『家庭画報』日本の伝統工芸を世界へ。香川漆芸とロイヤル コペンハーゲンのコラボレーションを企画
『家庭画報5月号』2020年4月1日(水)発売
株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:秋山和輝)が発行する『家庭画報』は、日本が世界に誇る「香川漆芸」とデンマークの陶磁器ブランド「ロイヤル コペンハーゲン」のコラボレーションを企画、『家庭画報5月号』(4月1日発売)誌上で完成した茶箱2種を発表します。
- ロイヤル コペンハーゲン 「フローラ ダニカ」230周年
一つは、フローラ ダニカのモカカップ5客に、香川漆芸で制作した茶托と茶筒、菓子盆を収納するための「野点茶櫃」、もう一つは二人分のフローラ ダニカティーセットに香川漆芸で制作した茶筒、ロイヤル コペンハーゲンのジャム瓶が収納可能な小函を納めるための「野点小箪笥」です。
【商品詳細】 「フローラ ダニカ 230周年記念 望(のぞみ) 野点茶櫃(のだてちゃびつ)」 220万円(税込) 「フローラ ダニカ 230周年記念 望(のぞみ) 野点小箪笥(のだてこだんす)」 352万円(税込) 【購入方法】 コラボレーション作品は、ロイヤル コペンハーゲンを取り扱うフィスカースジャパン(株)より、2020年4月1日(水)、野点茶櫃を220万円、野点小箪笥を352万円(税込)にて一般に販売が開始されます。また、ロイヤル コペンハーゲン東京本店(東京都千代田区有楽町)にて展示の機会も設ける予定です。 なお、現在、制作が完了している作品は各1点ですが、受注により、追加で各4点(併せて各5点)まで受注制作・販売をする予定です。 |
- 香川漆芸の人間国宝・山下義人さんが手がける「末代物の守り箱」
高度な彫りと色の多彩さで知られる香川漆芸は、江戸時代後期に高松藩の庇護のもと発展。「蒟醤(きんま)」「存清(ぞんせい)」「彫漆(ちょうしつ)」という、特別な三技法を用いた香川漆芸の芸術的な品々は、将軍家や有力大名への進物の品としてしばしば用いられました。今回、監修・制作を努めた、山下義人氏が思い描いたのは子々孫々まで使える「末代物」の茶箱。「正倉院には、宝物を収め、持ち運ぶことの出来る立派な漆の箱があります。中のものを護り、百年先、二百年先にも残そうという箱。そんなものが作れたらと思いながら取り組みました」と語ります。
【監修・制作】山下義人氏(やました よしと) 1951年香川県生まれ。香川県立高松工芸高等学校漆芸科を卒業後、磯井正美氏、田口善国氏に師事。2007年紫綬褒章。2013年重要無形文化財「蒟醤」保持者(人間国宝)認定。香川県漆芸研究所修了者として初の人間国宝に認定された。現在は同研究所にて後進の指導にあたりながら、創作活動を行う。 |
■『家庭画報』とは
1958 年 2 月創刊。毎月1日発売。「夢と美を楽しむ」をテーマに、 時を経ても色褪せない「本物」を追求し、日本の四季、伝統文化、食、おもてなしの心などを美しい写 真とともにお届けしています。「家庭画報の旅」をはじめ、家庭画報ショッピングサロン(通販)、イベント事業等も展開しています。公式HP「家庭画報.com」 https://www.kateigaho.com/
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