「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2025」開催 開催日時:2025年3月13日(木)~3月30日(日)

今年は“イノベーションを続ける日本橋のクラフト”をコンセプトに多様なイベントコンテンツを展開

三井不動産株式会社

本リリースのポイント

  • 3月13日~30日の期間、日本最大級のファッションとデザインの祭典「Tokyo Creative Salon 2025」の一環として、「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2025」を開催。

  • 今年のエリアコンセプトは “Nihonbashi Open Craft”。日本橋に点在するクラフト(手工芸)を扱う店舗や企業と連携し、展示やワークショップを開催。

  • 日本橋三井タワー1Fアトリウムに設置される「Open Craft Park」では、日本橋ならではのモチーフや素材を使用したものを含む約50点のこいのぼりインスタレーションを展示。

  • 和紙漉き、染物、ガラス細工など、クラフト作りの一部を体験できるワークショップでは、クラフトや製品をより深く知る機会を提供。

 東京クリエイティブサロン日本橋2025実行委員会は、東京都内各所で開催される、国内最大級のファッションとデザインの祭典「Tokyo Creative Salon 2025」(以下、「TCS」)の一環として、「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2025」(以下、「TCS日本橋」)を3月13日(木)から3月30日(日)までの18日間、日本橋エリアで開催いたします。

 日本橋エリアは、イノベーションの中心地として、人や文化、技術、知恵など様々なモノやコトの架け橋となり、新たなものを生み出し続けてきました。本イベントでは、“Nihonbashi Open Craft”をエリアコンセプトに、数多くのクラフト(手工芸)が集まり、現存する日本橋で、その価値を生み出す現場にフォーカスしたコンテンツを展開いたします。

開催概要:「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2025」

■エリアコンセプト “Nihonbashi Open Craft“

・開 催 期 間:2025年3月13日(木)~3月30日(日)

・開催エリア:日本橋三井タワー アトリウム・日本橋エリア各所

・主   催:東京クリエイティブサロン日本橋2025実行委員会

・後   援:中央区/一般社団法人中央区観光協会

・エリア公式HP URL :

https://www.nihonbashi-tokyo.jp/tokyocreativesalon-nihonbashi/

※2/13(木)公開、その後順次情報更新予定

エリアコンセプト ~Nihonbashi Open Craft~

日本橋は様々なクラフト(手工芸)が集まり、時代や人の生活様式に合わせて進化を促してきたクリエイティビティ溢れるイノベーションの中心地。

2025年に開催されるTCS日本橋では、日本橋に根付く数多くのクラフトに焦点を当て、普段は見ることのできないクラフトの裏側を垣間見ることによって日本橋の価値を再認識できる、回遊型の体験イベントを ”Nihonbashi Open Craft” をコンセプトに展開いたします。

日本橋という伝統と革新が交錯する街でアップデートされ続ける日本のクラフトに出合う機会を提供いたします。

キービジュアル紹介

本イベントのキービジュアルは、今回の連携先からインスピレーションを得て、日本橋に息づくクラフトをモチーフとした、伝統の中に新しさも感じる色鮮やかなデザインとなっており、連携先のクラフトをベースとした16種類のデザインを展開します。

告知物のほか、イベント拠点となる「Open Craft Park」全体のデザインや、イベントノベルティなどにも使用し、街としてイベントの一体感を高めます。

<木住野彰悟さん コメント>

TCS内の日本橋エリアのキービジュアルでは、TCS企画の一環として、日本橋が持つ魅力を存分に感じてもらうことを大切にしました。TCSという大きな枠の中で、個性の強いマークを作るのではなく、日本橋の街全体を包み込み、参加者とのつながりを感じさせる表現を心がけています。伝統的な風情と現代の洗練が調和する日本橋らしさを、街に息づくシグネチャーアイテムを伝統的な手法でアイコン化することで表現し、昔ながらの日本橋のイメージと質の高さ、品の良さが自然に伝わるビジュアルに仕上げました。

木住野彰悟

アートディレクター・グラフィックデザイナー

東京都出身。2007 年にグラフィックデザイン事務所6D を設立。

企業や商品のビジュアルアイデンティティを中心に、ロゴやパッケージデザイン、空間のインフォメーションデザインまで幅広く活動。近年の主な仕事に「不二家」のリブランディングや「グッドデザイン賞受賞展」のグラフィック、「小田急線登戸駅ドラえもんサイン」「石巻市震災遺構門脇小学校」サイン計画、「LOTTE ZERO」シリーズのパッケージデザインなど。

D&AD、カンヌ、DFA、東京ADC、JAGDAなど国内外のデザイン賞を多数受賞。

コンテンツ詳細

【1】イベントの入口となる拠点会場「Open Craft Park」

イベントの入口となる拠点会場「Open Craft Park」を、日本橋三井タワー 1F アトリウムに展開いたします。

本会場では、メイン展示となるインスタレーションを設置するほか、日本橋各地で展開するイベントコンテンツの総合案内所としての機能も担います。

■「Open Craft Park」での提供コンテンツ

①インスタレーション「日本橋・こいのぼりなう!」

「こいのぼりなう!」は、テキスタイルデザイナー 須藤玲子×デザイナー アドリアン・ガルデール×クリエイティブディレクター 齋藤精一が手掛ける、こいのぼりをテーマにしたインスタレーション。

今回、2008年米国ワシントンDCで初披露された本インスタレーションに、日本橋界隈の企業とのコラボレーションによる、日本橋ならではのモチーフや素材を使用したこいのぼりを11点追加し、日本橋に約50点のこいのぼりが泳ぐ姿を披露いたします。

また、こいのぼりインスタレーションに使用されたテキスタイル(布)を実際に触っていただける「触って布」のコーナーも同時に展開し、素材の面白さを実際に体験できるスペースをご用意しています。

『須藤玲子:NUNOの布づくり』展示風景 水戸芸術館現代美術ギャラリー 2024年 Photo. Masayuki Hayashi
『こいのぼり』展示風景 フランス国立ギメ東洋美術館(パリ)2014年 Photo. Studio Adrien Gardère

<新規作品連携企業>

イチマス田源(呉服)/小津和紙(和紙)/竺仙(浴衣)/東レ(合繊繊維・テキスタイル)/東レ合繊クラスター(合繊繊維・テキスタイル)/にじゆら(手ぬぐい)/日東タオル(タオル)/ブルーミング中西(ハンカチ)/丸久商店(手ぬぐい)/みやこ染(染料)/梨園染 戸田屋商店(手ぬぐい)

※五十音順

<須藤玲子さん コメント>

私たちが「こいのぼり」を最初に飛ばしたのは、2008年米国ワシントンDCで日本文化を紹介する展覧会でした。その時の展示ディレクター、アドリアン・ガルデールと打ち合わせをする中で、日本の伝統行事である「鯉のぼり」の話となり、それを基にアドリアンがロケットにも鳥にも見えるような抽象的な「こいのぼり」を提案しました。そこからNUNOとアドリアンスタジオ協働の「こいのぼり」インスタレーションが誕生したのです。今回は映像も加わり、素材を触れる事ができる「触って布」もあり、まさに五感で楽しむテキスタイルインスタレーションとなっています。

Photo. Masayuki Hayashi

須藤玲子

茨城県石岡市生まれ。株式会社 布代表。東京造形大学名誉教授。2008年より良品計画、山形県鶴岡織物工業協同組合、株式会社アズ他のテキスタイルデザインアドバイスを手がける。2016年より株式会社良品計画アドバイザリーボード。毎日デザイン賞、ロスコー賞等受賞。

日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術を駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、東京国立近代美術館他に永久保存されている。

Photo. Tony Wu/Yuz Museum

アドリアン・ガルデール(Adrien Gardère)

1972 年フランス生まれ。近代文学を学んだ後、パリの国立高等装飾美術学校にて家具職人として、また家具デザイナーとして修業を積む。2000 年にスタジオ・アドリアン・ガルデール(SAG)を設立し、12 年間で12 の美術館を国際的に著名な建築家とともに設計した。これらのプロジェクトに加え、世界各地で60 以上の企画展を設計。同スタジオの作品は、建築家SANAA とのルーヴル美術館ランス別館(2013 年)でアイコニック賞と銀の定規賞、建築家デイヴィッド・チッパーフィールドとのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(2020 年)でRIBA ロンドン・アワード2020 など、数多くの賞を受賞している。2020 年、建築アカデミー財団メダルを受賞。

Photo. Muryo Honma (Rhizomatiks)

齋藤精一

パノラマティクス主宰/クリエイティブディレクタ ー

1975年神奈川県伊勢原市生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学ぶ。

2006年に株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。

社内アーキテクチャ部門を率いた後、2020 年に「CREATIVE ACTION」をテーマに、地域デザイン、観光、DX等を手がけるデザインコレクティブ「パノラマティクス」を結成。

グッドデザイン賞審査委員長。2025 年大阪・関西万博 EXPO 共創プログラムディレクター

②日本橋のクラフトを様々な手法で紹介「Open Craft Gallery」

回遊先となる店舗を様々なアプローチでご紹介します。

店舗で取り扱っている商品の展示や、回遊先店舗の魅力を収めた動画の放映、スタンプラリー企画などを展開することで、思わず店舗を訪れたくなるきっかけづくりを行います。

また、実際に店舗へ足を運べるよう、マップの掲出や店舗をご紹介するカードの設置、また、休日にはオリジナルのガイドツアーも予定しています。(予約制/当日空きある場合受け入れ可※予定)

展示品の例
展示品の例
スタンプラリー企画 ノベルティイメージ

Open Craft Park

実施場所:日本橋三井タワー 1F アトリウム

実施時間:イベント開催期間中の11:00~20:00(展示の鑑賞は施設の営業時間に準ずる)

※予定

【2】日本橋各地に点在するクラフトを各店舗で鑑賞・体験「Open Craft Branch」

日本橋に点在する、手工芸・クラフトを扱う店舗や企業と連携し、展示やワークショップを行います。

Open Craft Parkに展示する「こいのぼり」をモチーフにしたワークショップや、春を感じられる桜をテーマにしたワークショップなど、クラフト作りを自身の手でも一部体験することで、製品についての理解を深めます。

また、展示を実施する店舗では、今回のテーマに合わせ特別に工芸品の展示を実施したり、作り手のコメントを一緒にご紹介するなど、クラフトをより深く知る機会をお届けします。

展示/ワークショップ ※一例 他企画はWEBサイトで随時ご案内します

【ワークショップ】

小津和紙/紙漉き体験

日時:3月15日(土)10:30~12:30 (午前の部)/14:00~16:00 (午後の部)

場所:小津本館ビル1階

内容:手漉き和紙体験工房で行われている人気の透かし和紙体験を実施します。

   今回は春をテーマにしたデザインでの開催です。 ※所要時間15分程度

募集・受付方法:当日先着順(10時より番号札配付)定員になり次第受付終了

        事前予約不可・団体申込不可

【ワークショップ】

Made in 日本橋/ガラス鯉のぼり作り                                            

日時:3月17日(月)、3月24日(月)、3月30日(日)各日 10:00〜/13:30~

場所:MADE in 日本橋(日本色素本社ビル 3F)

内容:カットしたガラスや棒状、ナギット(玉)のガラスを組み合わせたものを電気炉で焼き付けるフュージングというガラス工芸の技法を使ってオリジナルのガラス鯉のぼり作り。大人の方は勿論、お子様でも楽しみいただけます。

※他ワークショップのご用意もございます。募集・詳細はこちら:https://made-in-nihonbashi.com

【ワークショップ】

ブルーミング中西/「くるみボタン」ワークショップ

日時:3月13日(木)、3月27日(木)

   ※両日とも14:00~15:00にご入店のお客様 先着15名

   ※インスタグラムのフォローが条件となります。

場所:CLASSICS the Small Luxury 日本橋人形町店

内容:ハンカチの端切れ生地を使用し、かわいらしい「くるみボタン」を制作するワークショップです。※体験時間15~30分程度

【展示】

三重テラス/「三重グッドデザイン」&「みえの食セレクション」選定品フェア

日時:3月13日(木)~3月30日(日)10:00 〜 20:00 会期中無休

場所:三重テラス1階ショップ

内容:伝統産業・地場産業の機能性やデザイン性に優れた商品やこだわりがぎゅっと詰まったおいしい三重の産品を展示販売します。

昨年の様子

連携企画:日本橋髙島屋「Bridge ~ suzusan and Japanese Handcrafts ~」

有松鳴海絞りの伝統に現代的な解釈を加え、ファッションや照明、ホームコレクションを通じて新たな価値を創造する「suzusan」と、アートや工芸の領域を超えて普遍的な問いを探求する「GALLERY crossing」がコラボレーションし、伝統と現代を結ぶ工芸の魅力を紹介。

会場では「suzusan」の最新コレクションに加え、両者がキュレーションした現代作家4名による作品を展示・販売します。

さらに、3月23日(日)には、伊藤園×suzusanのコラボレーションによる、お茶セミナーや有松鳴海絞りを体験できるワークショップを開催します。

<開催概要>

 開催日:3月19日(水)〜 3月25日(火)

     ※ワークショップは3月23日(日)10:30~・14:30~の2回開催

 会 場:日本橋髙島屋S.C. 本館1階 正面イベントスペース

     ※ワークショップは日本橋ガレリア コミュニティスペースで開催

 問合先:日本橋髙島屋S.C. 03-3211-4111(代表)

開催概要:「Tokyo Creative Salon 2025」

   テーマ「QUEST さがそう 創造性・美意識の探求」

・開 催 期 間:2025年3月13日(木)~3月23日(日)

・開催エリア:日本橋、丸の内、銀座、有楽町、赤坂、六本木、

       渋谷、原宿、新宿、羽田

・主   催:東京クリエイティブサロン実行委員会

・公式HP URL:https://tokyo-creativesalon.com/

■⽇本のクリエイティビティを再発見し、世界へ

日本人におけるクリエイティビティへの⾃信は、他国と比べて極端に低いと言われています。しかし、TCSは、その現状を打破し、東京を世界のトップクリエイティブシティへと導くことを目指し、クリエイティブの可能性を追求し続けています。2025年は、日本が誇る知恵や技術、そして美意識を「再発見し、再定義」することを目的に掲げ、「QUEST|さがそう〜創造性・美意識の探求〜」をテーマに様々な活動を展開します。世界から注目される地域づくりや見過ごされてきた知恵や技術、創造性に光を当て、多くのクリエイター、企業、地域が共に未来を創る場を提供します。

三井不動産グループのサステナビリティについて

三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。 ​

また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。​

【参考】

・「グループ長期経営方針策定」

 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/

・「グループマテリアリティ」​

 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality

すべての画像


会社概要

三井不動産株式会社

214フォロワー

RSS
URL
-
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号
-
代表者名
植田 俊
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1941年07月