ハイチ/ハリケーン「マシュー」学校300校以上に被害【報道参考資料】
10万人以上の子どもが学校に戻れず
※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_92900.html からご覧いただけます。
※本信の画像・動画素材は http://uni.cf/2e2YutP からダウンロードいただけます。
【2016年10月10日 ポルトープランス(ハイチ)/ニューヨーク発】
ハリケーン「マシュー」がハイチで猛威を振るってから1週間が経過し、全国で学校が再開するにあたって、校舎が損壊したり、避難所として利用されていることから、10万人以上の子どもたちが勉強を再開できない恐れがあります。
「少なくとも10万人の子どもたちは、教室がもたらすはずの楽しみ、安全、刺激を得ることができないでしょう」とユニセフ・ハイチ事務所副代表のジーン・メテニア(Jean Metenier)は述べました。「私たちは一日でも早く子どもたちが勉強に戻ることができるようにする必要があります。ハリケーン「マシュー」は、子どもたちから学校や家や教科書を奪いました。しかし、彼らの希望を奪わせてはならないのです」
ハイチ政府による初期の推定報告によると、国内で少なくとも公立学校300校が半壊または全壊しており、また多くの校舎が避難所として使用されています。南県とグランダンス県では、少なくともあと1週間は学校が閉鎖されたままです。
ユニセフはパートナー団体と協力しながら、仮設教室の設置と学校用資材の提供を支援しています。中でも下記の支援を優先的に取り組んでいます:
・損壊した校舎の修復
・生徒や教員がすぐに必要としている、適切な学校用の備品や家具、および教材の提供
・子どもたちに対する社会心理的な支援
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金はすべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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