【すみだ水族館】「日本空間デザイン賞」「日本サインデザイン賞」で金賞を受賞
いきもの生態からデザインした“人工のすみか”の企画展「カタチとくらし」
本企画展は、小さないきものの姿形や習性にちなんでデザインした“人工のすみか”を6つの水槽内に設置し、いきものの暮らし方を観察できる展示として、2020年1月31日から2月29日、6月15日から7月14日に開催しました。
“人工のすみか”は、当館の飼育スタッフ監修の元、藤井 北斗氏(hokkyok株式会社)によって、いきものの体の形、模様、習性などから、それぞれの生態の特徴が際立つように、オブジェのような人工構造物を用いてデザインされました。
「日本空間デザイン賞」は、日本で唯一かつ最大の空間アワードで、空間デザインの新しい価値を導き出し、日本から優れたデザインを世界に発信することを目的としています。ショップ空間や博物館・文化空間といった11のカテゴリーで金賞・銀賞・銅賞が選定されます。今回、そのデザイン性の高さと、無機物な構造物に実際にいきものの暮らすことで完成する融合性が評価され、「エキシビジョン、プロモーション空間」カテゴリーで『金賞』を受賞しました。
また、「第54回日本サインデザイン賞」では、応募作品数315点の中から『金賞』に選ばれるとともに、『日本サインデザイン招待審査員賞』を受賞しました。これらの名誉ある賞をいただいたことを受け、2021年2月頃に本企画展を開催する予定です。詳細は改めてお知らせします。
すみだ水族館は、今後も新たな展示手法に挑戦しながら、いきものの魅力を発信してまいります。
※1 一般社団法人日本空間デザイン協会と一般社団法人日本商環境デザイン協会が共同主催し、国内外の優秀なデザイナーや、卓越したデザイン作品を発掘し、評価をすることを目的とする日本で唯一かつ最大の空間アワード。
※2 公益社団法人日本サインデザイン協会が主催する、優れたサインデザイン作品を広く社会に伝え、サインデザインの普及および啓発をはかることを目的として、1966年以来続けられてきたわが国で唯一のサインデザインに関する顕彰事業。
【「カタチとくらし」展示紹介】
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