ線内の終電接続をそれぞれの乗換駅で考慮する必要があるため、全路線で繰上げ時間を設定します。
②東京メトロ路線の特徴としてターミナル駅間の輸送を担っており、それぞれのターミナル駅で他社線との接続を考慮して繰上げ時間を設定します。
③相互直通運転路線においては、相互直通他社線の繰上げ状況を考慮したうえで、繰上げ時間を設定します。

 これらの考え方に基づいて概ね10分程度の繰上げとする計画です。
 東京メトロ線を含め首都圏各路線で繰上げ時間幅が異なっており、東京メトロ線及び他社線との終電の接続が現在と変わることもあるため、接続する列車の事前告知及びご案内を徹底いたします。

【夜間作業時間確保の必要性】
 東京メトロの路線は都心部のトンネルが主体であり、夜間作業に必要な作業用車両は、主として都心部近郊にある車両基地に留置されております。そのため、列車運行終了後に作業箇所まで移動することに時間を要し、作業用車両を用いる夜間作業の正味時間は60分~100分程度になる場合があることから、夜間作業時間の確保は長年の課題となっておりました。


 また、近年、東京メトロでは、列車の安全・安定運行に係る既存設備や構築等の維持更新に加えて、ホームドアや耐震補強、あるいはバリアフリー設備など安全性や利便性の向上に寄与する新たな設備の充実を図っており、これらに伴う夜間作業件数は年々増加傾向(8年前と比較して約1.4倍)にあり、夜間作業時間の確保は喫緊の課題ともなっております。

~夜間作業件数の推移~

 

~ホームドア整備駅数の推移(予定)~

 本ダイヤ改正において終電時刻を概ね10分程度繰上げることで、今後の生産労働人口の減少や働き方改革等への対応が求められる中、夜間作業時間を確保し、これまで以上に夜間作業を安全かつ効率的に実施できるとともに、工事等の工期短縮などの効果も期待できます。また、設備の状態基準保全(CBM)※の開発を進め、設備状態データを活用することで従来の検査周期や検査項目を見直すなど保守点検作業の生産性向上を目指してまいります。
 これからもお客様に「安心な空間」を提供し、より快適に地下鉄をご利用いただけるよう、安全とサービスの向上に努めてまいります。
※状態基準保全CBM:Condition Based Maintenance
(詳細はこちらhttps://www.tokyometro.jp/news/2019/200786.html

■終電時刻繰上げ後の夜間作業時間確保の例(作業用車両を利用した工事の例)

 

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 東京メトロ >
  3. 2021年春ダイヤ改正における終電時刻繰上げの概要について