MoMAK Films 2024「記憶の記録 物語とドキュメンタリー映画」を開催(2024年8月24日、25日)
上映会URL:https://www.momak.go.jp/Japanese/films/2024/momakfilms02.html
京都国立近代美術館では、国立映画アーカイブ(NFAJ)と協力し、NFAJ所蔵の映画コレクションの京都での継続的上映を目指したフィルム・プロジェクトを2007年度から開催しています。
2009年度から、定期上映会「MoMAK Films」を開始し、NFAJが所蔵する約8万本におよぶ内外の名作映画の貴重なコレクションが京都でも鑑賞できるようになりました。本年もNFAJが所蔵する膨大なコレクションを中心に、美術館と映画という視点で展覧会活動とも関連した様々なプログラムを予定しています。
国立映画アーカイブ所蔵作品選集 MoMAK Films 2024
記憶の記録 物語とドキュメンタリー映画
團栗と椎の實 1941年 (松竹大船)(29分・35mm・白黒)
小森はるか監督セレクションのNFAJ所蔵作2本を上映。本作は、清水宏が長篇製作の合間に暇を見て監督した短篇子ども映画。都会育ちの気弱な男の子が、木登りできるようになるというシンプルな物語を、ロングを中心にしたみずみずしいショットと編集のゆるやかなリズムで描く。清水作品の魅力がきらめく名篇。
明日は日本晴れ 1948年(えくらん社)(65分・35mm・白黒)
『蜂の巣の子供たち』(1948)に続く清水の戦後第2作。バス1台のみを使ってロケーション撮影という、戦前の『有りがたうさん』(1936)を想起させる設定だが、戦争や過去の出来事によって傷ついた人々がふとした仕草や台詞によって実存を輝かせるさまは比類なく、戦後の清水の新たな展開を示す重要作と言えるだろう。
ラジオ下神白 あのとき あのまちの音楽から いまここへ 2023年(ラジオ下神白)(70分・Blu-ray・カラー)
福島県いわき市下神白団地の住民の語る思い出を記録し、親しんだ音楽とともにラジオ風に編集してCDで届ける「ラジオ下神白」。2016年からこの活動を行っているアサダワタルさんやその仲間たちは、思い出の曲を歌い手のテンポにあわせて演奏するバンドを結成することに。原発事故で避難してきた下神白団地の方々と「ラジオ下神白」の、音楽の喜びに満ちた記録。
※8月24日(土)15時15分-15時45分 小森はるか監督によるアフタートーク
8月25日(日)11時-11時5分 上映前に監督挨拶あり
上映会概要
MoMAK Films 2024「記憶の記録 物語とドキュメンタリー映画」
日 時|2024年8月24日(土)11時『團栗と椎の實』『明日は日本晴れ』、14時『ラジオ下神白』(アフタートーク)
8月25日(日)11時『ラジオ下神白』(上映前監督挨拶)、14時『團栗と椎の實』『明日は日本晴れ』
※受付・開場は上映30分前に1Fインフォメーションにて行います
料 金|1プログラム 520円(オンラインチケット)
※中学生以下無料
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明)。
※当日に限り、本券でコレクション展もご覧いただけます。
※オンラインチケットはe-tixにてお買い求めいただけます。
https://www.e-tix.jp/momak_films/
定 員|50席
開 場|上映30分前
会 場|京都国立近代美術館
主 催|京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ
上映会のパンフレットはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d47048-776-e5b849ed98814779884608b5059d8b27.pdf
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