フューチャーアーキテクト、島根銀行に導入した「次世代バンキングシステム」が稼働開始

フルオープンAPIを備えた勘定系システムで地域金融機関のDXを実現

フューチャー株式会社

フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷口友彦、以下フューチャーアーキテクト)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾吉孝)との業務提携に関する基本合意に基づきSBI地方創生バンキングシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:木村紀義)に提供する「次世代バンキングシステム」を、株式会社島根銀行(本店:島根県松江市、取締役頭取:長岡一彦、以下島根銀行)に導入し、当初の計画通り2025年7月22日に安定的な稼働を開始したことをお知らせします。

「次世代バンキングシステム」の導入は、本プロジェクトで2行目です。構築にあたっては、これまでのノウハウをベースに効率化を図り、導入1行目の福島銀行の稼働から1年で本番稼働を実現しました。フルオープンAPIを備えた勘定系システムによって外部連携を迅速にし、これまで「維持・保守」に集中していた金融機関のシステム投資を「戦略」中心に切り替えていくことで、地域金融機関のDXを実現します。

島根銀行は2025年4月に開始した新中期経営計画において「ふるさと山陰活性化プロジェクト」を掲げ、地域との関わりや地域社会との連携を意味する「ローカルエンゲージメント」の向上を目指しています。フューチャーアーキテクトは、島根銀行の IT 戦略パートナーとして銀行業務とシステムの理想像をともに描き、「次世代バンキングシステム」を構築しました。デジタルシフトによる「事務の効率化・省力化」「人員の再配置」「営業体制の効率化」を実現し、地域活性化のエンジンとして貢献します。

「次世代バンキングシステム」は、フューチャーアーキテクトが全国30行以上の地域金融機関の改革を支援してきた実績とノウハウをもとに、地域金融機関に求められるバンキングサービスを再定義し、構築したものです。多数の採用実績のある最新テクノロジーを用いてゼロベースで最適を追求したクラウド型基幹系業務システムで、業務プロセスを整理し、勘定系コア機能をシンプルにしたアーキテクチャを採用していることが最大の特長です。全てのバンキングサービスをAPIで提供できるため、制度変更や新しいサービスの拡充に柔軟かつスピーディに対応できるほか、銀行ごとに異なるビジネスルールや商品、サービスをルールエンジン化することで、コアプログラムに修正を加えず、新たなキャンペーンの展開や既存サービスの改修が短時間かつ低コストでできます。さらに、各システムに分散する顧客情報を一元化することで、リアルタイムデータを活用した経営分析や戦略立案を可能にし、窓口用の専用端末を不要とする店舗業務のデジタル化によって、コスト削減や業務効率化を図ります。

※「スマホBank(個人IB)」「Fintech連携API」「ATM」「全銀他」等の対外接続系「SBI金融クラウド(AWS)」はSBI グループの提供です。

フューチャーアーキテクトは、科学的なコンサルティングアプローチと技術力で地域金融機関のビジネス変革や経 営戦略の実現を IT と経営の両面から支援し、今後もお客様とともに新たな価値を創造します。

■次世代バンキングシステムの主要システムと特長

次世代バンキングシステムは以下の主要システムで構成されています。勘定系システムのみならず、情報系システム、営業・融資支援システム、営業店システム、インターネットバンキングシステム等を包含し、地域金融機関に求められる業務機能の全域をカバーしています。

●主要システム

・スリムかつコンパクトな『勘定系システム』

・リアルタイムデータを提供する統合データマートを活用した『情報系システム』

・営業・融資業務の効率化を実現する『FutureBANK』

・顧客チャネル拡大に柔軟に対応する『外部API基盤』

・スマートフォンやタブレットに最適化された先進的UIを提供する『個人・法人インターネットバンキング』

 

●特長

1.ビジネスの変化に柔軟かつスピーディに対応

勘定系コア機能をシンプルかつスリム化し、変化に強い先進的なアーキテクチャを採用。銀行ごとに異なるビジネスルールや商品、サービスをルールエンジン化することで、コアプログラムに修正を加えることなく、新しいサービスの拡充や制度変更に柔軟かつスピーディに対応。

2.バンキングサービスのAPI化によるデジタルチャネルの拡充

全てのバンキングサービスがAPIで提供可能。『個人・法人インターネットバンキング』や『外部API基盤』を介して、お客様やFintech事業者をはじめとする提携事業者に様々な金融サービスを提供し、アクセスチャネルを多様化。

3.営業・融資業務をワンストップに。店舗業務をデジタル化

業務領域ごとに分散していたシステムやツールを統合し、営業店と本部が業務をワンストップで遂行できる環境を整備。窓口用の専用端末を別途用いることなく、営業店におけるすべての業務を汎用PCやタブレット端末のみで完結するため、省スペース化と完全ペーパレス化を促進。店舗業務改革による、業務効率化を実現。

 

4.リアルタイムデータを活用したマーケティングや経営戦略策定を支援

スリムかつコンパクトな『勘定系システム』や『FutureBANK』で管理するデータを『統合データマート』にリアルタイムで連携。マーケティングや経営分析レポートなど目的にあわせたデータ利活用を可能とし、業務効率化や機動的な経営戦略の推進をサポート。

 

*参考プレスリリース

フューチャーアーキテクト、島根銀行の DX 推進を支援

2025 年の本稼働へ向け「次世代バンキングシステム」2 行目の導入

https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_JisedaiBankingSystem_20230130.pdf

 

フューチャーアーキテクト、福島銀行に導入した「次世代バンキングシステム」が稼働開始

クラウド型基幹業務系システムにより地域金融機関の投資を「維持・保守」から「戦略」に

https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_FAJisedaiBankingSystem_240716.pdf

■本件に関するお客様からのお問合せ先

フューチャーアーキテクト株式会社 小松

お問い合わせフォーム : https://www.future.co.jp/apps/contact/fai/project_experience_entry.php

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会社概要

フューチャー株式会社

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URL
https://www.future.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー
電話番号
03-5740-5721
代表者名
金丸 恭文
上場
東証プライム
資本金
40億円
設立
1989年11月